光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

コスモスの花は、きのうの続き。柿の実の画像の出来がやっぱりいまひとつ。

2015-09-28 13:43:53 | 植物・花(秋)
  気温が上がる予報だが、いまのところ、ひどく暑いという感じはない。

  今ごろも熱中症はある。今日は気温は上がるようだが、風もかなりあって、これは結果論だが、もう外をカメさん

  持ちで歩いてきた。ただ普通に歩くと、10分のコースである。歩いたとは言える距離でもない。


  ここのいえの柿は、祖母の話でも、父の話でも違いはなく、接木だが、ミズシマ(水島だろうか)という品種で

  甘柿である。もちろん、柿の実であるからタンニンは入っていて、でも渋みは青い柿のときからもうないか

  どうか、それはわからない。渋みを感じさせない柿だが、タンニンの作用は身体にはあると思う。何度か渋柿を

  食べていて、あの口の中の嫌な感触は忘れられない。柿になぜタンニンがというのは別に不思議なことでも

  ないようで、植物一般にこれに似た化合物は必ずと言っていいほど、生体成分として入っている。これも

  古いときの記憶だが、このタンニンも、呼び名は何種類かある。一般的になんというか、これは有機化学の

  問題である。


  で、なぜこんなことを書いているか、というと柿の実の画像を見ていて、木の高さもあるが、柿の柿の実らしさを

  感じさせるに、やはり迫力なく、これはいかんという考えがあったからで、なおかつお天気もよく、風もあって

  それならサッサと他所さんのものを借景した方がいい、ということでである。でも、ここの柿の実はうまいと

  思う。ほとんど食べないが、過去何度か食べていて、まずいものはない。あまり甘すぎることもない。

  散歩のそれ以降の楽しみはあまり考えなかった。


  しかし時間的には、柿のひとつ撮るのも、けっこう時間と気とを使う。柿の実にも時間があって、よれよれは

  これは見ていて面白くはない。ここがいい、この時期がいいというものはある。

  晴れていて風があるので、人の姿も多いが、今ごろまだ稲刈りをしている。これは驚きでもあるが、

  農作物を作る人の高齢化の問題もある。いつまでも若くはない。となると、恐らく組合の中で、お助けマンが

  登場するのだろう。もちろん、時期を変えて植えていることも考えられるので、今ごろもあっておかしくは

  ない、そうゆう結論的なものが出る。うるちともち米の違いもあるか。晩生のイネはあまり名を聞かない。

  でもむかしに戻ると、稲刈りは11月が普通、標準的であったと思う。信越本線がまだあったころ、長野を越えて

  新潟県に入ると、これも少し山の中だが、11月に稲刈りはあった。妙高、高田、あとはどこかな。ここも豪雪

  地帯。


  コスモスの花も、ちょうどいい高さのものを撮って来たが、風があるので、けっこう揺れた。

  柿の木も一本だけでない。またまだ残っているイネの様子、最後には幸運にもベニシジミに会うことが

  出来た。このとき、私はカメラをマクロにしていないことに気が付いて愕然としたが、チョウは必ず戻って

  くると信じていると、そのチョウはやはり戻ってきた。でも、ケイトウに止まるベニシジミの位置はかなり

  低い。ベニシジミは、それにしてもなぜこんなに減ってしまったのだろうか。このところの冬は雪多く

  気温も低い。これが一番の原因だと思うが、暖かい冬は来そうにない。ベニシジミは一番簡単に

  撮れるチョウでもある。戻ってこないか、大群が。


  で、最初は、コスモス、これもたくさん撮っていて、でももう一回くらい出すと終わってしまうかな。

  花そのものはまだこれから。あと、ここの柿の実、一枚だけまだ咲く、ヒガンバナ。





  その一。一番綺麗な、という角度で。奥行きはあるので、ボケ画像も楽しめる。




  その二。周りの色は濃いので、まだ夏の感じはある。




  その三。このひょろひょろと伸びた花は滅多に見られない。




  その四。




  その五。雑草と一緒に。





  その六。まだ咲くヒガンバナ。これは近くで、お寺のものではない。





  その七。ここのいえの柿、ミズシマ。一日一日の変化があって、今日はもっと赤いものが多いが
  落ちる実も増える。少し小さい。




  その八。




  その九。




  その十。高さは7、8mはあるかな。今日撮ってきたものは、もちろん毎年秋に撮っているものだが、
  目と鼻の先にあって、これは大きく撮れる。でもたぶん渋柿だと思う。こちらにおられる方は存じているが

  柿が甘柿か渋柿かは、聞いたことはない。これからも聞かないだろうな。



  今日がたしか満月。月の軌道は、複雑怪奇だけど、楕円軌道に近いのは間違いなく、地球に近い位置で

  満月になれば、これは大きく見える。もちろん、反対がある。もっとも離れたとき、あるいは接近したときが

  一体いつになるか。

  地球の周りを回る月の軌道については、たしか国立天文台のホームページのどこかに

  書かれている。これは見たが、印刷して、さらにいくらか『力学』の知識がないと理解できない

  ようだ。私も、これに関してはもちろん、説明は出来ない。



夜は月が明るすぎた。明けの明星と木星はわかる。朝は冷え込んで、放射霧

2015-09-28 06:57:03 | 散策
  朝は、普通に晴れていて午前6時ごろ、お日様は出た。


  いまはもう6時35分を過ぎて、39分になろうとしているが、どれくらい前からかわからないが、霧のようなものが

  出ている。ものを燃やすときも同じような状態になるが、臭いは感じないし、これはやはり霧。

  放射冷却もあって、湿度も高いので、こんなことになるのだろうか。なかなか面白い変化である。


  きのう月が出たのは早かった。それまでにほぼ快晴になったが、北風が吹いているので

  予想通り、雲が次から次へと湧き出した。月がどうゆう感じか、東の空を見たのは、もう午後7時半を過ぎていたが

  月より、雲の動きが激しく、これはまるで雲の中を月が高速で動いているようでもある。

  日の入りの正確な時刻はわからないが、月はもう午後6時半には東の空に見えた。この時間はまだ明るさが

  ある。


  夜の11時になると、雲は嘘のようになくなった。これも大体予想通りで、でも月は明るすぎた。

  この時間はただ目で見ただけだが、8時台は双眼鏡を使った。一応、むかしの「Nikon」製である。

  7×35だが、これでも満月に近い月は明るすぎて、長い時間見ていることは出来なかった。

  分解能はないので、細かいクレータの様子はわからないが、観望にはちょうどいい双眼鏡である。

  これも30年以上使っている。


  朝は、金星である、明けの明星。月の影響がない時間、もう午前5時15分を過ぎていて、この金星の明るさも

  異様な感じ。でも空が明るくなると、一気にわからなくなる。

  木星も、この時点で、わかった。



  画像はきのうの午前中の雲の様子だが、たまには黒い雲もいいと思って。















  
  天気は晴れだが、気温は上がりそうで、夏に戻るのか。