光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

お散歩日和の効用

2008-12-20 18:44:36 | 散策
  朝に十分に冷えたせいか、その後も晴天続き、朝一番の羽田行きの、767は南に向かって滑走して、それから180度ターンをした。今日はそんなに朝に風は感じないが、河川敷の空港ゆえの風の動きがあるのだろう。南風に、高く舞い上がった、767はクルリ半回転して、上空高く、また進路を微調整するため、機体を左に傾ける。767は、軽めであって、777はエンジン音こそ少し低め、あまりに聞こえないが、単位時間当りの、上昇能力は767にはかなわず、その大きな機体はそれでも、北に向かって滑走するときよりも高く、それゆえ小さく見える。
  そういえば、もう冬もードで、B777は今は飛んでいない。

  霜があるところは、いい時間まで残るくらいの、いいお天気でもあった。南の風はあまり感じず、南西か西の風がこの辺りでは吹いていて、少しずつ室温は上がって、なれない感じで年賀状の書く準備をし、何枚か書いた。大体、2日で済ませていて、三日目にもう一度確認して、それから投函というパターンでやってきたが、今年はそれは止めた。出来ないような感じもあるが、で、一日一定の時間に5枚ということにして、書き始めるが、ボールぺンの動きは鈍い。それまでに、一応リストは作った。だから、5枚書いては、見直して、書いた、という日を書きしるし、その後に投函がすんだら、丸を付ける。今日は午後もその5枚を書くつもりだったが、何しろいい天気だし、体は痛いが、なぜかは不明、歩くことだけは出来そうなので、それこそ一枚脱いで、薄目の格好で歩くことにした。カメさんは持たなかった。つまり、書くのを忘れた。

  カメさんと散歩というのもあるが、だた歩くのが一番いいような気がする。するって、これが一番であって、その後に時間と力と気力があれば、どこそこに留まって、それこそアッパレな、北アルプスの景色を撮るのもいい。でも、今日はそれはなし。ただ、年賀状は忘れそうになって、ちゃんと持った。さらに間違いなく、ポストにも入れた。カメなしだと、何でもうまくゆくようで、皮肉だなー。
  このときに、開けているところに出ると、少しだけ南の風を感じた。北に向かうなら追い風、帰りは結局のところ、もとに戻る。そのときも南風で、少しだけ押し戻される感じがある。一直線の道路がある。ここは最近はよく歩くが、車もよく走る。それからあまり大きな声では書けないが、かなりに飛ばしていて、いい気なもんだなと思う。もっともちゃんと速度を守っているという運転のかたもいる。

  しばし歩くと、東を向く。ちょうど剱岳が雲で、そこだけ少し暗い。その辺り以外の、山々はほぼ見えるものはすべて見えていて、明るい。これを見るために東を向く。立ち止まるのである。ウーン、いい眺めである。ただ、麓の低い山は、今のところ好天が続いているから、雪も消えるようで、そのようにも見受けられる。
  先ほど、TVのニュースで、北アルプスは剱岳の、この冬の最初のパーティが入山した様子のVTRを見た。今年は、暗い時間ではなかったようだ。最初の雪道というのは、なかなかのものらしいが、遠くから見ていても、あの雪の壁を登ってゆくのかと思うと、身震いがする。恐ろしいという気もする。無事の登頂を祈るだけ。

  変わりのない道である。何もない道とも言えそうで、ほんとかな。
  珍しく、何匹かの犬に会ったが一回も吠えられなかった。きっと暖かいから、ワンちゃんものんびりしていた。もっとも、顔見知りのほうの二人は、一人は完全に眠っていて、もう一人は、外がなかなか見えない状態にあって、このワンちゃんもストレスが溜まりそうで、でも日を浴びていた。その姿がちょこっと見えた。今日は寒くはなく、犬にとっても久しぶりの、昼寝の時間が取れたのかも知れない。


