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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

肩が重い、コムパイラ

2014-04-07 | テクニック
相変わらず肩の具合いが悪い。着替えも、シャムプーも、バスタオルも上手く使えない。関節から鎖骨まで痛むので気分が悪い。全身状態が悪いので冴えない。金曜日は石切場で「農民」と付き合ったのだが、右手をあまり使えなかったので、制限を加えることで、とても高度な技術を駆使した。痛みを堪える呻きを抑えることは出来なかったが、それでも無理をして動かすのと、幾らかは動かせるようになった。就寝中はそれほど苦しむことはなくなったのだが、やはり重く病めるので気が晴れない。

日曜日は半年ぶりにパン屋が開いた。それを楽しみに走りに出かけることにした。ショーツに長袖で沢沿いの道を走り出して、12分2030歩、長い谷を詰めて34分、駐車場に戻って54分7450歩であった。大分汗をかいた。特に谷からの長い上りでの足が辛かった。肩が悪いだけで体全体のバランスも崩れている。下りに、ライヴァルのばあさんにすれ違うと息子さんとは異なり男友達と一緒だった。長く日曜日にここを走っていなかったので、最近の事情は知らなかった。

車に戻ると、「町医者」から電話で、南プファルツに出かけるということだったが、肩の調子が悪いので折角の天気でも出かけられない。週末はシャワーがあったのでよくはないだろうが、条件はそれほど悪くはないであろう。

週末は、LINUXに掛かり切りであった。チョットしたことでもなかなか思うようにいかないのは慣れであるからしかたがないが、最終的にはコムパイラーなどしなければ思うように使いこなせないのはUNIXなどと変わらなそうで、仕事で使いこなすまで時間がかかりそうである。もちろん、肘を上げて打鍵していると肩が痛む。



参照:
システム疲労を起こす前に 2014-04-05 | テクニック
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック
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システム疲労を起こす前に

2014-04-05 | テクニック
セキュリティー・エッセンシャルスを動かす。この機会に一度掃除をしておく価値があるからだ。案の定、他所からとってきたPCを改造して、新たに設置したハードディスクのXPから四つほどのアドウェア―などが見つかった。一つ二つは、承知していた被害の元で、宣伝などのポップアップサイトが開いてしまうために、ブラウザー交換の原因となったものである。フィアーフォックスに感染していたものである。ある意味こうして見つかったことで、この無料のソフトが機能することも分かったが、通常の検出では駄目で完全検出で時間を掛けなければいけなかったのだ。

一回に二時間から五時間ほどかかる完全検出は頻繁には出来ないが、調子がおかしいと思ったところで定期的にやっておく必要があったのだ。序にWIN8のディフェンダーでも完全検出を行う。メモリー以上にプロセッソーに負担をかけるようであるが、時間のあるときにやっておくと安心である。仕事で忙しいときに限ってPCなどがブレーキになると致し方がないことになるのいつものことだからである。その後、WIN8を8.1に無料アップデートしたが、どうも立ち上がりが悪くなったようで気に食わない。あまり調子が悪いようなら元に戻すしかなさそうである。

エッセンシャルスは、XPのビジネスとホームの二種類で、「これでアップデートは終わりで、今後は危険なのでOSを替えろ」と表示して、危険信号の黄色を出す。しかし、もう一つのXPビジネスでは以前のまま緑色が表示される。この違いは、業務用と個人用の差異だけでなくて、XPビジネス自体の種類によるようである。

同時に将来性を考えてLINUXへの移行を徐々に進めているのだが、使い慣れていないだけでなく、同じPCでもそれほど快適な環境が得られないことに少し当惑している。最近の快適なウィンドーズとPCの発展に慣れてくると、遊びには良くても仕事に使うには大分ハードチューニングをしなければいけなさそうで、これも結構時間が掛かりそうである。

曇り空で体調が良くない。暖かいのだが陽射しがないとどうしても疲れの方が先にたって積極的になれない。肩の故障は相変わらずで日常生活にも支障をきたしていて、洋服の着脱に悲鳴が上がる。肩慣らしに石切り場にでも出かける心算であるが、さてどうなるか?



参照:
ハードディスクの接続タイプ 2014-03-24 | テクニック
新品PCのような軽やかさ 2014-03-16 | テクニック
ハインリッヒVIに一矢 2014-04-03 | アウトドーア・環境
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ハードディスクの接続タイプ

2014-03-24 | テクニック
四月のXPサーヴィス終了を考えてPCの構築に日曜日を費やした。調べてみると、ワークステーションで使っているハードディスクのタイプは古くなっていて、適当な価格ではそれほど大きくなものに替えられないことを知った。そこで、ハードディスクの増強を諦めて、外付けディスクを誤魔化しながら使って、壊れるまで使うことにした。

昨年購入したHDは1TBの容量で安かったのだが、接続はSATAで、他所からお払い箱で取ってきたPCに取り付けたのだった。しかし、使用中のワークステーションはSCSIかIDE(ATA)接続なので、現在二個使っている容量70GBの倍ぐらいのものでも、その1TBのものと同じ価格となるのであった。

