橋本屋吉次郎電子日誌

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松坂散策

2010-01-17 | ツーリング

寒い一週間でしたね。
自宅付近もたびたび雪が降りました。
このぶんだと岐阜はあちこち雪が残っているでしょうから、ツーリング先は南の方角の三重県にしました。

ぐだぐたと休日の朝を過ごし、10時に日本百名城のひとつである松坂城に向けて出発しました。
東名阪道・伊勢自動車道と高速を乗り継ぎます。
しっかり着込んでいましたのでさほど寒さは感じません。
交通量は多かったものの何とか流れており、1時間ちょっとで松坂に到着です。

松坂城についてはあらためてレポートさせて思いますが、立派な石垣が印象的でした。

すぐ近くには御城番の侍屋敷が残っておりました。

城内には移築された本居宣長旧宅があり、見学することができました。

さらに、その隣には彼の偉業を紹介する本居宣長記念館があります。

宣長は松坂出身の国学者ですが、同時に医師でもあり、人徳の優れた方だったようでこのように郷土の人々に敬られているようです。

松坂氏歴史民俗資料館です。旧図書館を利用したこの建物自体が文化財ですね。
これも、城内にありました。

城下を散策してみました。
このような立派な旧家や

うだつをあげた町屋が残っています。

もともと本居宣長旧宅はここにありましたが、現在は礎石しか残っていません。


松坂は商業が非常に栄えた町だったようです。

ここは松坂商人の館として一般公開されておりました。
道路拡張などによりすべてが残っているわけではないそうですが、迷いそうなぐらいたくさん部屋がありいかに裕福だったか容易に想像が付きます。
かの三井家もここが発祥の地だそうです。ただこの建物の中をのぞくことはできませんでした。

松坂商人の多くは、商売を使用人に任せて、自らはもっぱら遊び歩いていたそうです。
といっても、飲む打つ買うではなく、旅行をして見識を深めたり和歌を読んだりしていたそうです。
私も今でこそツーリングをしたり史跡を見て歩いたりしていますが、若い頃は車のトランクにいつも麻雀牌を入れているような馬鹿者でした。さんざん遊び回るとこうなるのかも知れませんね。

13時を越えたので、遅めの昼食をとることにしました。
松坂といえばもちろん松坂牛です。
ここは一発奮発して老舗の和田金の・・・・

駐車場の・・・
隣のにある不二屋で中華そば屋をいただきました。


ここの中華そばは唯一無比の不思議な魅力があります。
ちゃんこ鍋の〆のスープに面を入れた感じで、野菜・魚介・鶏のうまみがじゅうぶん詰まっています。

松坂は観光に力を入れているようで、歴史資料館前で観光客対象にアンケートを採っていました。
協力したところ、松坂もめんのしおりとキーホルダーをくれました。


今でも十分魅力ある街ですが、よりいっそうの発展を期待します。

コメント (18)
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