光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

時雨れる道ばかり、歩いている

2009-11-15 18:49:44 | 植物・花(秋)
  このところ、さほどひどい雨でも風でもなく、傘も帽子も飛んでいったということも
なく、詳しくいうと、昔、帽子は飛んだことがある、傘だと、ひっくり返るがその程度、
で歩いた後は、まずは一安心というか、歩かないよりはよかったなど思っている。それで
時雨の道歩きというのも終わってしまいそうだが、何がどう違うか、新しいかというと、
昔の散歩道に近いところを歩いていることで、小さな変化や大きな変化がある。そう思える。

  風が強くなった、これは今日の日中の変化で、他だとどうかというと、例えば道の
大きさとかだとどうか。工事というのは、多いのは、どこでも同じのようで、側溝、
下水ではないけど、水の流れるところの、改修というもの。これも盛んなところは結構
盛んで、その道が狭苦しいときもある。昔のその辺りは知らないが、まずは昭和の時代に
出来た、住宅団地である。そのときの感覚というのも、車全盛ではなかった。だから、
昭和の時代だと思うわけで、今頃だとこれでは道が、というより車がすれ違うことも出来
ない、ということから、それなりの道路の幅が決められる。
  今歩いているところは、ここはその新しく出来た団地で、時代は昭和というところで、
大きな道は十分で、ちょうどよく、でも小路というか、そうゆうところも、大きな区画
の中にはある。すると、そこでは一方通行みたいな感じにもなるが、都会でいうと植木鉢が並
び、洗濯物が干してあるようなところで、その通りで車がすれ違うときは少ないだろう。向こう
に大きな道が見えている。

  そうゆうことも思うが、その狭い道を選ぶ理由もときに突風のようなものが吹くから。もと
もと怪しい天気だというときに出て来たからそれは予感があるが、よくあることだが天辺
辺りで、南は雨雲が、で北の方は青空が見えている。そうゆう状態でもある。ここは平地
だ。このような境界が出来るかとも思うが、問題は海に近いというものもあるのだろう。
海は押しなべてそう温度の大きな変化はないから、すべてを一定に保つような緩衝作用が
あるようで、しかし地面との、また空との温度差がありすぎると、その効果もなくなってしまう。
今日のような強風の日の海、というのはもう見ることなくても想像できる荒れ方だろう。

  日本海の海というと、海水浴というイメージはなくて、北陸本線などから見る。また
信越本線でも同じであったが、その海の感じは荒れるの一言で、穏やかな海の印象は非常
に少ない。そうゆうときにしか、海の見えるところ、つまり鉄道での移動というか、帰省と
その反対が、なかった。これはしかし、弥が上にも冬の冷たさに絶えないといけない、という
心の準備をさせるもので、それなりのいい効果というのがある。例えば、大阪から札幌まで
ゆく寝台列車とかに乗っても、おいしいものとか、あるいは和やかな風景を眺めるだけというの
は、若干惜しいことをしていると思う。そうゆう時間に、そうゆう列車がどこを走るかと
いうのは結構重要なことだ。もっとも、
 
  北陸本線よりも先に行けばいくほど、北上して、海底トンネルを超えてというともっと
すごいものが待っているかも知れない。そこは知らないなー。でも、それなりの冬の、
晩秋から早春の時期のいかにも冷たそうな、鉛色のいくらでも押し寄せる波、それを繰り
返す波、永遠にと思えるくらい、勢いのある波というのは、なかなかドキドキ感があっていい
もので、しかしこれにも限度がある。
  そうゆう時間を過ごさなくなって久しいので、
  今日の時雨の散歩もそれを思い出させるには至らなかった。今ようやく真っ暗になった
空を見て、風の音を聞き海の波の打ち寄せる状況を想像して、ようやく昔の記憶がよみ
がえった。その様子というのも昔も、さらに昔むかしも変わらなかっただろう。そうして、
波打ち際で恐ろしい出来事もあったのだろう。やっぱり冬の海は荒れるし、恐ろしいもの
を最後には想像させる。返ってそのくらいの方がいいのかも知れない。