月末までに新たなシステムの構築を完了させておかないと、サーヴィスが受けにくくなる。ディスクを初期化して、新たにXPをインストールするならば今の内だからである。

今ここで完成したPCは少なくとも先二年ほどは現状維持することになるので、出来る限り完動状態にしておかなければいけないので、先ず掃除をした。兎に角、システムを堅牢にしておくために時間が許す限り手間をかける。

二週間ほどでまだ何が出来るかわからないが、システムが壊れたときのことも考えながらの自己防衛体制を築いていくしかなさそうである。外付けのHDもUSB2を使うので限界があるが、将来性を考えれば上手に発展解消するしかなさそうである。

朝は疲れを取るためにも少しだけ走った。朝が遅かったので、歩くのも不自由な森の中を走ってみたが、足元が悪いのでなかなか上手く走れない。丸太を越えたり、斜めの道を駈けたりするので、足の裏を上手に使わなければこけてしまう。その意味からは良いトレーニングなんかもしれないが、三十分ほどで汗を掻いてもあまり爽快な感じは残らなかった。



参照:
新品PCのような軽やかさ 2014-03-16 | テクニック
駄目で元々のSCSIカード 2013-05-31 | テクニック
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求められる汎用性と調整力

2014-03-19 | テクニック
先日チョークを注文した。初めて購入したチョークボールがかすかすになってしまったからである。最初はばかすかと手についた粉が、殆どつかないようになってきたからである。こういうものかと思ったが、あまりに不経済な感じなので、よさそうなものを探した。するとザイルのベアール社が出しているので、それを探すと送料などを含めて、ミュンヘンのシュスターに辿り着いた。先日エーデルリット社の安全ベルトを送り返したところだった。

二袋で十ユーロもしないのに送料無料では悪いと思って、バンドシュリンゲを同時に注文した。11ミリ幅以上のものをイタリア製ロールンロックと使いたかったのだ。エーデルリットのダイニーマの120CMものがあったので、これを使おうと思った。実は今までマムムートのチェーンを使っていたのだがその重量が110Gを超えていて、最近は使いにくいと感じ始めたので ― 実はそれを人工登攀にも流用できると考えて購入したのだったが、今やそのようなアブミが必要な局面で様々な方法が使えるので必要なくなった事情もある ―、その代わりにバンドシュリンゲ47Gとロールンロック80Gをあわせて使うことでより汎用できると感じたからである。

特に新しいペッツルの説明書では、ドイツ式の懸垂下降時のプルージックの使い方がもはや推奨されていなくて、フランス式の同じ場所からのプルージックが図示されて推奨されているからである。勿論フランスの会社だから当然なのだが、メーカーの推薦を今後採用することに決めたので、その時の長さ調整にロックンロールを使ってみようと考えたのだ。ドイツの指導員とは議論が生じそうであるが、メーカーの正しい使い方を主張としてみよう。

そこで、このバンドシュリンゲを使うのと同時に、所謂縦列確保支点連結方にもサブのシュリンゲとしてこれを同時に使えて、更に必要ならば中間支点にも使えるようにするのだ。勿論、非常時にはロールンロックをプルージック登りに使えば、本格的に中空のザイルを登ることも可能になる。

月曜に夕方少しだけボールダーに立ち寄った。めぼしい成果はなかったのだが、ブライトヴァントの一番簡単な場所を試してみた。前回よりも三手ほど先に進められたが、最後の乗り越しまで行かなかった。それでもその前の動きは我ながら芸術的だと思える一手で、このようなことが身につくと名人に近づきそうである。思い描く一挙手一歩と身体の動きの調整は、その見る目を養うことと同時に極限までの調整力に近づくのでスポーツの醍醐味でしかない。ボールダは、正しく腕力とは対極にあると思ったが、同時に其処でであったボールダ御兄さんと話していると、やはり身体をフィックスして押さえつけるだけの体幹の強さが求められているようだ。



参照:
欲しかった大人の玩具 2013-08-02 | アウトドーア・環境
アメリカ製の素晴らしさ 2013-10-09 | テクニック
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新品PCのような軽やかさ

2014-03-16 | テクニック
先週のミュラーカトワール醸造所での試飲会の記憶を忘れないうちに書き留めなければいけない。しかし、持ち帰ったワインをもう少し試したいのである。

さて、メモリー増設は上手く行った。第一二目のスロットから各々256MB8CH のRIMMを二枚抜いて、第三四目のスロットのダミーであるCRIMMと称するものを抜く。そこで先ず第一スロットに512MB16CHを押し込み、第二スロットにも同じように差し込む。開いた第三四目のスロットに抜いた既存のものを其々差し込む。

増設完了である。早速ワークステーションを立ち上げると直ぐにメモリーの配置が変わったとバイオスが知らせてきたので、BIOSを開いてそれを確認する。しっかりとメモリーの各々の配置と数値が画面に表示される。チャンネル数、容量、ECCなど購入した通りであり、完動していることがこれにて示され、問題が生じないことが予想された。

XPを立ち上げて、パフォーマンス分析を先ず開く。メモリーの挙動は頂点に達しても直ぐに減衰する形で鋭いパルス状の挙動となり、ハードディスクもそれに応じて収まるのがとても速く直ぐに動かない状態となる。予想外なのはプロセッサーの動きで、メモリーの挙動に合わせて比較的素早い動きで稼働することになり、以前よりも頻繁に動くようになっている印象である。兎に角、立ち上がり後の終了がとても速くなっている。

