橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

妙案だったが

2021-08-20 | パソコン
最近、めっきりテレビを見なくなりました。
バラエティー番組は、パクリだらけだし、報道番組は朝から同じことの繰り返し。
一番情けないのは、新聞や週刊誌の記事をそのまま読んだり、視聴者からおくられた動画をそのまま垂れ流すことです。
私は問いたい「マスコミ人としてのプライドはないのか?」

テレビの代わりに、よく見るようになったのがYouTubeです。
PCオーディオに関しても、おもにYouTubeで学びました。
今回はそうして得た知識を、知ったかぶりして、解説したいと思います。

そもそも、パソコンに直接イヤホンをさしたり、ラインやUSB接続でスピーカーを繋いでも、充分音楽を楽しむことができます。
しかし、それで満足できない人ために、次の方法があります。

① PCにUSB-DACを接続してヘッドフォンで聴く
② PCにUSB-DACを接続して、アンプ内蔵のアクティブスピーカーをつないで聴く
③ PC+USB-DAC+プリメインアンプ+パッシッブスピーカーをつないで聴く

さらに、③のプリメインアンプをプリアンプ+メインアンプにわけるなど、追求すれば切りがないです。


さて、①~③に共通しているのが、USB-DACです。
DACとは、Digital to Analog Converterの略でパソコンから音を再生するときに、パソコン内にあるデジタルデータを、アナログデータに変換する装置のことです。
本来、パソコン内にもDACは内蔵されていますが、音楽用のものではなく、品質が高いとは言えませんし、パソコンからでるノイズを充分に除去できていません。
よって、近年PCからデジタル信号で出力し、スピーカーにいたる前に、より高精度でノイズが少ないアナログデータに変換しる役目をするこの装置が必要となったわけです。

②の方法は、③よりもで済みますし、アンプを設置する場所を必要しないので場所を取らないメリットがあります。
ただ、アクティブスピーカーの種類が少なく、選択肢は狭まります。
その点、③の方法はほとんどすべてのオーディオ用スピーカーから選ぶことができます。

あるYouTubeに③の変形ともいえる画期的な方法が紹介されていました。
それは、PCにミニコンポを繋ぐというものです。
ミニコンポの中にはDAC機能を搭載しているものがあり、これとPCをデジタル接続すればOKというものです。
この方法の長所は、
(1)コストパフォーマンスが高い
→ミニコンポもピンキリですが、総じて機能の割に値が安いです。そして、おどろくべきことに昭和の頃からたいして価格が変わっていません。もっとも、昔と違ってレコードプレーヤーとかカセットデッキは付いてませんが・・・

(2)バランスが良い
→高価なアンプと高価なスピーカーの組合せがベストとは限りません。ものには相性というものがあります。これが難しいのです。しかし、ミニコンポは同一メーカーでよく考えられているのでその点は心配ありません。
家電量販店へ試聴に出掛けましたが、値段の割にはいい音をしています。

(3)コンパクトである
→万人が求めていることではありませんが、PCオーディオの場合、わりと有りと多くの人がコンパクトさも求めているのじゃないでしょうか。

欠点としては、使わない機能があるということでしょうか。
私の場合、音楽はPC内のHDDに保存されたものを聞くので、CDプレーヤーは必要ありません。どうしても使用しなければいけないときはPCのものを使いますし・・・。
ラジオ放送はラジコを使うので、チューナーも要りません。
bluetoothでスマホの音楽を飛ばして聞く、なんてこともしません。

「使わない機能はない方が良い」これは私の製品選びの哲学です。
「なくても良い」ではなく「ない方が良い」のです。
値段の問題だけでなく、故障の原因となるからです。
使いすぎるスイッチは壊れてしまいますが、使わないスイッチも故障の原因になることが案外多いのです。

ということで、ミニコンポを使う妙案はなくなり、
PC+USB-DAC+プリメインアンプ+パッシッブスピーカー
の方法で進めていくことにしました。

コメント (2)
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