7月8日 Sun.
●雨が降った。夏の太陽にあぶられて干割れしていた大地が黒みをおびた。温度も下がり過ごしやすい。
●庭の草花もホコリがあらいおとされた。緑がより鮮明になった。疲れた目にはやはり緑はやさしい。目のつかれがとれると、こころも癒される。筆もすすむ。パソコンのキーボードを叩いて書いているのに、筆がすすむはナイダロウが、こうした慣用句は大切にしたい。
●たまには万年筆で小説を書きたい。でも、万年筆を使うと、さらに筆で書道をはじめたくなる。わたしは5歳から70歳まで書に親しんだ。小説を書くだけで今では全エネルギーを消耗してしまう。とても書をたのしむことは不可能だ。ざんねんだ。
●でもあと30年生きられたら、墨の香りのなか、弁慶の立ち往生ではないが、ナギナタではなく、毛筆をにぎって旅立ちたいものだ。
●でなかったら、塾の教壇に立たなくても、原稿料だけで生活できるように成れば、今直ぐにでも筆で道元の「正法眼蔵」を書きたいのにな。世の中なかなか、希望はかなえられないものですね。
●「バラがこの暑さで虫はつくし、枯れそうなの」
ここにも悩みをかかえたひとが、わが妻がいた。
「病気しているのだから、ほんとうに好きなバラだけのこして、縮小したら」
「こんなに早く老いがくるとは思わなかったわ」
●なんといって慰めたらいいのか、言葉がつづかなかった。
「裏庭に白が来ているかな」
●わたしは妻の前から逃げた。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
にほんブログ村
●雨が降った。夏の太陽にあぶられて干割れしていた大地が黒みをおびた。温度も下がり過ごしやすい。
●庭の草花もホコリがあらいおとされた。緑がより鮮明になった。疲れた目にはやはり緑はやさしい。目のつかれがとれると、こころも癒される。筆もすすむ。パソコンのキーボードを叩いて書いているのに、筆がすすむはナイダロウが、こうした慣用句は大切にしたい。
●たまには万年筆で小説を書きたい。でも、万年筆を使うと、さらに筆で書道をはじめたくなる。わたしは5歳から70歳まで書に親しんだ。小説を書くだけで今では全エネルギーを消耗してしまう。とても書をたのしむことは不可能だ。ざんねんだ。
●でもあと30年生きられたら、墨の香りのなか、弁慶の立ち往生ではないが、ナギナタではなく、毛筆をにぎって旅立ちたいものだ。
●でなかったら、塾の教壇に立たなくても、原稿料だけで生活できるように成れば、今直ぐにでも筆で道元の「正法眼蔵」を書きたいのにな。世の中なかなか、希望はかなえられないものですね。
●「バラがこの暑さで虫はつくし、枯れそうなの」
ここにも悩みをかかえたひとが、わが妻がいた。
「病気しているのだから、ほんとうに好きなバラだけのこして、縮小したら」
「こんなに早く老いがくるとは思わなかったわ」
●なんといって慰めたらいいのか、言葉がつづかなかった。
「裏庭に白が来ているかな」
●わたしは妻の前から逃げた。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
にほんブログ村