そこで、様々なソフトウェアーなどを開いていくが、予想以上に反応が良くなっていて、時間が掛かったのはやはりブロウザーのマルチタスクで、全てのタグの内容をリロードするのにメモリーが働く。そして完了すると直ぐに落ち着くのである。つまり、ネットサーフィン時などの反応がとても良くなった。

操作感からすると、殆ど最新式のPCを購入したてのような快適さの軽さがあって、これは予想をはるかに超えた。また画像処理などの比較的大きな作業もプロセッサーのフル活動を求められそうであるが操作感はとても改善されたようである。

初めてのメモリー増強であったが、これほど改善されるならばなぜもう少し早くやらなかったのかと考える。画像の動きが悪くなったのは半年ほど前で、冬篭りまであまり時間がなかったので我慢してしまったのだが、やはりノートブックだけではデータベースやその他の使い難さもあって不便であったのだ。

その後、ハードディスクのCとDの使い方などを再考している。Dをもっと盛んに使いたいのだが、容量の半分をLINUXをインストールしているのでそれほど余裕がないのだ。どこかでCが破損してしまえば再構築できるのだが、あらかじめ動かす予定もない。

新聞の技術欄にXPのサポートが四月で終わり、アップデートがなくなった後でハッカーによる研究が進むのでもはやオンラインで使うのは危険とある。そこでは無料のセキュリティーエッセンシャルスには触れられていないが、ディフェンダーについては触れられている。今回の増強でどうもWIN7が使えるようだが、勿論購入する心算などはさらさらない。もしセキュリティで問題が出るようならばLINUX化を推し進めていく所存である。



参照:
メモリー拡張前のメモリー 2014-03-14 | テクニック
アンチウイルスの自己防衛軍 2013-02-02 | テクニック
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メモリー拡張前のメモリー

2014-03-14 | テクニック
消費電力が馬鹿にならないというものの、仕事に使うのであるからワークステーションも有効利用しなければいけない。2001年ごろの購入であるから、その機能も時代遅れのものになりつつあるのだが、ツインプロセッサーシステムの安定性は、今回もパフォーマンス分析で、明らかとなった。

1.7GHzであるから現在の速度とは全く異なるのだが、画像処理などでもそれほど問題は無かった。しかし、AGPヴィデオソケットを焼きつけて、PCIカードに交換してからは、画像処理と共に動きが遅くなったのである。今回メモリーを拡張するに至った原因はそこにあるのだが、分析の結果、問題はメモリー容量が小さいのか、頻繁に所謂仮想メモリーを利用するためにハードディスクを動かしていることが作動を不安定にさせていたのである。

特に最近は「オペラ」を使ってもブラウザーなどのマルチタスクが厳しくなってきていて、画面が切り替わるのが遅くなってきていたのである。ツインプロセッサーには余裕がある一方、メモリーとハードディスクに負担が掛かり過ぎていたのであった。

そこで試しに仮想メモリーをシステム起動ディスクのCからDに移してみると若干改善されることが確認できた。その二つのディスクは物理的に分かれた二つのハードディスクであり、前者は経年変化を起こしているのだろうが、後者は、あまり使っていなかったので、若干反応性能が良いようである。

今回メモリーを拡張することで、仮想メモリーへの負担を減らすことが出来れば、明らかに反応性が上がるという仮定を引き出したのである。現在使用しているのは、サムソン社の256MBのペアーで、合わせて512MBとなるが、512MBの二枚組が60ユーロほどで提供されていたので、それを発注した。ECCとNON‐EECを混ぜると全てがNONになってしまうということで、ECC機能付のようである。

期待するのは、パフォーマンス分析で、メモリー作動が振り切れないようになることなのだが、全体量が三倍になるメモリー効果が出るのか出ないのか注目である。初めてメモリーと言うものを購入したが、日本ではメモリー拡張と言うのが盛んなようで、ノートブックでも頻繁に為されているらしい。しかし実際に効果がみられるのかどうかは怪しいように思われ、今回の拡張で明らかな効果が出ないようでは、殆ど価値が無い商売のための売り宣伝と言うことになるが、さてどうだろう?



参照:
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック
それでも収束に向かわなかった 2011-04-30 | テクニック
生の流れに流されたのか 2011-04-28 | 雑感
音響増幅ボードへの期待 2008-06-02 | テクニック
陽気な音で埃をたてる 2007-02-25 | テクニック
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アメリカ製の素晴らしさ

2013-10-09 | テクニック
週末に注文したものが届いた。一つはアメリカ製の可変式楔セットである。セットと言っても一つで三通りの開き方をするので、設置できる割れ目の範囲が大きいと言うものだ。その分価格も通常のもの倍以上であり、三倍まではしないという市場価格を保っている。クライミングの相棒がその四種類ある大きさの一番の大きなものを失くしたと騒いでいた。

そこで価格を調べるとドル安のお陰か通常のものよりも六割増しほどで購入できることが分った。実は通常の可変式楔の三種類の大きさを、最も売れている商品に手を出してそれを揃えようとしたのだが、その後によりよいウェールズ製の製品を集め出して、結局ポピュラー製品のそれらをウェールズ製のそれに取り替える気持ちになった。