  時雨の散歩道を三日ほど続けて歩いて、最後には荒れ狂うとまではいかないが、
日本海の鉛色の海の様子を思い出してしまった。


  でも出てくるものは、大体穏やかな紅葉というもので、この断絶というか、不連続性
が、地上にあるものであることも証明していないか。




  紅葉のその一。ドウダンツツジ、いくらか変化する。




  光の方向の違い。




  ヘクソカズラは、あちこちにあるようで、しかし今年は去年よりは
  登場回数は少なかった。




  においもあまり感じない。においでいうと、ニラの花はたしかに
  今年はニラの匂いがした。悪くはない。




  優等生のドウダンツツジ。




  カエデは夏が冷夏で、それから秋の台風でもダメージが大きい。




  でも今見ると、ほどほどに赤い色に染まったようで、緑の残りとの
  相性がいいようである。




  上の二枚を足したような構図。

雨と風。晴れ間もあるが、ハチャメチャ天気

2009-11-15 16:09:21 | 散策
  11月の時雨のお天気というとそれまでだが、

  まずは安定するときがない。不安定で、言い換えると
  お天気の活動は、活発なのである。アクティブ。
  雨があって、風があって、ときに激しい雨と風。
  吹き飛ばされそうな、そうゆう風。乱風。
  幸いか、今は、竜巻はないようだ。
  これが、近くの海で観測されたというのも
  最近だから、まったくのでたらめでもない。

  晴れ間もあるが、これは暖かな空気が入ったときで
  またすぐ、雲が出て、雨がときに強く窓ガラスをたたく。

  まさしく、冬型と書いて、ちょっと違うというのは、低気圧の
  位置だった。だから、南風なのか。
  これが北風に変われば、本物の冬型。


  この3、4日の空の様子とかと並べると
  今日のお天気も再現されそう。




  気分の問題でまずは、金色に輝く瓦。




  達磨さんみたいな太陽。この太陽がなかなか顔を見せない。




  雲だけ、いい色に輝いたりする。これを見ていると、寒くもなく
  いいような気にもなるが、このときは北風だった。




  南の空がやけに青いが、このときだけのようなお天気。




  かなりおっかない感じの暗さがある。通常の西の空。




  迫力がある雲。でもまだ白いし、これは雪雲とはやはり違う。
  このときは雨はどうだったか、記憶にないくらいだから、
  雲だけすごかったのかも。




  これは少し説明がいるかも。トイレットペーパやビニルテープを
  芯を縦にして置いておくと、外側と内側で、どちらがどうなるか
  わからないが、だんだんとずれてきて、元の平面でなくなるときが来る。
  つまり外側かあるいは内側が出てくるのである。すると
  上のトイレットペーパのように、二つ重ねると、そこに隙、空間が出来る。
  ただ、そうゆうことが起きるということを示したかっただけで、
  恐らく元には戻らない?。





  月が見えた、朝。

雨と風

2009-11-15 06:42:07 | 散策




  朝のお天気は、雨と風。きのうもそうだったが、南風で、警報が出ている。まださほど強くないが。雨もそんなにひどくないが、季節が季節だけに暗く、鬱陶しい。ガタピシする。アメダスの6時の気温、12.7℃。気圧は1010.2hPa、湿度は85%。室温は、15℃。ちょうどいいか、少し高い。

  きのうは夕刻に晴れ上がるかと思うが、そのときのほぼ一瞬といっていい晴れ間で、またすぐに曇り空に戻った。天気予報どおり雨の曇りの一日で、頭の痛い一日でもあった。
  夜も、ずっと曇りのままか、それとも少しまた雨が降り出していたのか、そろそろ朝に近い時間に雨の音が聞こえて、今は小康。太陽が恋しい。
  起きて、外を見るが暗い。今日は一応日曜だからか、つく明かりの時刻も少し遅い。もう少し寝ていてもいいような気もするが、先に考え事が始まるとだめ。自分の意思と関係なく、いろいろ思ったりするときもあるから、こうゆうときは危ないというか、体調はよくはない。
  TVのスイッチを入れると、『名曲アルバム』が流れる。日曜の朝に流れるのか、名曲は。しばらくして、天気情報。気圧は、なるほど低気圧が日本海にある。これで、暖かめの風が入っている。先ほどから咳き込んでいて、どこかで風邪の「もと」をもらって来たような感じもするが、関係ないだろう。
  今日も曇りか雨のお天気で、気の塞ぐ時間が続きそう。