光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

3月の雪の不気味な美しさ、認知症で思うことは多い。

2016-03-03 14:11:58 | 散策
  あまり暖かくはなっていない。感覚でいうと、3月1日が、一番部屋の中の温度は上がって

  ちょうど午後1時ごろは、14℃くらいはあった。


  だが今日は、コタツの中に先ほど入っていて、一瞬意識が薄らいだので、これはいけない、と思う。

  コタツの中はさほど暖かくないような気がして、きのうが特にそうだった。これも、別段おかしいわけでなく

  大して気温も上がらなかったから。もっともな話。中で転寝も出来ない。昼間も眠くなることはなかった。

  それでも、さすがに夜は、コタツにつかるという感じはあるので、足だけやけに熱くなる。


  すでに、PR誌の3月号は、2冊、2月の26日か27日に来ていて、珍しいこともあるなと思う。普通同じ日に来る

  ことはない。すぐに読める、そうゆう内容でもないものも多く、このところ夜もこれを見ていないが、先ほど

  長すぎることはない、エッセイを読んでいて、なるほどねと思う。でも、これは認知症のことではないもので

  もう少し壮大といっていい、あるいは精神的に健康といっていい、一種感動的なもので、まずは外には出ない

  ような内容のものである。


  きのう、夕食を作っているときである。コンロは三つあって、1つは、ただ水だけ入れた鍋を置いている。寒いと

  思うときはこの三つ目のコンロの火もつけて、水蒸気を発生させる。きのうはそうゆう日でもあって、しかし、

  火をつけてしばらくして、恐らく1分以内に、妙な音がしたので、これに気がついてよかったが、なかは空っぽ。

  今まで何回かやっていて中の水はもうなかった。蓋している。この経験は初めてで、ぎょっとさすがにした。
  
  思い込み、あるいは鈍感。いままでというと、火をつける場合、この暖房用の鍋でも、中の水の量を見て

  いたかな。こうゆうこともあるのか。いやあっておかしくはない。ぼんやりしていた。


  認知症というのは、いつごろこうゆう名になったのか。だが、今ごろこの病気が突然出て来たわけではない。

  老人性痴呆症とか、ただの痴呆、あるいはほかに何があったか。関係ないものと思っていた。私のほうが

  いろいろ精神的に不安定だったからで、しかしこれは肉体の異常をも伴う場合が多かった。


  先に父がおかしい、と思うようになった。これに気がついたのはもちろん私で、やがて母もこれに気がついた

  はずだが、私自身、父が何かおこすという危惧は持たなかった。自分の、郵便局なり銀行の口座がある。こうゆう

  ものは母が管理はしていた。でこのお金は「おろせない」とか言い出したことだけ覚えているが、妙なことに

  なると困るなという気はした。あとは、身体は丈夫で、自転車だが、結構長い時間、何か思い立つと乗っていた

  ようである。


  幸いというべきか、交通事故とかはなかった。

  なんでこんなことを書いているか。その方のことをきのうまで知らなかった。高齢で、どうゆう経過か、不明

  だが、電車にはねられた。この間には、かなり細かいことが調べられているはずだが、結果としてこれで損害を

  こうむったと判断した人間が、会社にいた。その会社は、JR東海。もちろん、代表は社長だろうが、あるいは、

  これは損害賠償してもらわなければ、と決断した人ももちろん、社長だろう。

  会社が何かするわけはない。そこに働く人間がいて、組織を会社と称しているが、何をやるにしろ、やるのは

  人間である。

  
  はねられた人は、認知症だった。民法に、監督責任というのがあるそうだ。これに関して、新聞を見ただけで

  裁判になったというのもはじめて知ったのだが、最高裁判所の判事の判断は、監督責任はこの場合問えない、である。

  それまでの裁判とは違った。考えることは多い。


  自転車で走っている人も多いが、自転車事故で、相手が怪我をした、あるいはより不幸なことが起こった。

  それをおこしたのが高齢者だったり、あるいは子供だったりする。

  歩行者の場合、特に相手がお年寄りの判断は、ある人の場合、間違える可能性はある。自転車は軽車両。

  乗っていた人が悪いかどうか。


  車の場合はどうか。この例は多く、最悪の事態になる。


  ここで、この認知症の方が、電車にはねられた事件で、組織の人間のトップである、社長が、私が言いたいのは

  訴えるのは人間だということだが、損害賠償を請求した。というのは、よほど事故の原因が、高齢の方にあった

  という確証があったからだろう。


  この逆はどうか。鉄道会社の社員の判断ミスで、死亡事故が起こった。「尼崎」の例が記憶に新しい。

  あるいは鉄道会社の線路とかの保守に問題があって、つまり作業員が何らかの行為を行なわなかったため

  事故が起こった。いったいに、どれだけの賠償額になるか。まー額の問題ではないけど。

  監督責任、これがなかなか厳しい。


  問題人間は、檻の中に入れておけ、ということにならないか。


  私の母も、これも詳しく書くと長くなるのでやめるが、途中の道で、50mほど離れていたが、道の真ん中で

  倒れていて、それを見た人が知らせてくれたが、「なぜ鍵をかけてない」、がその次の言葉だった。



  3月2日の雪。



  その一。不気味でもある。




  その二。




  その三。この景色を見た後、新聞での記事を見た。




  その四。雪が降ってきた、また。




  その五。





  その六。




  その七。




  その八。




  その九。




  その十。


  雪だけが降っている。そうゆうものを見つめる人間もいなくなる。







朝の南風は冷たい、フキノトウが出ている。

2016-03-03 07:09:09 | 散策
  雲は分厚い。


  風の音がする。南風で、玄関から外に出てみたが、ブルブルと来た。

  朝の3℃の南風は冷たい。


  空はすでに明るく、ときどき青いところが見える。

  春は、明るさと風から。

  いつ暖かくなるのかな。


  地元の新聞が、丁寧に折りたたまれて入っている。

  なかなか抜けない。


  一面を見る。NHKの夜のニュースと同じだ。

  憲法を無視している男がいるが、今度は「変える」と言い出した。

  すでに、憲法に違反している、そうゆう法律を作っている。

  それをなかったことにする、廃案(失礼、廃止だった)にするのが、「変える」という仕事だろう。

  閣議決定も、同じだけど。


  きのう、ネコの歩くところを見ていたら、フキノトウが目に入った。

  雪もあるが、フキノトウもある。

  フキノトウも我慢強いところを見せている。これからだな。


  雪というと。









  プラスチックの丸い入れ物が、温室になって、そこに緑。




  変わらず、冷たい雪。


  妙な音もしたが、風の音にしておこう。

  忘れた、花粉症だと確信する症状が出た。手ごわい。