とは言っても、通常のものでも60ユーロほどする高価なものであり、おいそれとは新たに買い換えられない。そこで気がついたのが、アルプス行きの軽量化を考えれば、今回の高価なアメリカ製を買い足すだけで殆ど目的が達成されることが分った。つまり、同じようなものを三個買い換えるよりも、全く異なったものを一個買うことで、少なくとも二個分は買い換えることになるのである。

そして調べると二倍の価格どころか百ユーロを切っていたのである。そもそもこの楔があれば凡その大きささえ合っていれば差し込んでみればどこかで効く可能性が強く、急いで確保点が欲しいときに助かるのである。要するにここぞと言うときの墜落の可能性を減少させるだけでなく、腕力を温存を図ることが可能だ。

但しこのオメガパシフィック社の商品である「リンクカム」の短所は、可変範囲が多いために中に入る込んでしまうとどこかで引っかかって中々抜けなくなってしまうことである。そして高価なのだ。偶々買い替えが必要だった大きさが最大の大きさに相当することで、割れ目から抜けなくなる可能性は少なく、更に抜くための小道具も同時に注文した。

所謂楔などを回収するために、下から小突いたりそれ以上にメカニックな部分を引っ張って引き抜くために、平板に打ち抜かれた板のフックを使用するのであるが、これが安い商品でありながら色々と使いやすさなどで違いがある。自分自身はロープをリードすることが多いので今まで購入したことはなかったのだが、人のものを使ってみて感じていたことである。

一番都合悪く感じたのは、平板の打ち抜きのために指を掛けると手が切れそうになるもので、作業効率がとても悪い。そして尖がった長いものを腰に付けて歩くのは滑落などのときの怪我の原因になるので、その点にも配慮した商品が欲しかった。怪我の面では十分には避けられそうにはないが、後続の者が持参することを前提とすればある程度許せるだろうか。

そこで再びウェールズ製のDMM社製のそれ「ナットバスター」を発注した。過去に使った経験では指あての穴がとても使いやすく力が入るので作業効率が抜群によくて、気持ちも良かったのだ。その部分の色は各種あるようだが、注文のときに指定は不可能だったが、結局欲しかった緑が配達されて喜んでいる。

値段で選んでネットで最も安かったミュンヘンのシュスターと言う市役所近くの老舗に注文した。僅か11ユーロの買い物ながら案内書まで入れてきて、それには恐れ入った。そこには、輝かしい伝統である大登山家ヘルマン・ブールが倉庫で働いていた写真までが含まれている。こうしたちょっとしたところにもその歴史を感じるのである。これでまたハイエンドエキュープメントのリストが伸びた。



参照:
友達の道具を使い続ける 2009-07-01 | 雑感
涼しい夏の岩場の一時 2013-06-28 | アウトドーア・環境
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デジタルカメラの高機能

2013-10-06 | テクニック
小型デジタルカメラを入手した。キャノンのIXYである。ドイツではIXUSとして出ていて山仲間が持っているのを見て最近のそれは大分軽くなっていることを確認したので欲しくなったのである。今まで使っていたソニーの十年以上前のサイバーショットの204Gとでは大分重量も異なり、142Gととてもコムパクトである。重量60Gの差はカラビナ二つ分ほどの差であり無視できない。大きさは必ずしも小さい必要はないのだが、安全ベルトにぶら下げて使ってみるとやはり邪魔になり難い。最大の問題は片手での操作感で、他のファンクションボタンなどを押してしまい邪魔になる。また手の中でもう一つ落ち着かない感じは片手だから仕方がないのだろうか。

兎に角当時のサイバーショット価格からすると驚くほど安いだけでなくて、このところの円安でお得感が大分あった。何よりも古いカメラは90ユーロで一度蛇腹を直させたのだがドロミテなどでも半開きになることがあったのと、その重量では今はとてもよい中型カメラがあることに気が付いたので、お蔵行きの時期と考えた。実際に壊さずに此の侭持っていれば殆ど骨董品になりそうである。

さて、今回のカメラに期待していたのは携帯の便利さだけでなくて、ある種の速射性と写したいかたちを実現させれる機能で、素人のマニュアルでの経験以上にデジタルのプログラミングを使っての思い通りの映像表現である。勿論レンズの質などが限られているために大きくして不特定多数のコピーの出来るようなものではなくても記録映像として十分な質を確保したかったのである。望遠効果や被写界深度の設定さらにポートレート効果やソフトフォーカス、白指定や魚眼などとても瞬時にはマニュアルで出来ないことがプログラムで可能となっている。現在のEOSなどのその優れ方がこうした所謂バカチョンカメラでも認識できたのである。

結構優れていると思わせるのは、広角のアングルからのズームの扱いやすさで、なるほど十倍の倍率では本格的な望遠ではないが、ポートレート撮影などにもとても使いやすそうなのである。その他には、写真の前に自動的にヴィデオ撮影する機能は予想外に良かった。本来ならばヴィデオ撮影となると構えてしまって長丁場で回すか短めに切るかしかなかったのが、この機能でダイジェストをつなぎ合わせると使える連続ヴィデオ撮影になっている。

