田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

カミサンの居ぬ間の怪奇現象/麻屋与志夫

2011-12-18 11:15:38 | ブログ
プログです。

12月18日 日曜日

●カミサンが2日ほど家を空けた。
カミサンが留守だとわたしの周辺でいろいろと怪奇?現象が起きる。

●信じられないことが突発する。

●今回はまずパソコンだった。
不意にブラックアウトした。
画面が真っ暗になったままどうしても復帰しない。
パソコン教室の電話番号がわからない。
電話帳がみつからない。

●やっと見つけた電話帳のYellow Pages。
こんどは電話のかけ方が分からない。
電話は新機種に買い替えてあった。
ドジでアホウでバカだ。
悲しくて涙が出た。

●「コンセントが抜けているのではないですか」
さすがは先生。
冷静な声で指摘してくれた。
ふとみると、羊羹みたいなアダプターのところで差し込みが抜けていた。
おおもとの壁のところのコンセントしか確かめなかった不手際。
恥ずかしい。

●でもコンナにきついコンセントがどうして抜け落ちたのだろう。
疑問はのこった。

●その次は虫だ。
コタツの長座布団の上をちいさな尺取り虫みたいなものがうごめいていた。
何匹もはっていた。
黒い。
5ミリほどしかない。
気持ち悪かった。
これはたぶんブラッキの体についてきたのだ。

●なんども電話が鳴る。
出るまでには切れてしまう。
いたずら電話なのだろうか。

●コタツで午睡した。
吸血鬼の夢をみた。
どこまでも追いかけてくる。
乱杭歯と鋭い犬歯。
鉤爪。
救いをカミサンに求めている。
志田未来くらいの身長のカミサンがすごく頼もしく思えた。
まるで幼児のように吸血鬼を怖がるわたし。
情けない。
それでも吸血鬼作家ですか?

●食事をしなければならない。
ひとりで全部やらなければならない。
ストレスがたまる。

●喉をはらしてしまった。

●門扉が開いている。
うたた寝している間に、来客があったのだろうか。
閉めに出る。
外は吹雪いたり、雹が降ったりで寒かった。

●夢をみるのがこわい。
起きていた。
門が開く音がする。
飛び出てみるが誰もいない。
門扉は開いていた。

●誰かきたのか?

●床下で音がする?

●カミサンがいないので、外猫に餌をやっていない。
ソレで騒がしいのか?

●餌をあげている外猫が三匹いる。

●蛍光灯がジーッと音をたてている。
モウジキ切れるのか?
きれたら、とりかえることができない。
不器用。
なんにもできない。
これでは未来は孤独死だ。
早くカミサンがかえっさてこないかな。

●仏壇の位はいがガタガタ音をたてている。
これは地震だった。

●独りぼっちの二日の留守居。
さんざんだった。
喉ははらしたままだ。
今夜は菊水の「五郎八」を
厄払いのために飲むぞ。
といっても、一合だけの酒のみです。

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