田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

春の河川敷 麻屋与志夫

2013-03-25 15:05:42 | ブログ
3月25日 月曜日

●川面を吹きわたってくる風は冷気を帯びていた。
でも……土手の桜は三分咲き。
桜色の霞がたなびく並木の風情。
春のきていることを感じさせてくれる。

「いつもの年より10日は早いわね」

    

●カミサンは桜の梢にカメラを向けて仰け反っている。
毎日庭仕事をしたりバラの世話をしているので、体がしなやかだ。

●枯アシが、いやススキかな――下流まで連なっている。
風にゆれていると眺めていたら、
小雀がわたしたちの近寄っていく気配におどろいたのか、
いっせいに飛び立った。

   

●流れに青サギが浮かんでいた。
いや立っているのだが、渇水期なので流れが極端に浅い。
川床の石の上に立っているのが水面に浮かんでいるようにみえるのだった。

      

●カモも泳いでいた。

   

   

   

カミサンとの会話を楽しみながら河川敷の遊歩をつづていると。
……このまえブログに書いた例の黒い大きなげそ痕がみえてきた。

   

●今日はカミサンがカメラをもってきていたのでパチパチ撮ってもらった。

●ネ。チョット不気味でしょう。
そのうち超短編をこの靴跡をテーマに書きます。


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