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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

鰭脚類フィギュア 第12回 木製

2011年09月15日 | 鰭脚類フィギュア
鰭脚類フィギュア 第12回 木製

今回は木製のフィギュアを紹介する。いずれも文字の記入はなく、産地などはわからない。


親子アシカ

長さは親が11.5センチ、こどもが6.5センチ。前肢は平に地面に着かないで突き立てている。着色は均一に茶色。一組で台に付いていたがはずした。たしか小倉のインポートフェアで入手したもの。


木製アザラシ

長さ11.5センチ。前肢・後肢・鼻先は濃い茶色に塗ってある。前肢はレリーフのように体にくっついている。判らないのは口にある×である。よく見るとその両側に小さな穴が3対あけてある。ヒゲの彫り込みも3本なので、この穴は毛根を示すのだろうか?後肢の形や前肢の位置からアザラシであることは間違いない。


木製ゴマフ横寝

長さ7センチ。木彫。頭部背面と鰭脚が黒く着色してある。体に多数の斑点がある。まちがいなくゴマフアザラシだろう。


木製アシカ

長さ9センチ。色の違いのある木材を使って彫刻したもの。片方は小倉、もう一方は福岡市で入手したのだが、作風はほとんど同じ。鰭の線などに違いがあるので2種類とした。腰の辺りの線が不自然で、中国南部やフィリピンなどのアシカのいない地方で作られたものかもしれない。


アシカ寄せ木

長さ6.5センチ。前半身・後半身と左右の前肢(腹部でつながっている)の3つの部品を組み立てている。実は重心がとれていないので置くと前に倒れてしまう。この写真はテープで留めて撮ってある。

今回ご紹介したのは、6種8点。通算67種90点。関係国は前回までの11か国から増えていない。

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