橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

トラヴィックについて その1

2007-09-16 | トヨタ プリウス
まもなく、お別れになる愛車のトラヴィックにつれて述べておきたい。
トラヴィックはスバルから販売された3列シート7人乗りのミドルサイズのミニバンである。
車格的にはストリームやプレマシーに近い。

スバルからミニバンなんか出ていたっけと首を傾ける方もおられるだろう。
実は、オペルのザフィーラという車を当時GMグループの一員だったスバルのエンブレムをつけ名前を変えて販売した車なのだ。
この車、商業的には成功していない。どうもスバルはGMグループに押しつけられたという感じで販売に力を入れていなかった。
その一方で自動車評論家からの評判はすこぶる高い。
この歴史的名車(迷車)を記録に残すことはオーナーとしての義務なのである。
というのは大げさであるが、「目から鱗」的な車であることは間違いない。

トラヴィックの前にトヨタ ガイアに乗っていた。ぱっと見よく似た車であるが、全く中身が違う。
ガイアが細かいインテリアに至るまで神経と金をかけて制作しているのに対し、トラヴィックはエンジン・ボディ・サス・シートといった基本部分に十分金をかけているがインテリアやアクセサリーといった部分は必要十分程度となっている。
車に対する考え方、コストの配分の仕方が違うのだ。
これは国産車とヨーロッパ車の違いとイコールであると思う。

以前の私には「日本車が世界で一番優れていて安い」という国産車信仰があった。
ガイアからの買い換えの際もストリームが候補であった。値引き交渉を有利にするため、よく似たトラヴィックを競合させようと思っただけである(当時、現プレマシーは未登場であった)。
しかし、スバルディラーで試乗してみて、妻とともに一目惚れしてしまったのである。
コメント (2)
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