橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

SR400 三回目のユーザー車検

2021-08-29 | SR400
SR400の車検切れが近づいてきました。
今回もユーザー車検にチャレンジしたいと思います。

【予約】
いつもの「国土交通省 自動車検査インターネット予約システム」のページからネット予約しました。
検査日の15日前から予約できます。
愛知運輸支局の場合、土日祝日および年末年始を除く平日で、8:45~16:00の間を4つのラウンドに分けていますが、私はいつも第1ラウンドを選びます。
最大の理由は、朝の涼しいうちに済ませたいことと、万が一、不備があっても直して再検査する時間が多く取れるからです。
(検査不合格の場合は、1日につきあと2回再検査を受けることができます。)

【書類の準備】
私は前もって書類を作っておきます。
車検当日に運輸局で書類を書き込んでも良いのですが、あそこはずいぶん雑多な人が出入りしており、落ち着いて書類を書くには自宅に限ります。

8月6日、たまたま新型インフルエンザワクチン接種のため午後休暇だったので、用紙を取りに愛知運輸支局へ行ってきました。
2時頃訪れたときは、異常に混んでいて、デミオを駐車するスペースさえ空いていませんでした。
3時半頃、あらためて訪れると、駐車はできましたが、相変わらず混んでいて、芋を洗うような状態の中、なんとか書類一式をもらうことができました。

ユーザー車検に必要な書類は次の通りです。
(1)自動車検査票(継続)
(2)自動車検査証
(3)継続検査申請書(3号様式)
(4)自動車重量税納付書
(5)軽自動車税納税証明書
(6)自動車損害賠償責任保険証明書
(7)点検整備記録簿

(1)(3)(4)の書類は、陸運支局でもらってきました。
(2)(5)(6)はバイクに携帯してあるか、自宅にあるはずです。
(7)は、とくに決まった書式があるわけではありません。私は運輸局でコピーを取った(10円必要)書類に自分で書き込んでいます。
詳しくは、2年前の車検の記事に書き込んであります。
ユーザー車検の準備
なお、前回との変更点は印鑑を押すことがなくなったことのみです。

【整備】
少し前にヘッドライトバルブを交換しました。
あとは、コロナ禍でほとんど乗れてなかったから、簡単にチェックして終わりにしました。

【車検場へ】
8:50に愛知運輸支局に到着
曇りでしたが、十分蒸し暑い日でした。


用紙を取りに来たときと比べ、ずいぶん空いていました。

まず、自動車損害賠償責任保険すなわち自賠責保険の更新を行いました。
次に、印紙類購入。
印紙類を書類に貼り、ユーザー車検の窓口へ移動し、用意した書類をまとめて提出しました。
係員は書類を見て、はんこを押したり、何か書き込んだりしましたが、しばらくすると、書類を返却し、「(検査)ラインに入って下さい。」と告げられました。

【検査ライン】
書類をはさんだバインダーをバイクのタンデムシートのネットの間に入れました。


いよいよ検査ラインに入ります。
二輪車のラインは誰もいませんでした。
入り口にバイクをとめると係員が近づいてきたので、書類を挟んだバインダーを手渡します。
指示に従い、ライト(上下),ウインカー,リア・フロントブレーキランプ、およびホーンの作動しました。
車体番号とエンジン番号を確認され、ハンドル幅の測定も行われました。

排気ガスの測定を行いました。
指示に従い、検査管をマフラー穴に差し込みます。
しばらくして、「検査中」と表示され、数秒後に「○」にかわりました。

「(ライン検査は)一人でできますか」と検査員に聞かれ、
さすがに5回目のユーザー車検なので、
「できます。」と答えたのですが、
「え?なんですか?」と聞き返されてしまいました。
自信がないので、小声になってしまったようです。

気を取り直して、ラインに向かいました。
前輪をローラーの上に置き、ニュートラルにします。
まずは、速度計の検査です。
(SRの速度計は前輪感知です)。
指示に従い40kmになったところで、フットスイッチを踏むと「○」が表示されました。
続いて前輪ブレーキの検査です。
モニターに「前輪ブレーキを離して下さい」「前輪のブレーキをかけて下さい」
と指示が出ますので、それに従います。
すぐに「○」と表示された。

次は後輪ブレーキの検査です。
前に進んで、後輪をローラー上にのせるのですが、シートに座った状態だと後輪がきちんとローラーにのっているのかわかりません。
まあ、ダメならば「しっかりローラーにのせてください」なんて表示されるだろうから、気にしないことにします。
モニターに「後輪ブレーキを離して下さい」と表示されました。
なぜか、左グリップをしっかり握っているのに気づき、
とっさに、「あれこのグリップなんだっかな」なんて考えてしまいました。
ニュートラルにしているので、クラッチは握っていてもいなくても関係ないのですけどね・・・
ずいぶん緊張しています。
「フットブレーキを踏んでください」と表示され、後ブレーキ踏み込みます。
しかし、数分間待っても次の指示が出ません。
よく見たら「フットブレーキ」ではなく「フットスイッチ」を踏めという指示でした。
ロスタイムはありましたが、後輪ブレーキも問題なく「○」と表示されていました。

最後は、光軸の検査です。
検査ライン前端まで進み、指示に従ってライトを上向きにします。
念のため、エンジン回転数を少しあげます。
ブラウン管テレビのようなテスターが横から出てきてバイク正面で止まりました。
少し前にバルブ交換をしたので、その際に光軸がずれたかもしれません。
自信はありませんでしたが、ダメならばテスター屋で直してもらえばいいやと軽く考えていました。
ラッキーなことに光軸も「○」と表示されました。

最後に、検査ライン脇にある機械ではんこを押してもらおうと、左前方の赤い装置まで歩いて行くと消火用ホースの箱でした。
正しくはライン右側にある赤い装置でした。

【車検証の発行】
あとは検査場脇にある総合ボックスへ書類を持参するだけです。
ここで、書類をチェックされ、新しい車検証とシールが交付されます。


今回、車検にかかった時間は35分、費用は14,780円でした。


自賠責保険が下がった分、安くなっています。

コメント (4)
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