橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

中華はお好きですか?

2021-08-22 | パソコン
PCオーディオのシステム構成の方向性が決まったところで、機種選定を考えてみました。


スピーカーは簡単でした。
PCの脇に置いて使うので、小型のブックシェルフ型になります。
また、価格に縛りがあるので、選択肢は限られます。
あとは、購入者のインプレなどを見て、得意な音楽ジャンルを参考にして選べば良さそうでした。

問題はアンプでした。
まず小さいタイプが良いなぁと思い調べてみるとずいぶんいろいろな機種がありました。しかも、価格が激安、数千円台のものもいくつもあります。

中には真空管タイプのものもありました。
こちらは数万円からになりますが、これには心踊らされました。
以前入ったジャズ喫茶に真空管アンプが置いてあり、そのときの空気感、怪しげな真空管の光が脳裏に蘇り、あこがれへ変わっていきました。


真空管アンプは悪くいえば音の再生が不正確ですが、それが独特のあたたみをもった音となるのです。
純粋なNaClではなく、不純物の入った岩塩の方がおいしいのです。
また、PCオーディオを超アナログ的な真空管で再生するというギャップに私のオタ心を萌えさせました。

しかし、調べていくとこれら廉価アンプはみな中華製ということがわかりました。
もちろん、中華=粗悪品と決めつけるのは早計です。
スペックを見る限り、とくに問題はありません。
小型のため出力が少し小さいようですが、ブックシェルフ型スピーカーを鳴らすには問題はありません。

YouTubeを見ると面白い動画がありました。
どちらも、数千円の中華アンプと米国製高級アンプで、同じ曲をかけて聞き比べします。
ひとつの動画は、「こうして、聞き比べても違いはわかりませんね。」といってまとめています。
もうひとつは、「中華製はまったくひどすぎますねぇ。こんなものはアンプではありません。」といいきっています。

同じようなシチュエーションでありながら、まったく感想が異なります。
橋吉の聞いた感じでは前者ですが、この動画は我が家のテレビで再生しましたし、ワタクシ耳が良くないのでアテになりません。
でも、アテにならない耳ならば、中華製でもいいか?とも一瞬思ってしまいました。
ただ、冷静に考え、耐久性や信頼性という点でも避けるべきと判断しました。

しかし、いったん真空管アンプに見せられてしまった橋吉は、今度は国産・海外メーカーで真空管アンプ探し始めました。
見つかりましたが安い物でも5万円以上します。
それでも「思い切って買っちゃおうか」なんて考えていました。
気がついたら腰まで沼に使っていました。

数日後、次のようなYAHOO知恵袋を見て、目が覚めました。
質問「PCオーディオに真空管アンプを使うメリットはありますか?」
回答「ありません」

コメント (2)
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