流行歌による’70年代社会意識分析(No24)
今回は、いよいよこの卒業論文の終焉。いままでの23回にわたる’70年代社会意識分析の結論です。
次回からは、結論補足という形で、まだ2、3回続きますが、それは蛇足。今思えば、卒論を書き終えた後も、心の高まりが収まらず、どうしても書き記したかったものを付け加えたという感じです。
したがって、今回が、この論文の結論。
ただ、今見ると、当初のなるべく数値データで客観的に分析しようとしていた筋書きが、最終の結論は、なんとなく人生訓を訴えているかのようです。
緻密な分析からの結論とは遠く離れた、’80年代への願い、希望といった熱い気持ちを訴えている、といった感じです。
しかし、その願いが、まさに’80年代、あるいは2008年現在の現実に対し、警鐘をメッセージに託し、書き記しているのではと、読み直してしまいます。
今この2008年では、自分というものを失った単なる肉片の器が、社会という全体に対し、その欲望に任せ無法な歴史的行動を簡単に成し遂げてしまう。
自分(個)と社会(全体)との絶妙なバランスは、未来永劫望むことが出来ないものなのでしょうか!?
ではどうぞご覧ください。↓
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