西伊豆に行ってきました その3
A short trip to west coast of Izu, Part 3
戸田から土肥温泉ゆきのバスに乗ったが、乗客は短距離の二人があったもののほとんど私一人。景色は雨が本格的になって何も見えない。西伊豆の集落はどれも湾奥にあり、集落以外の海岸線は切り立った崖だから、バス路線は集落を出ると山腹をZ字型に切り返しながら登る。次の集落前でまた切り返しながら急坂を下って浜に出る。そんな山越えが、土肥の北にある小土肥までに2回。
13 雨の西海岸
Rainy view of the west coast of Izu
雨の中土肥着。ここでも待って、松崎行きのバスが十数分後に来るはず。バス停の横に足湯があり、結構熱い湯が出ている。雨の中で足を濡らしたくなかったので手だけ漬かった。
14 手湯
Public spa service for warming hands
少し早い時刻に松崎方向のバスが来た。聞いて見ると私の予定した便ではなく、少し前の便が遅れてきたのだという。好都合なのでこれに乗って松崎へ。また山越えをくり返す。今度はトンネルが多い。
雨の中松崎着、ターミナルから徒歩5分ほどの宿に入った。今日の宿は比較的安い「公共の宿」MZ荘。洋室をとったので、オーシャンビューではなく、窓を開けると町並みが見える。西海岸だから東向きの窓。ちょうど5時過ぎの日没時、明かりがともり始めている。北九州とは「時差」があるのだ。
15 窓を開けると
Evening view from the room of Hotel
翌朝は雨が止み、まぶしい朝日がさしこむ。
16 朝日がいっぱい
Morning view from the room of Hotel
ホテルは砂浜からすぐのところにある。朝食前に散歩に出かけよう。今日は快晴だから、富士山が見えるかも。
ホテルと砂浜の間にはかなり高い防潮堤があって、そこにぶ厚い鉄の扉が設置してある。人が通れるように開けてあったので、そこから海側へ出たが、コンクリート製の階段海水浴場。ちょうどホテルの外側付近は砂が無い。まず右側(北)の方へ。砂浜の端は岩山で終わっているがその手前の浜にゴバンノアシが一個漂着している。
17 ゴバンノアシ
Drifted Barringtonia asiatica
ゴバンノアシBarringtonia asiatica は、南方の海岸生の植物で、日本では八重山諸島に成育する。果実は海水に浮くのでよく漂着物として見られる。形が「碁盤の脚」にそっくり。しかし、面白そうな漂着物はそ他に何もない。貝殻が全く落ちていないのだ。これにはビックリ、そしてがっかり。何も無いまま北端に達し、そこから小道をたどって岩山を登る。岩質は火山性で、角礫の集まった集塊岩。頂上近くに弁天様をまつった厳島神社がある。そこの景色もそれほどでない。湾は西に向かって開いていて、北にある山並みが富士山を隠している。すぐに降りて砂浜を南に向かった。
(つづく)
A short trip to west coast of Izu, Part 3
戸田から土肥温泉ゆきのバスに乗ったが、乗客は短距離の二人があったもののほとんど私一人。景色は雨が本格的になって何も見えない。西伊豆の集落はどれも湾奥にあり、集落以外の海岸線は切り立った崖だから、バス路線は集落を出ると山腹をZ字型に切り返しながら登る。次の集落前でまた切り返しながら急坂を下って浜に出る。そんな山越えが、土肥の北にある小土肥までに2回。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/00/e604b722c32d2b22a5e2dd54b35aedaf.jpg)
13 雨の西海岸
Rainy view of the west coast of Izu
雨の中土肥着。ここでも待って、松崎行きのバスが十数分後に来るはず。バス停の横に足湯があり、結構熱い湯が出ている。雨の中で足を濡らしたくなかったので手だけ漬かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6c/69e4b595f5e5cf881492a7523b934331.jpg)
14 手湯
Public spa service for warming hands
少し早い時刻に松崎方向のバスが来た。聞いて見ると私の予定した便ではなく、少し前の便が遅れてきたのだという。好都合なのでこれに乗って松崎へ。また山越えをくり返す。今度はトンネルが多い。
雨の中松崎着、ターミナルから徒歩5分ほどの宿に入った。今日の宿は比較的安い「公共の宿」MZ荘。洋室をとったので、オーシャンビューではなく、窓を開けると町並みが見える。西海岸だから東向きの窓。ちょうど5時過ぎの日没時、明かりがともり始めている。北九州とは「時差」があるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/52/41b91d8b91fd703df4fe672e1f79b523.jpg)
15 窓を開けると
Evening view from the room of Hotel
翌朝は雨が止み、まぶしい朝日がさしこむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/94/f214b00aedb39df4eaf38df163856361.jpg)
16 朝日がいっぱい
Morning view from the room of Hotel
ホテルは砂浜からすぐのところにある。朝食前に散歩に出かけよう。今日は快晴だから、富士山が見えるかも。
ホテルと砂浜の間にはかなり高い防潮堤があって、そこにぶ厚い鉄の扉が設置してある。人が通れるように開けてあったので、そこから海側へ出たが、コンクリート製の階段海水浴場。ちょうどホテルの外側付近は砂が無い。まず右側(北)の方へ。砂浜の端は岩山で終わっているがその手前の浜にゴバンノアシが一個漂着している。
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17 ゴバンノアシ
Drifted Barringtonia asiatica
ゴバンノアシBarringtonia asiatica は、南方の海岸生の植物で、日本では八重山諸島に成育する。果実は海水に浮くのでよく漂着物として見られる。形が「碁盤の脚」にそっくり。しかし、面白そうな漂着物はそ他に何もない。貝殻が全く落ちていないのだ。これにはビックリ、そしてがっかり。何も無いまま北端に達し、そこから小道をたどって岩山を登る。岩質は火山性で、角礫の集まった集塊岩。頂上近くに弁天様をまつった厳島神社がある。そこの景色もそれほどでない。湾は西に向かって開いていて、北にある山並みが富士山を隠している。すぐに降りて砂浜を南に向かった。
(つづく)