片手操作と共に最も問題を感じた点はWIFIのネット接続であり、その転送速度である。最初にLANに読み込むのに苦労した。その最大の理由はWIN8しか使えなかったことで、それに対応しているPCは一機しかなかったことで、LANに入るまでかなり苦労した。そして何よりも問題なのはそれなりに充電した電気を消耗することである。もう暫く使ってみないと分からないが、頻繁に転送していると可成りの消費に繋がりそうである。それでもいちいちガードを取り出したり、コードを繋ぐ回数よりは充電する回数の方を減らせればそれでよいのかもしれない。それほど必要ないと思った機能であるが、あると欠かせなくなりそうである。



参照:
レンズの違いがあってこそ 2013-08-28 | 生活
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック
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カメムシ型の無線マウス

2013-06-20 | テクニック
先日来のPC修理で、手元に仕事のできるPCが三台になった。二種類のLINUXと二種類のXPと一種類のWIN8である。これでタブレットがあれば大分使いこなせる。さて、最後に購入したロジテックの無線キーボードとマウスに現時点では満足している。

面白いのはマウスの形状でどう見ても、触ってもカメムシを想起させる。使い勝手は悪くないのでよいのだが、ヘンな感じである。なるほどマウスも今まで使っていた最高級品のアルミからプラスティックになって質感も機能も落ちているが、それほどマウスを弄りまくろうとは思わないのでこれでよいだろう。触るのは禁物である。

寧ろキーボードのタッチの質感の方が気になるが、手首当ての人工皮革はそれほど熱をもたないので、これなら使えそうである。冬はもっと気持ちよいだろう。それ以上に慣れが必要なのはキーの間隔で若干広い感じがして、下手なブラインド入力ではあっちこっちに行ってしまう。

昨今はノートブックに焦点が当てられているので、受信機も極少である。また三年間使用保障の乾電池で充電装置も要らないので、大分配線は減った。

特殊機能ボタンはまだ十分に使いこなしていない。なによりもよいのが、膝の上に乗せたりしてキーを叩くときにも、その素材の当たりなどが悪くなく、角々していないことだろう。

一部から聞いていた無線キーボードの交信の不調からの苛立ちというようなものは現時点では感じることはない。それどころか五メートルほど先からでも打鍵できるのは天晴れというしかない。少なくとも通常のモニターの大きさで、そしてキーボードで画面拡大の遠隔操作をしながら使える範囲では全く交信に問題がないので、モニター環境さえ整えばソファーどころかガーデンのプールサイドなどでも仕事を済ますことができよう。

音声入力なども盛んであるが、やはりスポック船長のように音声交流で仕事するようになる前に、モニターの投影システムの高機能化が待たれる。発熱も冷却音もしない投影システムが普及するようになれば本格的な3D機能が初めて欠かせないものになるに違いない。まだ暫く時間が掛かりそうである。

ロジテックだけではないがこの種のUSB対応商品では、その速度が問題となることがある。今回利用するワークステーションが十年以上前のものであり、USB2の低速度のものしか対応していない、そこで最初にその対応性を調べる必要があった。ネットにもあるように、キーボード程度の機能では高速度の其れは必要なく、問題なく使えたことを書き留めておく。



参照:
ショーツで先ず走ってみる 2013-06-11 | 雑感
脱WIN95は可能か? 2013-05-28 | 生活
失明しそうになる液晶モニター 2009-05-25 | 雑感
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さらばWIN95、苦悩の日々

2013-06-03 | テクニック
SCSIコントローラカードが届いた。早速設置して読み込んでみる。カードが認識できてドライヴァーも順調なのを確認してから、スキャナーに電源を入れてXPに読み込ませてみると型名を読み込んだ。これでハードは問題なく接続できた。

そこでスキャナーを使うペーパーポートと称するソフトを探す。新しいものは無いようで、仕方なくWIN95用のをインストールしてみる。問題なくインストールできたかに見えた。そして読み込みボタンを押すと書類を上手く読み込んでくれた。と同時にそのソフトは落ちた。XPで95用のソフトを使おうとするのが間違いだと思ったが、ここまでこればなんとかなると感じた。そしてデスクトップを覗いていると、スキャンとして読みだされていることに気が付いた。それをクリックすることで全く問題なくスキャン操作ができることが分かった。これで所期の目的が達成されたのだ。

費用は、電源部40ユーロ、WLANカード17ユーロ、コントローラ9ユーロで〆て送料込み66ユーロ程度となる。なるほど作業時間がかなり掛かっているので、安くはないのだが、これでWIN95を卒業できそうだ。そして、ヒューレットパッカード社の素晴らしいスキャンナーScanJet4Pを心置きなく使える。解像度はそれほどでなくとも、これだけの機能をこの価格で揃えることなどは現在でも不可能である。

そこまでは良かったのだが、それからが大変だった。最終段階で、リノクッスをインストールすることになって、初めて問題が生じた。どうもパーティションのとり方が良くなかったようで、二つのオペレーションシステムを立ち上げるときのブーストのソフトが上手くインストール出来なかった。やはりスペースが開き過ぎているので、125G以内の場所に置けないという警告が出た。あれほど大きなハードディスクになるとしっかりと読み込み能力に応じてパーティションをしてやらなければいけないということのようだ。結局いろいろやっているうちに折角完成したXPを再び消して、初期化から始めることになった。結局夕飯にもありにつけず、夜中も三時ごろになって初めて床についた。

