名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

作詞家のなかにし礼さん死去

2020-12-26 11:40:55 | Weblog
2020.12.25
「北酒場」「石狩挽歌」「知りたくないの」などのヒット曲で知られるなかにし礼(本名中西礼三)さんが12月23日午前、心筋梗塞のため東京都内の病院で亡くなった。 旧満州生まれの82歳。
 なかにしさんは学生時代からシャンソンの訳詞に取り組み、俳優の石原裕次郎にすすめられたこと、菅原洋一さんのヒット曲「知りたくないの」(1965年)の訳詞を手がけたことなどがきっかけで作詞家になったという。
 1960年代後半から80年代にかけ、黛ジュンさん「天使の誘惑」、北原ミレイさん「石狩挽歌」、細川たかしさん「心のこり」「北酒場」、黒沢年雄さん「時には娼婦のように」など多くのヒット曲を出した。手がけた訳詞はおよそ4000曲に上るという。
 その後、作家活動に軸足を移し、98年に長編小説「兄弟」を発表。2000年には「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞した。またNHKの連続テレビ小説「てるてる家族」も中西さんの作品である。毎日見逃すことなくテレビを見ていたことを思い出す。
なかにし礼さんの主な作品
 1965年 知りたくないの(菅原洋一作詞) 67年 恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)
 68年 天使の誘惑(黛ジュン) 70年 今日でお別れ(菅原洋一) 
 74年 グッド・バイ・マイ・ラブ(アン・ルイス) 75年 石狩挽歌(北原ミレイ)
 78年 時には娼婦のように(黒澤年雄) 82年 北酒場(細川たかし)
 87年 我が人生に悔いなし(石原裕次郎) 98年 兄弟 99年 長崎ぶらぶら節
 2001年 赤い月 02年 てるてる坊主の照子さん 05年 黄昏に歌え
 09年 世界は俺が回してる