温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011静岡県高校野球選手権大会開会No8

2011-07-17 21:56:47 | 野球審判活動

そういえば、昨日16日の草薙球場で、第3試合目の審判を待っている時、浜松球場から連絡が入る。

草薙球場審判控室は、県下各球場で行われている試合結果、あるいは試合開始時間、終了時間などありとあらゆる情報が報告され、取りまとめるところである。

審判割り振りのデータを管理する駿遠KITA川幹事もパソコンを前にして、控室に終日陣取っている。

そんなわけで、草薙球場にいると各球場からの審判状況のいろんな情報を聞くことができる。

ちょうど愛鷹球場では、東部と中部の高校がガップリ四つに組み、延長12回を終え、まだ決着がつかず、また、点が入りそうもない状況だとの連絡が入る。

もしそのまま15回までで決着がつかなければ、日を改めての再試合。

そうなると、試合会場の手配から、審判の割り振りから関係者は慌ただしくなる。

草薙球場の大会本部から、あらためて審判控室のKITA川幹事に愛鷹の状況の報告があり、万一のことを考え、早めの手配に。

再試合の場合の会場と試合時間をあらかじめ想定して、それに審判の割り振り。

基本的には審判は、そのままのクルーでやり直し。

ただし、その中の審判委員で、再試合を想定する日に、前々からの審判割り当てがあった場合は、再試合を優先して、前々からの審判は、他の審判員と代わる。

そんなことを、大会本部関係者とKITA川幹事との間で、真剣な緊迫するやり取りがあった。

しかし、何とか14回で決着がつき、再試合の心配はなくなったが、考えてみれば、今大会117試合の中では、何が起きるかわからないのが、現実だ。

そうこうしているうちに、浜松球場で、球審が熱中症で試合途中交代との連絡。

これはこれで大変なことで、球審本人の病状も心配だが、この場合の審判をどう交代させるかも、現地球場の審判球場主任たちは、突然の判断をしなければならなかっただろう。

その交代の内容もそこにいたKITA川幹事にしっかりと伝えられ、再開したようだが、その時のやり取りで、確かこのブログに時折訪れてくれている、湖西地区の静岡さんの名前も耳にした。

静岡さん自身が球審で倒れたのか、とも思ったが、彼の若さではそんなことはないと、よくよく聞いてみたら、静岡さんは、急きょ控え審判員から1里塁審になったようだ。

夏の大会には、控え審判性があり、万一の場合には、急きょ代わりに審判クルーに入る。

普段は、控え審判は、大会本部席の中にいて、試合全体の審判委員の動きのチェックとか、タイムがチームから要求された時のタイム時間の計測や、とっさの場合のルールの適用の是非などを審判クルーに伝えるなどを任されている。

だから、控え審判とはいっても、本来のグラウンド内4氏の誰かの代わりに出るということは、めったにない。

その控え審判を行っていた静岡さんが、冷房で快適に涼んでいた(!?)本部席から、急きょ炎天下のグラウンド内に入った時、すぐに体調が適応できたのかと心配したが、特にその後の連絡が入らなかったということは、無事に控え審判員の責務を、静岡さんはしっかりと努めたのでしょう。

明日は、私自身が球審に。

浜松球場の二の舞にならないよう、気をつけなければ・・・。

さあいよいよラストジャッジ。

しっかりと楽しい思い出となるよう、一生懸命グラウンド内を走るようにしよう。

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2011静岡県高校野球選手権大会開会No7

2011-07-17 07:49:33 | 野球審判活動

昨日は今選手権大会2回目の審判。

前回から1週間空いた。

結構短いようで、長く感じた。

それだけ早く昨日の試合をジャッジしたいという、気持ちの入れ込みようなのかも・・・。

いよいよの2回目のジャッジは、待ってましたとはやる気持ちの一方、厳しい暑さの中での熱中症を気にしながらの草薙球場第3試合目であった。

球審島田UNO氏、1塁USUI氏、2塁川根SUZUKI氏、そして3塁私のクルー。

何度となく組んでいるメンバーなので心強い。

SUZUKI氏は時折このブログを見てくれているようだ。

対戦は、科学技術高校と浜松湖東高校。

結構拮抗した戦いになるのではと、戦前の予想。

案の定、序盤科学技術が1点を取りその後6回表で湖東が追い付く。

その後の展開がめまぐるしく、逆転逆転の繰り返し。

しかし9回表浜松湖東が1点を入れ逃げ切るかと思ったが、その裏科学技術も1点を取り同点で延長戦に。展開を示すと

浜松湖東 0 0 0  0 0 1  1 1 1  2 

科学技術 0 0 1  0 0 0  2 0 1  0

結果として、10回の表に2点を入れた浜松湖東高校が裏を抑え勝利。

午後2時半から始めた暑い中での2時間35分の試合であったが、試合の緊迫感でそんなに長い時間と感じなかった。

私のジャッジも、自分なりに反省するところは何箇所かあるが、それ以上に落ち着いて、総体的に基本どおりに動くことができたのではないかと思った。

特に、レフトポール際のホームラン性の当たりのファウルジャッジ、9回裏の土壇場での3塁クロスプレーのセーフコールが自分なりによくできたと満足している。

試合後の反省会でも、特に指摘されるところはなく、無難に終えた。

このクルーの控え審判が、沼津支部のKA藤氏(県技術指導員と同姓)。

時々このブログを見てくれていて、しがない印刷屋審判員とも交友があるようだ。

その彼の控えの記録にも私に対する特記事項はなかった。

むしろ反省会の後、外野飛球の追い方がナイスジャッジでしたよ、とほめていただいた。

恐縮です。

これからもしがない印刷屋ともどもよろしく。

ただ、ここにきて、選手権大会最後の年のジャッジ2試合を終えた段階で、その2試合とも延長戦。

これには、少なからず、駿遠の温故は延長がお得意とのレッテルを張られそうである。

それでなくても、試合前、島田支部のMATU下審判委員から、榛南の連中は試合時間が長いでなあと言われたばかり。

この時、私は雷雨を呼ぶしがない印刷屋審判員や延長常習犯(!?)のY木氏と一緒にしないでくれといったばかり。

しかし、2試合連続延長で、この二人の仲間入りになりそう・・・。

もしかすれば、野球の神様(!?)が最後の年、じっくり審判を味わえと言っているのかも知れない。

そうなると、私と組むクルーの皆さんにご迷惑をかけることになるが・・・。

さあ、中一日置いて明日は再び草薙球場の残る最後の試合。

球審で締めくくりとなる。

明日の天気は、私の体調に配慮してくれているのか、曇り。

東に進路を変えてくる台風も、明日はまだ影響はないだろう。

しかし、気温は相変わらず高めなので、体調には今日のうちから気をつけておこう。

こうなれば、最後の夏の大会審判の思い出に、延長3連チャンでもやるか!

だたし、私と組むクルーには悪いが・・・。

そういえば、榛南の連中は試合時間が長いと言ったMATU下氏が、2塁に入っていたような気がするが・・・。

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