最終的にはXPにインストールスペースを75Gほどに切って、残りを600Gを大き目にDディストリーとしてシステムを置かないように工夫した。残りのスペース300Gほどがリノックスのスペースとなった。Dをうまく使えば、リノックスなら十分なスペースなのだろう。ウインドーズ95においても最後は戦場のようにありとあらゆることが試されることになる。

またリノックスを入れたり消したりしているうちに大分使い方が分ってきた。やはり一度は修羅場をくぐらないと使いこなせないようにならないようで、ようやくリノックスになれるうちに本来の遊び方ができるようになるだろうか。これは楽しみである。

そして最後の最後に、今まで使っていたWIN95を撤去する段になって、そこに繋がれていたソニーのモニターを弄ることになった。理由は接続端子の針が折れてから、赤色が欠けてしまってまともにカラー映像とはならなくなっていて、ソニーのドイツ総代理でも交換コードがなかったので修理を諦めていたからである。改めてさまざまな修理の方法を考えたが、結局はヴィデオカードのメス型に針を刺して、接続させる方法を再度試みてみた。適当な長さにしておくと穴から再び取り出すことができる。そして過不足なく赤色を再現できた。もしヴィデオカードを壊すことになっても同程度のものならば比較的安価に購入できる。それよりもかなり今でも質のよいトリニトロンを捨てて、新たにPC用にブラウン管を購入することはないので、これで大分助かった。

そして最後にとうとうウィンドーズ95ともお別れのときがやってきたのである。かれこれ十五年以上のお付き合いであった。それ以上に、そのシステムの構築には優に修理を含めて二百時間以上のときが費やされたのであった。当時はドイツ語のOSの上で日本語の環境などは不可能な時代だったのである。あの当時にリノックスがあったならマイクロソフトなどという会社は今でも無名だったに違いない。



参照:
脱WIN95は可能か? 2013-05-28 | 生活
サポート無しの孤独な試み 2005-06-15 | 雑感
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駄目で元々のSCSIカード

2013-05-31 | テクニック
懸案のSCSIカードを注文した。HPのホームページによると、現在もWIN95で使っている96年タイプのフラット型のスキャナーにはXP向けのサポートをしていないことになっている。更に新たにカードを買えとなっていたので調べると、なるほど95当時はISAと称する現在のPCIとは異なるスロットにそのカードを差すようになっている。だから少なくともPCI向きのSCSIカードを購入しなければXPでは使えないことが分かる。

そこで適当なものを探しているとアマゾンで9ユーロほどで売っていることが分かり、駄目は元々で注文する。ドライバーもHPのHPから第三者のものをダウンロードしたので、なんとかXPで使う下準備は揃った。実際に使えるかどうかはやってみないと分からない。

フォールムなどを見ると、今時SCSIカードを使っているのは余程古い機械をノスタルジーで使おうとしている好き者のように書かれているが、実は全く違うのである。96年当時に購入したHPのそれは今でも普通に使えれば優れた商品なのである。なんといってもフラットの鏡面積が大きく、大きな分厚い本でも比較的に容易にスキャンできる勝れものなのである。機能的に現在使用しているキャノンのそれでは到底及ばない性能なのである。なにかアメリカの車を思い起こすごつさと重さと大きさなのだが、それが使いやすいのだ。

面白いのは当時のSCSIでは接続コードを一メートル五十までしか伸ばせないということで、使い勝手に問題もあった。しかしそれが進化してSCSI2では三メートルまで伸ばせるようになったというのである。勿論現在入手可能のものは進化型とは思われるのだが、とにかくスキャナーを読み込んでくれるかどうかである。そのあとのソフトの問題が何とか解決できれば、必要ならばコードを倍に伸ばせるということになる。コードの方がSCSIコントローラーカードよりも高価そうだが。



参照:
脱WIN95は可能か? 2013-05-28 | 生活
ここぞと言う雨の合間 2013-05-30 | 暦
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アンチウイルスの自己防衛軍

2013-02-02 | テクニック
ノートンというアンチウイルスソフトがある。使ったことはなかったのだが、新しく購入したノートブックについていた。それが何度も購入を迫ってくる。お試し期間が過ぎたとかいうので、無料なら使い続けてもよいと思ったが、金が要るというのに、必要に迫ってくるので、スパムソフトとして処分した。

自慢ではないが、私はソフト開発のプログラマーなどと、アプリケーションやシステムについてソフトもハードについても情報交換したり共同作業することがあるが、一度もソフトウェアーというものを別途に購入したことがない。ネットは全て無料でありとあらゆるデジタルコンテンツが入手できる、海賊党の大海原なのである。

先日あるプログラマーから相談があって、電話で下らないアンチウィルスソフトを消去しろと指導した。要するに無料であってもCMなどが入るものは消してしまった方が安心で、スパイソフトでなくてもその根性が気に食わないのである。そして無料で使えるマイクロソフトエッセンシャルを勧めた。アドミンとしては大規模のイントラネットの場合は別として個人のネットワークにおいては極力厳選してこうした偽善面したソフトを使わないに限る。要するに、アンチウイルスソフトの開発と販売とスパイソフトの開発と使用は紙一重のものであってそうしたものを信じる方が間違っているのである。

