光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

溜め息の出る星空

2008-12-02 18:32:07 | 散策
  先ほど、きょうの朝刊を見ていて、三面記事のこれまた片隅に、大きな三日月と、明るい金星と、さらに同じくらい明るい木星が、三角形になっている像が出ていて、まーないよりはいいが、もう少し大きくてもよかったと思った。今頃、新聞を見ているので、なんだか拍子抜けがする。

  新聞の記事であるから、あるいは写真であるから、はっきりさせないといけない。固定すれば、これが可能で、その写真を見て、露光は明らかに長すぎるけれど、見た感じは、肉眼で見ているものに近いと思う、さほど、金星と木星の明るさに差はない。そう感じるのが肉眼であって、これが便利である。
  固定させないというか、手持ちで何とか星をと考えている私は、いい方法がないか考えるが、あるわけがない。せいぜい、露光時間を30分の1秒くらいに、つまり0.03333・・・秒くらいにする、そう考えるのがいいところ。それでも、木星の明るさが、画像にはっきり現われるようになるには、ある程度、元画像に近い大きさにしないと、ここに掲載する際に、ただのどうでもいい灯りとして、消されてしまう。もう少し明るくないと、一つの灯りと認識されない。この辺りが、何とかならないか、と思うが、ほとんど点でしか表わせないものを最後まで残そうというのが無理なのだろう。点の悲しさがある。

  星空というと、朝の空もあるが、もちろん丑三つ時もあれば、午後の11時の場合もあるわけだが、朝の、日の出る2時間くらい前の空というのも、なかなかに面白い。面白いというのは、まずはもう春の星座があるからで、春の星座といわれると、しし座もおとめ座も文句をいうだろう。雑誌にしろ、また様々な星空の情報にしろ、午後の8時を定番としている。このころに、子供さんは星空を見て欲しい。まー今は受験も最後の追い込みだろうけれど、ちょっと目を休めるために、星空を見てください、というのが始まりなのか。
  でも早起きの方もいる。宵の8時にもう眠い。自分のことだが、朝の早い方はおられる。どうかんばっても新聞受けに新聞は入っている。あー寒い、こんな時間に、夏ならわかるが、もう新聞が入っている。疲れるししんどいし、寒い。きっと、配達をされている人はそう思っている。
  で、冬の朝の空は、日の出が遅い分、暗いままである。起きると星が見える。これまたシャキッとするのによさそうだ。午後の8時だけではなく、朝の4時というのも、特に冬の場合はあってもよく、そのとき南の空を中心にどんな星が見えているか、あるとありがたいなー。

  それよりもかなり遅くても、まだ晴れていれば星星は見える。散歩するのは少し怖いが、いくら田舎といってもやはり怖いものはある、窓から眺める星はほどほどにいい。それで、外に出る体力と気力があれば、夜空を眺めるともう春の星座は真南にある。初冬に、春の星座が見える。冬の星座はというと、もう西の空に傾いてあるいは地平に沈んでいる。

  今朝は、朝も晴れ、ほどほどに冷えて、春の星座が高く見えていた。知っている星座が、その位置にあるから、というのが大きな理由。北斗七星なども、大いに回転している。周極星というのもあるが、これもどうゆうものか感じでわかってくる。その内、多分12月も終わるころに、朝に、夏の代表の星座であるさそり座も現われる。これも、冬のうちに一度は見ておきたいと思うもののひとつ。

  溜め息の出る星空というのはある。しかし、それにしても寒く、美しさと寒さで、半々の溜め息が出る。


  きのうの続きの、朝の様子など。



  天上の星は、なかなか写ってくれない。植物の葉の上の水滴。これも、太陽によって輝く、ひとつの点の集まり。




  光の玉みたいのが、色々あって、中央のエノコログサかな、と仲良く写った。




  水玉の出来方も色々。これは多分霜が溶けて出来たもの。うまく整列しているのが、憎いというか、そうなっちゃうのか。




  光の穴と言うべきか。色々な光の道があるものである。 

月と星と、鳥と。

2008-12-02 16:34:53 | 星空・天体・宇宙
  なんだか、調子が悪い。
  また画像の呼び出しで、というかそれを消す作業で、あっけなく、
  書いていた文と、画像は消えてしまった。
  操作不能になった。

  きのうの金星と木星と、月の接近の様子。

  お粗末としかいいようがないが、




  まずは地平にある木々を入れてみた。木星は金星よりも高く、
  ちょうど中央にあるが、見にくいと思う。
  小さいモニタだと、見えないはずである。




  地平をはずして、拡大してみた。これでも、木星はかなり暗く、
  ぼんやりさせるフィルタみたいなものがあると、見やすくなると思うが。


  これでは、なにが何やらわからないと言われそうで、
  
  夕空の鳥。




  右に、キジバトがいる。あー、カラスかも知れない。




  急旋回して、その姿がはっきり。向こうに、黒い点々があって
  ヒヨドリかカラスだと思う。



  
  小さい点であるが、カラスだと、うちに帰る方向で、
  ヒヨドリだと、ちょっとした夕刻の飛行?。

今朝も寒い。

2008-12-02 06:46:14 | 散策
  朝のお天気、快晴。本物の快晴で、星もよく見えている。見えていた。風もほとんどなく、外に出てみたが、30秒くらいが限界のようだ。寒すぎる。アメダスの6時の気温、2.2℃、気圧は1022.0hPa、積雪は0cm。室温8℃。

  きょうは、朝もほぼ快晴で星もよく見えている。でも、少し外は明るい。そんなに早起きではない。北アルプスの稜線はきょうはほのかに、黄色。空気の水分の量で、湿気があると赤系統、少ないと、黄色か白に近いようだ。
  朝の外気温は2.2℃だが、昔の人はこれくらいだと暖かい、ぬくたい、とか言っていたようだ。私の祖母もそのように言ったという。

  2℃台の空を見る。見るのはいいが、やけに外灯が明るい。目の前にある。これは、要らないとはいえないが朝のもう日も出る1時間前には消えていて欲しい。こうゆうことは出来ないのか。朝に、星空を見上げるのも乙なものだが、寒過ぎる。春の星座である、しし座がほぼ真上にあって、こゆうものも見ることがなかった。その少し南に、あまり明るくない、土星がある。金、木、土と、きのうから明るい惑星を見たことになる。

  冷たいというと、朝の水道の水で、ボイラからのお湯が出て来るまでが時間がかかる。二昔くらいまではなんとも思わなかったが。現実は厳しい。インフルエンザの季節で、手洗いが大切なようだが、よくやるのは、どこかから帰って来て、まずは水を一杯飲むということ。しばらくして、うがいが最初だったと思う。習慣になってない。
  朝は、まずは手を洗わずそのまま水道水をすくって顔やら、鼻やら、それから目に持ってゆく。汚い、多分、手のまま、手を洗わないまま、顔を洗っている。先に、うがい、手洗いという習慣が出来ていない。今は水も冷たいから、まずは、手を洗ってという流暢なことをやらず、ちょいちょいと手で水の温度をたしかめて、すぐにその手で水をすくう。この辺りが、いつも思うことだが、やってから順が逆だった、と思う。順番が反対か、間違いというのは、ときどきある。頭ではわかっていても、ついついそのときになると、順序というのはどうでもよくなるときがある。