光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

固定撮影で、早い時間の南の夜空、淡い夏の銀河があるようにも見える

2015-09-10 13:50:12 | 星空・天体・宇宙
  お天気、荒れたというほどのものではないが、あまりいい感じはしない。


  ときどき、回覧が回ってくる。音もなしに。今朝もあった。これをお隣へと持ってゆく。

  いえの周りをぐるりと、半周する。特に異常はなかったようだ。見た感じである。

  いえを建てるときに使うと思える防水紙が、3ヶ月ほど前に、どうゆうわけか、ここまで飛んできた。

  場所はどこからというのは推定できる。この前の草刈のとき、これを玄関の先の草の置き場にまで持っていった。

  いずれどこかへ飛んでいかないか。それがどうゆうわけか、またいえの中に入り込んできた。どうなっている

  のだろう。


  それで、台風とか、何しろ天気が大荒れと言っていい時間が過ぎて、そうゆうときに、夜に晴れるときがある。

  それもずっとではない。わずかな時間と言っていいと思う。きのうも夕方ころは、風はゆるくなってきて

  空に雲はあったが、圧倒的に晴天域は多く、しかし宵の初めに、やっぱりという感じで、雲が出始めた。


  富山のきのうの日没は何時か。国立天文台の、暦計算室のページを見ると、18時09分とある。

  午後6時過ぎにもう日は沈む。6時半ごろ、2階に戻ってきた。

  でもその時間はさすがに明るい。暗くなるのを待つ。風の音はわずか、雲はもうすでにある。

  
  最初は、北の方角を考えた。これは、いつもやっている。固定撮影で、星の単位時間での動き、移動は大きくはなく、

  点に近い状態になる。この単位時間での、星の軌跡がもっとも大きくなるのは、天の赤道にある星。オリオン座の

  ベルト辺りの星が、一番わかりやすい。南の空も、赤道からはあまり離れないので、この動きは大きい。

  ただ角度でいうと、まったく同じである。天球を考えると、これはすぐにわかる。


  でも、北の空に、北極星とカシオペヤ座が見え始めてすぐ、大きな雲にこの辺りは覆われて、さてどう

  するか迷った。天気がよく、早い時間だと、明るい空だが土星はまだ見えている。さそり座のアンタレスも。

  でもそうゆう時間ではなかった。20時に近い時間になっている。


  でもやってみることにした。南向きの空。

  台風18号で、空気は入れ替わっていて、雲も多いが、うまくやれば、その雲の影響を少なくすることは出来た。

  これは、夏の天の川銀河ではないか。そうゆうものまで、固定撮影でもわかりそうである。

  こちらの方角では、露光は短くしたい。悩むことなく、10秒を選び、ただISOは、1000に上げた。

  それでも、カメラを滑りにくくしているが、わずかに、「滑る」という動きが入っている感じはある。


  地球の自転による日周運動も、オリジナルを見ると、やはり北の空とは比較にならない。

  大きくしない、というところで、ごまかしている。ただ、キヤノンのG1 X Mark IIは、レンズによる星像の乱れも

  かなり出る。これは避けられない。星はほぼ点なので、それゆえ目立つ。でも、さらっと見ると、気にはならないレベルに

  あると思う。


  夏の天の川銀河の写りはかすかだが、星座としては、いて座がやはりわかりやすい。




  その一。20時01分。いえの周りにある、木が影になって写る。低い位置を向いている。雲を避けた。
  下側の、真ん中よりは左に、いて座の星がある。

  右側、真ん中辺り、うっすら銀河が写っていると思う。




  その二。その一から、いて座の辺り。拡大。横に長く見える恒星があるが、2個が並んでいる場合、そうゆう
  風に見える。これはオリジナルの画像で確認。





  その三。19時59分。こちらのほうが早い。大きな雲があって、2番目に。右側にさそり座があるはずだが。
  こちらのほうが高い位置を撮っている。PCの周りを暗くした環境でこれを見ていると、天の川の

  明るさがわかる。いまは自分で見ていても、周りが明るいのでそれはわからない。




  その四。その三の、右側。雲を切り取った。





  その五。20時22分。ようやく雲がなくなったが、それでもわずかに空に薄い雲はあるかも知れない。
  夏の天の川銀河のあるところだが、ここの画像もこれが最後になると思う。




  その六。その五の、左側の下を中心に、拡大。いて座より、さらに左側の星。あまり見ないところ。




  その七。その五の、右側の部分、縦に長く切り取った。淡い銀河がわかる。画像の調整はかなり暗くして
  やっている。それから、カメラのモニタで、これよりも多い枚数のものを見て、雲ではない明るさが

  同じところにある、というところまでは確認している。淡いが、散光星雲もわかる。


  きのうは北の方角も、雲が多くなった空にまた晴れ間が戻って、カシオペヤ座、それからペルセウス座の様子も

  撮ってみたが、残念なことに、カシオペヤ座の位置が、高くなりすぎていて、一部しか入らなかった。

  もっとも、ペルセウス座も途中までである。雲が居座る場合が多く、それでもよかったといわないと。



  先ほど、ちょっと不安定な格好、中腰でプラグを刺したら、腰にギクッと来た。鋭い痛みではないが

  最近こうゆうことはたぶんなく、痛み止めを塗ったが、やっぱり気を抜くとだめだなー。

  用心して、動いている。



つかの間の晴れ間以外、いいことはなかったようだ。ケヤキで植物診断

2015-09-10 06:56:17 | 植物・花(秋)
  朝、室温、23℃。小雨か曇り、もう少し早い時間、お日様の色。

  9が、きのうは2個並んだ。9月9日、午前9時、しかし99分はなかった。


  きのうの午後3時ころまでは、台風18号の雲の切れ間にあったので、この辺り、富山の真ん中より北、

  神通川の左岸での、天気はよかった。風がなくなるとはこのことか。青空が出て、東に見える高い山と

  雲の織り成す景色は美しかった。


  午後3時半ごろから南西の風が吹き始めた。台風の吹き返しの風。

  北風よりは弱いが、この南西からの風も手ごわいもので、いろいろなものが飛んできているはずで

  柿の実も落ちた。空の明るさは変わらなかった。雲は真っ黒にはならなかった。

  5時半ごろ、ゆっくりな風に変わって安心したが、これがいけなかった。



  定刻に食事を済ませて、ふとテーブルの上にある、元気のないシクラメンを見ていると

  何かが足らないことが感じられた。土がカチカチだった。空気の穴が要る。適当なものはなかった。

  細長いフォークがあった。ほかにもまだ未使用の、おまけの何かはいろいろ入っていた。

  土は固く、しかし柔らかいところは、フォークは刺さって、一部土は崩れた。

  これに、20分時間使って、右手首が痛い。


  食後は静かなのがいい。

  TVの音を消す。夜はもう来ていた。空に雲は少しで、こうゆうときしかないと思える

  星がキラキラする時間はあった。


  朝起きた。カメラを止めているネジがやけにゆるい。

  いつもは、はずすときに、指の皮が破れるくらい力がいる。

  これだ、やたらおかしな画像が出来たのは。ここでも、詰めが甘かった。


  いまは雨が降っている。なんだったのか、あの台風は。腕に、痛み止めを塗って思う。



  ケヤキのいま。木の葉も、気象条件の厳しさを、反映。













  きれいな、とはいえない。


  天然のボケはそれでいいが、どうも違うようだ。

  悲しいものがある。