ノートンを根絶してしまって済々とした。そもそも社会やその他のものに対して税金や金を払ったから何かを保証してくれるとか考えるのが愚かであり、最終的には自身のことは自己で防衛するしかないのである。するとそのような時間などがないという声が聞こえるが、それならば問い返そう。あなたは最低限必要な時間を無駄な社会や産業構造のために使っていませんかと。



参照:
スパイボットと称するウェアー 2010-10-03 | テクニック
毒こそ効き目のある良薬 2010-09-30 | 雑感
複製消費文化の興亡 2005-12-28 | 文化一般
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全日空不時着のフラッキング

2013-01-17 | テクニック
とても寒いが、雪が降る場所は温度が下がりきらない。来週も冷えそうで、天気が回復すれば零下二桁台へと突入しそうだ。

ボーイング787の不時着のニュースは世界を駆け巡っている。速報のためか英紙のガーディアンなどでも日本最大の航空会社として全日空と日航が明確になっていない。ドイツ紙は通信社のそれをもとにしているのか日航の事故としている。二十年近く前にエンジニア―とスキー場に行ってBMWのバッテリーが燻ったことを思い出した。あの時も摂氏零下二十度近かった。

彼に言わせると車両火災への前段階として重大な事故になるということで、リコールものだということだった。航空機では車両はおろか船舶以上にもはや火災は致命的な事故で、今回の一連の事件もほとんど墜落事故への前段階として捉えることができるのだろう。車両でもリコールものなのだが、航空機の場合の一斉の部品交換などの処置が出ていないで、今現在でも飛ばしているのが不思議でたまらない。一号機を導入した全日空がB787の運行を取りやめた事実は大きく報道されているが、日航は今日も飛ばしているのだろう。全日空は乗客などに向けて死の恐怖を味わった謝罪をしているようだが、ボーイングはどのような整備や点検の指示を出したのだろうか。

それにしても電気系統のボヤ騒ぎが続いて、ヴァルヴの締まりの悪い事故が起きているのに何一つ処置らしきものが公にされていないのは、日本の製造分担の元請会社が技術的な事実関係を未だに把握していないからに違いない。なにかそうした組織的技術的な哲学にも、原発事故でも明らかになったような、批判的な視点を公にして初めて問題点が解消されるべき思考構造が日本社会や文化には根付いていないのを如実に感じる。その最たるものが評論家とか呼ばれるようなジャーナリズムであり、如何に彼らが航空むらのような世界で商売をしているかが明白となる。ジャーナリズムというのは決して職業を指すのではなく、学術的哲学的な思考法であることを考えれば、日本などにはジャーナリストとかエッセイストとか呼ばれる学んだ者が皆無であるかが分かる。エンジニアーリング然りだ。

合衆国では、ゴールデンラッシュと比較されるように地下を掘り当てる「ウエスタン活動」が盛んなようで、環境保護を呼びかける「インディアンたち」との大きな戦いになっているようだ。要するに、希少土類よりもなによりも、シェールガスと呼ばれるスレート層からのメタンガスの抽出は、高圧の大量の水とそこから分離させるケミカルを大量に注入するフラッキング工程が地下水系などを汚すのが問題なのである。シェールガスはその抽出物だけを考えれば水と二酸化炭素だけとなるので地球に比較的優しいとなるのだが、そのエンジニアリング上の問題点が明らかになっている。従来の天然ガスはそれに比較すると、砂岩層の中からのガスを吹き出させるのでその採掘自体は自然に優しいとなる。

反原発・脱原発、二酸化炭素排出規制などの運動や将来へのエネルギーへの転換を計る考え方は、一面においては必要不可欠で推し進めなければいけない事象だとしても、必ずや否定的な面や環境への影響があることは間違いないので、ありとあらゆる面から公に議論するためには、各々が必ず批判的に事象を捉える必要がある。公に議論して初めて影の面が照らされることも多いのは学術的な議論でも実験的な取り組みでも全く変わりなく、科学的な思考とは批判精神にしか育たないことを考えれば改めて断ることもなかろう。如何に各々の視点からの抗議活動が大切かは、そうした科学議論の基礎にあり、幾ら日本の学校教育でディべート教育などを施しても、ネットでのその世代のコメントなどを見ていると嘆かわしい限りである。議論は、学校教育ではなくて、家庭教育の教養の一つであるに違いない。外国からの官製の輸入文化を権威者が独自に体系化する文化構造は必ずしも明治維新以降に形作られたものではなかろう。だから日本人の科学文化程度は向上しないのである。



参照:
解明されたロールスロイスの不都合 2010-11-12 | 雑感
安定と静粛の乗り比べ 2008-05-09 | 雑感
追撃迫る自由競争市場 2005-08-11 | 歴史・時事
特別なアトモスフェアー 2004-11-17 | テクニック
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ノートブックの浹雑音

2012-12-21 | テクニック
最近冷蔵庫のバターが柔らかくなるのに気が付いた。もしかしてクリスマス前にコムプレッサーがやられたかと思ったが、冷凍室も氷が解けていなくて違った。設定温度を下げてみても同じだった。

