温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011静岡県高校野球選手権大会開会No18

2011-07-26 20:42:16 | 野球審判活動

22日清水庵原球場の第2試合は、東海大翔洋高校と掛川西高校。
伝統校同士の激突は、両校投手の力強い投げ合いで始まったが、打線も鋭い振りで応戦。
2回ウラ先手を取ったのが掛川西、しかし3回表には翔洋が2点を取り逆転。
やはり、試合前の予測どおり、重たい試合の流れに・・・。
その後は、ヒットがでるが連打につながらず、あるいは、好守に阻まれて互いに加点に結びつかなかった。
なかなか点が入らない展開であったが、しかし、終盤にはやはりドラマがある。
8回ウラ1点をリードされていた掛川西が、何とか好投翔洋の投手から1点を奪い返し同点に追いつく。
どうもこの辺りから、もしかすると、といやな予感がしてきた。
今大会の審判割り当てが、この試合の前までに3試合。
そのうち2試合が延長戦。
草薙球場の球審の時の試合のみが9回でまともに終了した。
今回の試合も、両校の力が伯仲して接戦。
このまま同点で9回を終了してしまうのではないかと、思い始めた。
案の定、9回の攻防は点が入らず延長戦に。
この9回終了後のグラウンド整備で審判がいったん審判控室に入るときに、4試合中これで3試合が延長だ、と小さな声でつぶやいたつもりだったが、藤枝HIRANO氏は目を大きく見開いて私をまじまじ見る、また、島田HIRAI氏は、回りからやっぱHIRAI氏の球審だと言われていたのが、一斉に私のほうに視線が移っていったので、それみ~ぃ、原因は温故だ、と難を逃れてホッとした様子。
それにしても、最後の夏の大会審判で、4試合中3試合も延長とは・・・。
延長は3試合とも2時間35分前後。平均的な試合時間の2時間から比べれば30分ほど長い。
炎天下での30分は、結構きつい。
でも、考えようによっては、それだけ長い時間を最後の大会で惜しみながら審判したし、緊迫した場面に3度も経ち合わせさせていただいたということである。
しかもラッキーだったのが、この日の天気は、晴れではあったが、気温は少し低め、吹く風はどこか秋の気配が感じられるほど。
こんな時の30分延長は、そうも苦にならない。
ただし、他のクルーのメンバーは、どう思っていたのかは知らないが・・・。
その10回の攻防は、出だしは同じパターンながら結果が正反対。この結果が勝敗となった。
10回表の東海大翔洋の攻撃は、先頭打者がいきなり2ベースヒット。そのあと強攻策でヒットが続き、ノーアウトランナー2、3塁(だと思う)。
ワンヒットで1点が入る場面。
ここでも東海大翔洋は強攻策、しかし、これが裏目に。
打者のバットは確実にボールを捕らえ3塁の左へのライナー。
しかしこれを3塁手がダイレクトでキャッチ。
そのとき3塁ランナーはどうしても本塁方向へ2、3歩走り出す。
しかしキャッチアウトを見てすかさず3塁ベースへ手から戻る。
好捕した3塁手もそのままそのボールが入ったグラブで3塁ベースにタッチに行く。
私の目の前で両者の腕が3塁ベースに向かってタッチに行く。そして間一髪3塁手のグラブが先にベースにタッチ。
3塁ランナーが生きるか死ぬかの瞬間、しかもそれが延長戦の決勝点にもつながるかどうかの場面。
まさにジャッジの真骨頂の時、私は、ここぞとばかり、普段以上に大きな声、大きなジェスチャーでアウトのコール。
翔洋は一瞬にして2アウト2塁となってしまった。
その後後続の打者の打球はショートがそのまま取り1塁へ送球でスリーアウト。
翔洋の絶好のチャンスが終わった。
10回のウラの掛川西の攻撃は、表の翔洋と同じように先頭打者がツーベースヒットでノーアウトランナー2塁。
ここからの展開が、翔洋と異なり、ここは確実にバンドでランナーを3塁に進める。
ここで、東海大翔洋は次とその次の打者に対して敬遠の満塁策で対抗。ワンアウトフルベースの状況となった。
掛川西もここで強攻策。次の打者の打球は、レフトのほぼ定位置へのフライ。
私はそれをめがけ走り、レフトがキャッチしたのをみてアウトコール。
私はこのとき背中の後ろのスタンドのほうで、わーという歓声とともに、レフトがすばやい動きでホームに向かって送球する姿を見て、3塁ランナーはタッチアップをしたなと思いながらホームに目をやった。
ちょうどそのときランナーとキャッチャーが交錯し激しくぶつかる姿とともに、そのあとHIRAI氏のセーフのジャッジを遠くから見ていた。
これでゲームは終了、そして本当に私の夏の審判ジャッジも終わったとすがすがしい気持ちとなった。
次には、整列だと、レフト位置からダッシュでホームに向かっていたが、おや、すこし雰囲気が違う、と一瞬感じた。
両校普段ならホームに向かって整列するが、東海大翔洋の集まりが悪い。まあ負けたので少し力が抜けたか、とも思ったが、そういえば・・・、と次には理解した。
3塁のタッチアップに対するアピールーが残っている!

つづく・・・。

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2011流しそうめん大会

2011-07-26 07:10:35 | おやじバンド

吉田高校PTA関係者から、流しそうめん大会のお誘いが・・・。

数年前までは、我が家の庭先でやっていたが、現役PTA引退後いつの間にか遠のいていた。

しかしその伝統(!?)が今も続いているようで、PTAOBにお声がかかる。

他の皆さんからも、コメントをいただいている。

まずはK村先生から。
「(お誘い)ありがとうございます。
ショウセイは 元副校長とともに勿論参加いたしま す。
久し振りに楽しみましょう。
では当日会場で?!
by ショウセイ」
次は残念ながらのN藤氏から。
「遠い旅の空から松山千春ことN藤です。
残念ながら30日と31日は沼津の花火大会で仕事でーす。
ここ当分は、そちらの活動に参加できませんが、無事に単身赴任を終えて戻った際には、是非参加したいので、この良き伝統は繋げておいて下さいネ!
では、また。」
他の皆さんからのご都合も、お聞かせください。
コメント (1)
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