橋本屋吉次郎電子日誌

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大ローマ展を見ながら考えたこと

2010-01-24 | 思うに・・・


大ローマ展を見に行きました。


愛知県美術館で、3/22まで開催されています。

私はローマが大好きで毎朝必ずトーストに塗っています。
(ここで、「それはラーマやろ!」とつっこんでおいてください)。

ホントは招待券が手に入っただけなんですけどね。
美術館で催されているわけですから、歴史資料の展示ではなく、美術品の展覧会なのです。
絵画・彫刻から建築物の一部や日常生活使われていたに工芸品などが展示されていました。

いやあ驚きましたね。
色彩豊か、繊密、躍動感がある。
とても紀元1世紀ごろのものとは思えませんでした。
明治か大正の頃の作品と言い張れるぐらいです。

現在の日本をローマ帝国にたとえる人がいます。
私も常々、貴族の生活を送らせていただいているのではないかと思うことがあります。
だって、スーパーに行けば世界各国のチーズだって、チョコレートだって、コーヒー豆だって手に入りますよね。
子どもの頃って、外国のチーズやチョコレートなんて滅多に手に入りませんでしたね。コーヒーだって喫茶店へ行かなければインスタントだったりして・・・。

でも、カカオ農園やコーヒー豆農園ので働いている人たちってこんなに豊かなものに囲まれているのでしょうか。
我が家は中流家庭でしょう。中の中か、中の下といったところでしょうか。昨今の経済状況のため、我が家も家計を切り詰めざるを得なくなっていますが、それでも世界的に見れば恵まれた一握りの人間なんでしょうね。

そこで、言いたいのは、物の豊かな恵まれた現代の日本が2000年後にも誇れるような美術品・工芸品を作っているかということです。
どうなんでしょうかね。

コメント (10)
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