福井県小浜市にある若狭彦神社(わかさひこじんじゃ)は、若狭国一之宮です。
上社・下社の二社からなり、上社が若狭彦神社、下社は若狭姫神社(わかさひめじんじゃ)でこちらは若狭国二之宮です。
【若狭彦神社】
一の鳥居
参道を進むと二本の杉が二の鳥居のように迎えてくれます。
随神門
夫婦杉(めおとすぎ)
手水
どんな日照りの時にも枯れたことがなく伏水の幸(甘泉)とよばれています。
神門と本殿
祭神は若狭彦大神(彦火火出見尊)すなわち山幸彦です。
御朱印
下社の若狭姫神社でいただくことができます。
末社 若宮神社
若狭彦神社
福井県小浜市龍前28-7
【若狭姫神社】
若狭彦神社から1.5km北への若狭姫神社にも参りました。
若狭彦神社の周囲は山里の雰囲気でしたが、こちらは東小浜の駅に近いこともあり市街地の中といったイメージでした。
手水舎
旧手水井戸
こちらは下水工事により汚染され飲み水にも手洗いにも適さないとのこと
神門
船の模型が奉納されていました。
社殿、左の杉は「千年杉」とよばれています。
祭神は若狭姫大神(豊玉姫命)すなわち 若狭彦大神(彦火火出見尊)の妻です。
山幸彦がなくした釣り針を探しに行った先の竜宮で見初めた龍神の娘です。
御朱印
能舞台
子種石
子宝に恵まれるそうです。
霊水 桂の井
拝霊(おがたま)の木
明治時代に京都御所から拝受されたそうです。
大銀杏
幹のこの部分が垂乳根=母をイメージするので父神様とよばれ、妊婦や母乳での悪い人の信仰の対象となっています。
末社 玉守神社
中宮神社
日枝神社
ひととおり参拝を済ませて、一の鳥居まで戻ってみると、
振り返ってみました。
来たときは建物にばかり目がいきましたが、改めてみると木々がとても豊かであることに気がつきました。
若狭姫神社
福井県小浜市遠敷65-41