田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

パソコンを新調しました、まだまだカキツヅケルニャン。 麻屋与志夫

2020-11-10 10:07:44 | ブログ
11月10日 火曜日
●長らくブログをかけなかった。七年ほど使ってきたパソコンがみごとに機能を停止してしまった。ブラッキーというニックネームをつけた三台目のパソコンだった。愛猫のブラッキーも五年ほど前に虹の橋を渡った。
●ブラッキーは室温が一五度以下になると、「ニャア、ニャア」かわいらしく鳴いてわたしの寝床に潜り込んできた。そうした冬が二〇年もつづいた。厳寒に耐えて二階の書斎で小説を書き続けた。平成五年までは雑誌に小説を発表しつづけていた。
●だからブラッキーは一番苦しいお座敷のかからない苦境の時代をわたしと同衾していたことになる。書き疲れて寝床にはいるとすぐにわたしの横にブラッキーがいてかかえこんだときの温かさをわたしの手のひらが覚えている。
●パソコンがこわれて、ブラッキーのことを思慕しながら、もうこれまでなのか。小説を書くことは諦めなさい。と言われているようで寂しかった。最高高齢者の部類にはいるらしいが、小説を書き、再度カムバックしたいと精進しているからこそ、生きながらえているのだ。
●わたしから、小説を取ったら何も残らない。小説を書く意欲があるうちは生きていられる。新しいパソコンを買う決意をするまでに一月かかった。
●その間、満寿屋の原稿用紙に東京作家クラブで若い時に「随筆賞」としていただいた
モンブランの万年筆で原稿をかいた。複雑な気持ちだった。あの頃の知り合いで、だれが現存しているだろうか。

●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

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友だちが消えていく。 麻屋与志夫

2020-11-09 06:52:58 | ブログ
11月9日 月曜日
●友人の死をパソコンの画面で知らされるのは、なんとも悲しいことだ。長生きするということは、周囲から知己がきえていくことだと、わかってはいるのだが、なんとも寂しい。
●西早稲田に長く住んでいた。星君が早稲田の法学部大学院に通っていた。Mさんは彼のともだちだった。物書きを目指していた。わたしは、雑誌に毎月小説を書いていた。三人で会うと小説の話で盛り上がったものだった。
●その星君もすでに亡くなった。M君は昨年亡くなっていた。シナリオライターとして活躍したらしい。どんな作品を残してくれたのだろうか。田舎町に、都落ちしてしまったので友人の消息は皆目わからない。わずかに、インターネットで調べて気づくことがままある。
●彼の名は、松尾保。遅ればせながら、つつしんで冥福を祈る。わたしよりも、一まわり若い友人だった。

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カムバックしたい。 麻屋与志夫

2020-11-08 19:49:02 | ブログ
11月6日 金曜日
木枯らしも吹き出した。これから、北国の厳しい冬が始まる。北関東の北端にある小さな田舎町に住んでいる。北国と呼んでいいのだろうか。でも、青森や秋田のほうからこの町に越してきた人に聞いてみると「この町のほうが寒いですね」という返事がもどってくる。
日光連山から吹き降ろす風のせいだろう。

カミさんはアメショウのlunaが寒いだろうともう暖房をしている。
老年のためかこちらも寒がりになった。
それでも、朝早くから起きて小説を書いている。
何時かカムバックできるだろうと夢見て、精進している。



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