田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

野仏や首欠けてなお背に野分 麻屋与志夫

2020-11-30 09:51:29 | ブログ
11月30日 月曜日
●わたしはGG。GGを自称するからには正真正銘の老いぼれだ。だがこれがただの老いぼれではない。小説家のなれの果てだ。なれの果てであることにはまちがいないのだが、このままでは済まされないGG、済ましておけないというとてつもない気概をもった……あなたに危害を加えるわけではないからご安心……GGなのだ。

●御年87歳。身長170。GGの世代では長身のぶるいに属している。体重85キロ。だったのだが去年今年二度にわたって脳梗塞を患ったので懸命に努力して減量続行中目下69キロとあいなっているが、続行中と豪語するからには65キロまでに落とす覚悟で御座候。

●そのGGは毎日黒の大きなリックを背負ってカミさんの買い出しのお供をする。車がないからすべて負荷はGGの両肩にかかっている。なんとかまだ20キロは背負うことができる。

●ベニマルのパン屋さんの脇に休憩所がある。コロナさわぎなので椅子は四脚。Tableは個々アクリル板で仕切られている。座っているのは高齢者が多い。国際保健機構(WHO)によると、高齢者は65歳以上となっている。80歳以上が後期高齢者。健康保険証では75歳以上か後期高齢者とのことだ。だからGGはどこから見ても、見なくてもりっぱな後期高齢者だ。ことばの響きとはおかしなもので高齢などといわれると、偉くなったような錯覚、幻惑を覚えるが、ただの老いぼれだ。

●さて、そのテーブル席だが、いつも老人で満杯だ。たまに老婆が座っていることがあるが、ベニマルで弁当を買ってきて食べるようなことはしない。女性はいいですね。なにがいいかといって、事、食事に関する限り、ひとりとりのこされても自炊できる。いいな。イイナ。うらやましいな。

●こと食事、そして掃除洗濯。GGはまったく無能。だいたいやる気がない。なにもできないGG
だから、カミさんにカシズキ下僕のごとく日々を過ごしているのだ。

●孤独なテーブルで食事をしている老人をみると、働きもののカミさんが健在で「ああぼくは幸せだなぁ」と感慨無量のGGなのであります。まだまだこの調子で駄文を綴りたいのですが、カミさんがカウンターて支払いを済ましたようなので、パソコンとじますね。バイバイ。

コメント
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