そうしてようやく分かった。内部に照明灯の上の棚に置いてあるバターが柔らかくなったのそれが点けっぱなしになっていると分かったのである。そこで重い腰を上げて冷蔵庫の周りでちょこちょこと仕事をした。サーモスタット修理以降あまり弄っていなかったが、最近掃除をした際に内部照明灯のスイッチが調子悪くなっていたのだった。

マッチの軸をばねの間に挟んで、その先に銅版のコンタクトを付けて、ドアを閉めるとスイッチが押されて銅版が二極から離れる仕組みになっている。その機構が壊れてから苦心して直してあるものだ。数年ぶりにしれを分解して再び新しいマッチ棒を挟んで、再び誤魔化した。

電極の周りに火花で解けたプラスチックがこびり付いて機構が歪になっていた。それを掃除して新しく整えた。どれほど持つかわからないが、ドアを閉めると電極が離れるようになって、これで無駄な電気代を倹約できる。直すと急に設定温度では冷えすぎるような感じになった。

今年は、ヒーターを冬籠りの寝室以外に入れないことにして、洗濯を急いで干すときにもその部屋の中に干すようにしている。今年度これでさらに光熱費を倹約できれば来年はまた使用量を減らすことが可能となる。そのような省エネルギー生活にとって冷蔵庫の電球の消灯はかなり重要な意味を持つ。

既にノートブックが一つ増えた分、スタンバイの消費電力は増えているので要注意である。さらにクリスマスから年末年始はディナーのためにリヴィングキッチン化する台所にヒータが入れられる。そのヒーターに水が流れるような低い音と、新しい富士通のノートブックのファンの音がよく似ている。以前の富士通ジーメンスの音は高いところに調整されていたのでほとんど聞こえなかったのだが、今回のものは夾雑音として認識される。それでも同様のものに比べると31dbと数値的には低く、音作りも悪くはない。しかし、認識されることは確かでその点はかつての商品の方が静かであった。考えられるのは十年以上前のノートブックに比較して、冷やす必要が超高性能のプロセサーに求められているのだろう。そのためか少々の作業をしてもブーストして大きな音を上げることもなくなったようで、40dbにもなることは殆どないようだ。

中央ドイツのライプチッヒで最も古い井戸が見つかったと発表があった。七千年前のもので内部は木枠が使われていて、深さも七メートルぐらいあったそうだ。そこから考古学者は、鉄などが発達する前でも十分な井戸が使われていたことが証明されたということだった。



参照:
排出零の節約ライフスタイル 2012-02-04 | アウトドーア・環境
薄暮に冷蔵庫から射す冷たい光? 2010-02-28 | テクニック
ウィンドーズ8の清掃作業 2012-12-14 | 雑感
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品薄の商品が同時に二つ

2012-12-12 | テクニック
アマゾンから念願のノートブックが届いた。机周りも整えたので開けてやろうかと思ったら、テレコムからメールが入っていた。注文のノートブックを発送したと言うことだ。

様子を見てキャンセルをしてやろうかと思っていたのだが、先方に先手を打たれた。こうなれば一台を送り返すしかないのだが、先ずは三週間以上待たされたテレコムの商品を見てやろうと思う。

送り返すには十分ほどの理由がある訳だが、マイレージが三分の一ほど多く溜まるのも事実なのだ。こうなれば一日余計に待つことに何の異議もない。先ずは製品のライン番号やバッチ番号を確かめてみる。同じ製品が二つ並ぶ訳で、バッチなどが異なっているならば外から見る範囲で何らかの個体差があるのが確かめてみたいのである。

小型モニタースピーカーのオーラトーンでもボーズのライフスタイルシリーズでももしくはブラウンの髭剃りなどでもヒット商品となると長年のうちにモデルチェンジしていくのは当然のことで、さらにマイナーチェンジやバッチごとの生産性の向上と利潤の追求からの工夫や、更に生まれながらの欠陥を直していく作業など多くのことが差異として現れてくる。

両方を実際に使ってみることはクーリングオフで返還する為には出来ないが、同じアウグスブルクの工場で組み立てられている二つの同一商品の固体差から富士通の「ライフブック」の生産の流れの一端が垣間見れるかもしれない。

そうした工業製品の細かな個体差に興味が向かったのは、その昔欧州製のブランド商品の「本物」と日本などへと輸出されるものの差異に気がついたときからで、市場で対象とされる数が異なるために「本物」と同じように生産出来ないからなのは、紹介した新聞記事でも明確に語られていた。要するにアメリカ式のマス消費市場と欧州のエリート市場との差異がそこにあるのだ。逆に欧州の限られた市場へと送り出すような商品を極東や合衆国に向けての大量の供給が不可能なのは至極当然のことである。

今回も8GMのRAMとウインドーズ8の組み合わせで更にある程度ゲームにも対応できる商品が比較的安く供給されたことで、8ユーロのTシャツと同じぐらいに飛ぶように売れた。しかし、メードインジャーマニーである限りはその生産能力のキャパシティーに限界があり、商売のために従業員に圧力など掛けれるわけがないので、クリスマスシーズンに品薄感が漲ったのであった。



参照:
とても小さい万単位の需要 2012-04-30 | 女
途上IKEAでのショッピング 2012-12-11 | 生活
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