流行歌による’70年代社会意識分析(No18)
前回までで、意識の方向性を分析し、一応の結論付けはなされました。
それは、オイルショックで圧縮された人々の意識は、明確な解決を図られないまま、何処かへ飛散していった、ということ。
しかし、結論付けたが、自分なりに結論に納得がいかないものでした。
つまり、枯渇した52(1977)年度の意識は、いわば想像力、自発性、独創性の欠如したものであると、流行歌の分析上は結論付けられるものであったが、実は、この52年の歌謡界は大変な出来事が起こったのです。
すなわち、52(1977)年度におけるピンクレディーの活躍。
この世間の猫も杓子も、ピンクレディーに熱狂した現象を、分析しなければならないこととなるのです。
今回は、このピンクレディー現象とオイルショックにより萎縮された意識との関連を分析しています。
ではどうぞご覧ください。 ↓
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