肋骨のクリーニング
馬島で採集したもう一つの肋骨をクリーニングした。採集時に荒っぽく採ったので、状態は良くない。また、肋骨の中央付近というのは情報に乏しくて余りやる気が起こらない。
これが最初の状態(再録)。
道具は小さなタガネ、ケガキ針、それにニッパー。ニッパーはかなり有効だが失敗したときのキズが大きいので注意して使うこと。この標本のように、いい加減な採集をすると必ず抜け落ちがあって、そこはプラスチックで埋める。鉄分でコーティングされているので、表面がはがれ落ちた部分がある。
完成した肋骨化石。
発見時の肋骨(再録)。完成標本のどこが見えていたか?
脊椎側の端は、すでに地層中で途切れていた。断面形は丸い。反対側は平たくて、折れていないか、少しだけ欠けているかというところ。これで何が分かるかというと、ほとんど分からない。先がうすっぺらくなっているので、たぶん鯨類の(後方の?)肋骨の先端部分。途中のカーブが変なのは化石化の過程で変形したのだろう。生存時に変形した可能性もある。
馬島で採集したもう一つの肋骨をクリーニングした。採集時に荒っぽく採ったので、状態は良くない。また、肋骨の中央付近というのは情報に乏しくて余りやる気が起こらない。
これが最初の状態(再録)。
道具は小さなタガネ、ケガキ針、それにニッパー。ニッパーはかなり有効だが失敗したときのキズが大きいので注意して使うこと。この標本のように、いい加減な採集をすると必ず抜け落ちがあって、そこはプラスチックで埋める。鉄分でコーティングされているので、表面がはがれ落ちた部分がある。
完成した肋骨化石。
発見時の肋骨(再録)。完成標本のどこが見えていたか?
脊椎側の端は、すでに地層中で途切れていた。断面形は丸い。反対側は平たくて、折れていないか、少しだけ欠けているかというところ。これで何が分かるかというと、ほとんど分からない。先がうすっぺらくなっているので、たぶん鯨類の(後方の?)肋骨の先端部分。途中のカーブが変なのは化石化の過程で変形したのだろう。生存時に変形した可能性もある。
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