  きょうは持つものも持たなくて、さっさと歩いて、年賀状の投函して、5枚だけど、それで帰って来た。そうゆう道での様子。




  太陽光を浴びている、何でもいいが、その花を見ると、逆光にはなるが、その様子は、ぜひともおさめたくなるものの一つ。
  ここは何度も通っているところで、もう一枚。




  花以外に、青空も入れてみたが、なかなかむつかしいものである。


  まさかのスイセンが、あった。これには、本当にびっくりでしかし幸運だった。




  こちらを向いていないところが残念だが、それでももう春がそこに来ていると勘違いしてしまう。




  右にもある花を入れて、明るめに調整。この時間は、薄い雲が離れる時間でもあって、自然と明るさも増した。これを見ていると、本当に春が来た、とそのときは思ってしまった。

葉っぱの上には、氷があった。

2008-12-20 16:28:28 | 植物・花(冬)
  真っ白な葉っぱというのを見たのは、もう
  午前もかなりたった時間で、それを見たときはちょっと
  信じられなかった。
  金属の屋根だと、白いものがあるのはすぐにわかったが、
  それも時間とともに消えてゆく。

  きっと植物の葉っぱも少しは霜が降りているとは思ったが
  そのとおりで、またもうほとんどは、溶けていた。だが、
  あるところ、日の当たらないところは、真っ白なのである。
  日の当たらない、あるところのみ、そこは真っ白だったのである。
  なぜか繰り返したくなった。




  いままでと大して変わりがないようだが、少しだけ霜の大きさが違う。
  密度も濃いように思う。




  同じように、あるところを撮っているが、これは元画像を、拡大して、
  当倍表示に近づけて、と言ったほうが正確か、切り出してみた。
  細く成長した氷が多いが、右下にちょっと面白い、対称的な形の氷がある。




  茎にも結構たくさんの氷が成長している。




  あちこちにこの程度の、実際は小さいが、氷の柱、あるいは紐?、がある。



 
  これも、等倍表示に近づけて、一部を切り出してみたもの。
  2枚目と同じように、右下に、まあるい氷の成長したものが、あるように
  見える。
  この中はというとちょっと全部が氷か、それはわからない。 

冷え切った、星空

2008-12-20 06:52:27 | 散策
  朝のお天気、快晴で、星空で、これが寒すぎる美しさ。今は一部雲がある。風はないが、寒い。アメダスの6時の気温、1.8℃、気圧は、1022.7hPa、積雪は、0cm。室温、6.5℃。
  
  ずっと星空のようで、きのうの宵の時間も、まださほど寒くはない感じて、3、4分外に出て、ほぼ満天の星空を眺めた。こんなことは珍しいが、晴れ時間があればこれを続けることにしようと思う。目も、星空を見る限り、疲れないような気もする。これも今のうちで、もう少し冬が冬らしくなると、もう空もこの景色を見せてはくれない。今のうちである。何かが起こるかと思うが、それはなかった。これでいいのである。植木鉢に気が付くのが遅れたが、それに蹴躓くことはなかった。

  2、3度夜中も窓から外を見るが、これもせいぜい、5、6秒という短さだが、なにしろ寒いので、それで暗さに慣れた目でもあるから、これまた星の数の多いこと。これを数えるのは無理で、やっぱり星の数は無限個あるといいたくなる。
  1年に何度あるかという星空。

  朝が来る。真っ暗で寒い朝。目が開くのも当然だが、寒い。寒いところだからしょうがないが、寒すぎる。着物をヒータで暖めるが、この効率の悪いこと。暖かさを感じるところまではゆかない。で、外は晴れだから、またお腹のへっこんだ、月も見えているから、 
  ガラガラ、っと戸を開けて、外に出た。きのうの少し滑るというものは、これはモチノキの赤い実が落ちたから。これを踏んづけると滑る感じになってしまう。月があるが、これがうまく隠れるところにゆくと、まったくの星空が続いている。すぐに、

  人工衛星らしきものが見えた。飛行機と違うというのは、ストロボをチカチカさせることもなく、また緑や赤の光もない。ほぼ恒星と同じく、点状である、などが根拠。もう一つ、こんどは南北に動く人工衛星が見えた。この間隔は5秒くらいで、地球の周りをまわる人工の天体も結構多いことがわかる。これがやがて壊れて、地球の重力に抗しきれないと大気圏突入となる。この現象も面白いといえば面白いが、それだけ、地球を取り巻く環境もゴミだらけということでもあって、

  ただただ、寒いという感じのみが強く実感される。