光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

9月22日、昇るオリオン座とベテルギウス、9月23日、夜明け前のアンドロメダ座。

2015-09-26 13:39:44 | 星空・天体・宇宙
  朝から徐々に天気は回復。気温も上がっている。


  外に出てみると、晴れ間も増えているので、しばらくすると暑いくらい。





  その一。これは昇るオリオン座。日付は、もう一度書くと、9月22日で、時間は午前2時33分である。
  ちょうどオリオン座が南東の空に昇って来たところで、オリオン座らしいところを一枚に。

  失敗するかと思ったが、ちょうど真ん中に入った。



  キヤノンのG1 Xを使っているが、このレンズ、焦点距離は、15.1mmから60.4mmまで。これは、レンズに記され

  ている値そのものを書いている。4倍ズームで、無理のないところではないか。それでも、もっとも望遠側に

  するとかなり前に飛び出る。


  その一の焦点距離は、35.2mm。この焦点距離でどうにか、オリオン座のオリオン座らしいところが入った。

  最初に焦点距離と書いて、「焦点」が、商店になっていた。見落としそう。

  高度的にそれほど高くなく、どうしても地平近くは、人工の照明の影響も強く出るので、明るくなる。

  風景のような、星空の画像。


  ここからいくつか、拡大して、どうゆう風になるか試してみる。




  その二。左側に、三ツ星、オリオン座といえば、M42。大きくは出来ないが、無理していないので
  あまり粗のようなものはわからない。




  その三。今度は右に三ツ星。左側は、強いて言うと「M78」があるところだが、ぽつんとした明るさが
  あるだけ。




  その四。オリオン座のβ星、リゲルは明るい星だが、地味な存在である。ここまで入れた方が
  やはりいい。


  この日も、窓から撮っているという制約がいつもあって、あまり右側まで、カメラを向けることが

  出来なかった。このオリオン座の中心部の画像を二回撮っていて、その一の画像は、最初に撮ったものより

  わずかに大きめである。後の方が安定感があるかどうかはわからないが。


  で後一回というところで、もっとも望遠側である、60.4mm、ふだんはこれが多いが、これでシャッタを押した。

  すると、赤い星、赤色超巨星のベテルギウスが左上に入って、右側は、三ツ星までである。




  その五。時間は午前2時45分。これだけ見ると、すぐにオリオン座だとはわからない感じである。
  このカメラのもっとも望遠側だと、この範囲しか写らない、というのが感じでつかめる、と思う。





  その六。その五の拡大。右に三ツ星。ここにもM78は写ってはいるが。広角側でと、もっとも望遠側での
  印象は少し違う。
  

  15.1mmは、もっとも広角側だが、この焦点距離で撮ることは、そういえばあるかな。初めは固定撮影から

  やっているので、そのときに、もっとも広角側を使っているが。一度、簡易赤道儀を使っての、60秒露光を

  やってみたい気にもなってきた。


  それからこれも賭けみたいなものだが、23日の日、丑三つ時に、はくちょう座の画像を撮っているが、そのあと

  もう午前4時45分になろうとする時間、もしかしてアンドロメダ座の小宇宙(M31)が写らないか。その方向に

  適当にカメラを向けて撮ってみたら、M31は左上にあった。でももう明るくなる時間でもあるので

  もちろん画像はよくはない。これも60秒露光で、条件は同じである。




  その七。西の方向の空。時間は、もう一回書いて、午前4時45分。目で見ていると、明るいという感じは
  ない。M31は左上である。これを拡大しても意味はない。


  一度、アンドロメダ座の小宇宙が、西の空に見えてくるのは、もう冬ではないかと書いたが、時間をあまり

  考えないと、こうゆうぎりぎりの時間で、すでに西の空にM31はある。これからはもっと早く、この方向でも

  見えることになる。これを知るには、星座早見盤を使うのが便利である。


  再び晴れ間が出そうでもあるので、星空の撮影は続けたいと思っている。なかなかこれ以上のものに

  挑戦しようという気力がわいて来ない。


  やるとなると、結局レンズ交換式のカメラを、新しく購入しないといけない、と思う。

  いまのところ、そうゆう経済的な余裕もないし、どこのものがいいかもすぐには思い付かない。

  いま持っているものは、どうも重たすぎる気がする。気軽にやれるのがこのカメラのいいところ。

  壁は高いですね。


  書き方変えたのは、これもあまり意味はなく、また元に戻ります。




ツバメの飛ぶ姿がなくなった。秋分の日の日の出。

2015-09-26 07:06:44 | 散策
  夜は雨の音はなかった。


  布団を引く順番というものがあるが、これをときどき間違える。

  ごろりとなるときがあるが、ちょっと寒くなると、毛布を一枚使って身体を包む。

  この毛布は、初めのほうに引くもので、中から引っ張り出している。で、もういらないとなると

  一番上に、また載せることになるが、さて布団を引くときが来た。


  毛布は一番下ではないので、椅子にまずは置く。で布団を引き、その次がこの毛布。

  布団も薄くなっているので敷布団代わりなのである。でもそのとき、これを引くのを忘れて

  次にシーツ、最後には、もう夏ではないのでさらに毛布を。そこまでやって、あれ、下に引く毛布が

  椅子の上に。やり直しである。


  むかしの話は、あまり書きたくないが、未来はわからないので、どうしても「むかし」になる。

  布団は敷布、シーツと一緒に一まとめで、たしか押入れに放り込んでいた。

  それでうまいこといっていたのだな。

  で、シーツを敷いたたまま、上のほうに押し上げて、毛布を敷く、再びシーツを戻す。

  これでうまいこといった。頭の中に何か残っていないか探しているのだ。

  引くと敷く。混ざっている。

 
  いえの中で、やけに美しい虫の鳴き声がする。外ではない。いた、コオロギ。黒いし、わかりにくいが

  間違いなくコオロギで、でもいまはそうゆうものもつかもうという気にはなれない。

  いえのどこかに、コオロギはいる。でも秘密の抜け穴があるかも知れない。

  何しろ、小さかったが、ヘビまで入ってくる建物である。他もあって不思議はない。

  でもコオロギだと、子供のときは虫かごに入れて観察したはずで、さすがに鳴き声は期待して

  いなかった。いまはやはりいいのは鳴き声だ。

 
  今ごろの空で、もういないと思うものにツバメがある。最後はいつかわからない。

  数も減ったけど。空にその姿はない。ツバメは帰っていった。暖かい地方へと。


  今日も雨が降るかも知れないが、秋から冬、暖かいともいう。エルニーニョ現象で。

  でも雪は降る。多くもなく少なくもなく。

  冬か、でも秋の心配はまだある。今日はトイレで蚊がいたが、これはうまく叩くことができた。

  執拗である。

  
  結局何も出てこなかったようだ。


  落ち着いた景色なので、23日、秋分の日の朝。














  彼岸。まったく無縁の境地で、今日も考えることは、私利私欲のことばかりである。

  これはみな納得してもらえると思う。