石川県能登沖で大地震発生

２０２４．１．３（水）
　今日は１月３日だが、2日は新聞休刊日だったので、今日（３日）にこの大地震の記事が今朝の新聞に大きく報道された。年明け早々の驚くべき大地震である。
地震は、１月１日の元旦、午後４時１０分ごろ、石川県志賀町で震度７の地震が発生し、北海道から九州にかけ、広い範囲で揺れた。建物の倒壊や火災が相次ぎ、石川県で５７人の死亡が確認された。その他にも、新潟、富山、福井、岐阜の各県でも多数のけが人が出たという。能登地方では一時津波警報も発表された。輪島港では１．２m以上の津波を観測した。沿岸部では住宅被害が出たという。
　気象庁はこの地震を「令和６年能登半島地震」と命名した。規模はマグニチュード（M）７．６と推定される。国内で震度７は２０１８年の北海道地震以来。また大津波警報が発表されたのは２０１１年の東日本大震災以来となる。
　政府は２日、非常災害対策本部の会合を開き、自衛隊員約千人が被災地で活動を始めた。2日の午前１１時時点で石川、新潟両県などの避難者は計57,360人と明かした。
　この能登半島地震の対応で新潟航空基地へ支援物資を搬送する途中の日航機エアバスA350（乗客３６７人、乗員１２人）が着陸の際海上保安庁の航空機と衝突し、炎上した。乗客は全員脱出したが、海保機は炎上した。海保機の男性５人が死亡した。