そういえば、昨日16日の草薙球場で、第3試合目の審判を待っている時、浜松球場から連絡が入る。
草薙球場審判控室は、県下各球場で行われている試合結果、あるいは試合開始時間、終了時間などありとあらゆる情報が報告され、取りまとめるところである。
審判割り振りのデータを管理する駿遠KITA川幹事もパソコンを前にして、控室に終日陣取っている。
そんなわけで、草薙球場にいると各球場からの審判状況のいろんな情報を聞くことができる。
ちょうど愛鷹球場では、東部と中部の高校がガップリ四つに組み、延長12回を終え、まだ決着がつかず、また、点が入りそうもない状況だとの連絡が入る。
もしそのまま15回までで決着がつかなければ、日を改めての再試合。
そうなると、試合会場の手配から、審判の割り振りから関係者は慌ただしくなる。
草薙球場の大会本部から、あらためて審判控室のKITA川幹事に愛鷹の状況の報告があり、万一のことを考え、早めの手配に。
再試合の場合の会場と試合時間をあらかじめ想定して、それに審判の割り振り。
基本的には審判は、そのままのクルーでやり直し。
ただし、その中の審判委員で、再試合を想定する日に、前々からの審判割り当てがあった場合は、再試合を優先して、前々からの審判は、他の審判員と代わる。
そんなことを、大会本部関係者とKITA川幹事との間で、真剣な緊迫するやり取りがあった。
しかし、何とか14回で決着がつき、再試合の心配はなくなったが、考えてみれば、今大会117試合の中では、何が起きるかわからないのが、現実だ。
そうこうしているうちに、浜松球場で、球審が熱中症で試合途中交代との連絡。
これはこれで大変なことで、球審本人の病状も心配だが、この場合の審判をどう交代させるかも、現地球場の審判球場主任たちは、突然の判断をしなければならなかっただろう。
その交代の内容もそこにいたKITA川幹事にしっかりと伝えられ、再開したようだが、その時のやり取りで、確かこのブログに時折訪れてくれている、湖西地区の静岡さんの名前も耳にした。
静岡さん自身が球審で倒れたのか、とも思ったが、彼の若さではそんなことはないと、よくよく聞いてみたら、静岡さんは、急きょ控え審判員から1里塁審になったようだ。
夏の大会には、控え審判性があり、万一の場合には、急きょ代わりに審判クルーに入る。
普段は、控え審判は、大会本部席の中にいて、試合全体の審判委員の動きのチェックとか、タイムがチームから要求された時のタイム時間の計測や、とっさの場合のルールの適用の是非などを審判クルーに伝えるなどを任されている。
だから、控え審判とはいっても、本来のグラウンド内4氏の誰かの代わりに出るということは、めったにない。
その控え審判を行っていた静岡さんが、冷房で快適に涼んでいた(!?)本部席から、急きょ炎天下のグラウンド内に入った時、すぐに体調が適応できたのかと心配したが、特にその後の連絡が入らなかったということは、無事に控え審判員の責務を、静岡さんはしっかりと努めたのでしょう。
明日は、私自身が球審に。
浜松球場の二の舞にならないよう、気をつけなければ・・・。
さあいよいよラストジャッジ。
しっかりと楽しい思い出となるよう、一生懸命グラウンド内を走るようにしよう。