田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「探偵の鑑定」2の最後に「ムンク」の「叫び」のことが出ていた。

2016-04-18 03:11:10 | ブログ
4月18日 Mon.

●おととい、16日の夕刻散歩にでた。
喜楽食堂のところまでいくと今宮神社の神楽殿がよく見える。
えっ、どうなっているの。
いよいよ、おれさまにも透視能力が目覚めたのか。

●日頃は欅の大木の梢があるので、見晴らしが悪い。
よくみると、その樹齢500年くらいになるといわれていた巨大な老木がない。
切り倒されていた。
あまりにふいの視認に、わたしは呆然とした。
近寄って見ると四畳敷きくらいはありそうな切り株が春の風に曝されていた。
根元にはゴツゴツした瘤が幾つも在る。
その瘤に腰をおろして遊んだこともある。
なつかしい欅は、切り株だけをのこしていた。

●境内に入って見ると、納得した。
欅は芯が空洞となり、枯れていた。
芯から古い樹木は枯れるときいたことがあった。
ほんとうなのだ。
樹皮の部分が20センチくらい生きていて、
真中は人がらくに潜れるほどの穴が開いていた。

●欅の匂いがしなかった。
これほどの大木が切り倒されたのだ。
樹の匂いがそれでもしていない。
老木なので匂いまで枯れている。
そう思った。
よくいままで、がんばって、欅の大木としての面目を保っていたね。
ご苦労様ということばが、自然とでた。

●なにかまた、
鹿沼の古い風景がひとつ消えたようで寂寥感がひしひしとわいた。

●熊沢書店に寄った。
「探偵の鑑定」2、松岡圭祐を買う。

●終りの方で、ムンクの「叫び」――のことが出て来た。
うれしくなった。

●わたしが角川のカクヨムに発表している小説の題が、
「ムンクの『浜辺の少女」は吸血鬼だよ』だからだ。
ただそれだけのことだ。
だが、ムンクという文字をみただけでコウフンした。
なぜなのだろう。


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三太郎の日記、知ってますか? 麻屋与志夫

2016-04-09 03:51:29 | ブログ
4月9日 Sat.

●新学期。

「中学生になったのだから、「三太郎の日記」知ってるかな」

毎年新学期の恒例というか、おなじような質問をしてきた。

ところが、あにはからんや、今年は全員「はぁい」と手を上げた。


●こんな訳はない。

生徒の全員がしっているなんて――。

でも、素晴らしいことではないか。

仮に最後のページまで読破していなくても。

知っているだけでも、うれしい。

涙目になった。


●ここまで読んで、このジョークのいきつく先がわかるひとは――。

かなりの年配のかただろう。

●「健太ちゃんすき」女生徒が黄色い声を上げる。

どうもおかしい。


●アツチャ。

みんなの三太郎は、桃太郎、金太郎、浦島太郎の三太郎。

言わずと知れる、AUのCMのキャラだった。


●わたしの話題は――阿部次郎の「三太郎に日記」。



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ラノベからの撤退宣言   麻屋与志夫

2016-04-06 08:44:24 | ブログ
4月6日 Wed.

●一週間もブログを休んでしまった。十日ほど風邪が治らなかった。最初の三日間はなんとか気力でがんばっていたが、さすがに体が重い。砂袋になったような感覚に全身が支配されていた。戦いようがない。


●はじめのことだが、病気に降参した。まあ世間的に見てもこの歳だったら休養をとっても、仕方ないことだろう。


●徒然なるままに、ぐちぐちとつまらないことに思いをめぐらした。


●まず、ライトノベルを書くのはひとまず休むことにした。


●角川の「カクヨム」に投稿した小説がアクセス数があまりにも少ないので、敗北宣言をだしたい。若い人の作品、ウマイデスネ。上手ですね。とてもとても感覚の斬新さについていけません。老醜の身をはじめて意識しました。老残とも言いますが、まさに独りとりのこされていることに気づきました。


●したがって、カクヨムに書いた二作品がわたしの最後のラノベということになります。
『吸血鬼処刑人』
『ムンクの「浜辺の少女」は吸血鬼だよ』


●書きかけのラノベはしばらく封印しておいて、気がむいたら完成させます。


●いま売れている小説はライトノベル、警察小説、官能小説。これからは、あとの二分野で勝負を賭けていきたい。


●ラノベからは撤退するということで、小説を書く意欲は、この風邪をひいてパソコンに向かえなかった十日間に、いやがうえにもタカマッテいる。ほんとですよ。いままで以上に、精進します。ただ、わたしの書くジャンルがかわるということです。


●書きつづけなければならない。柩の蓋を閉じられるまで。


●いや、蓋を閉じられても、ギギイと夜になると……。なにせ吸血鬼作家ですからね。



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