新たな県立高等学校再編計画が示され、掛川市の横須賀高校と御前崎市の池新田高校の統合による新設校案が出された。
高等学校再編計画と聞くと、苦い思い出がある。
私の娘が通学し、私もPTA会長となった県立吉田高校が、ある日突然再編計画の中で隣接市の大井川高校と統合すると公表された。
しかも、隣町とはいっても越すに越されぬと謳われた1級河川の大井川で行政境が分断された隣市町同士である。
ただ、少子化により、将来の高校生が減っていくことは薄々理解し再編による合理化の必要性はわかっていた。
しかし、何が苦い思い出かというと、計画の中で地元と協議しながら、理解を得ながらと明記していながら、最初に計画の説明会が開かれたその席の県の資料に、再編による新設校は、現在の大井川高校の土地施設の位置と記載されていた。
地元との話し合いも何もない、強引な説明会であった。
そしてそのあと再度説明会が開かれたが、たった1回、つまり県立高等学校がたった2回の県教育委員会からの説明で廃校となった。
結局、新設校とはいっても、高校名、校歌、制服が変わるだけで、要は吉田高校が廃校となり、大井川高校が名前を変えて存続するという一方的な計画であった。
もちろん冒頭からPTAや地元吉田町は猛反対。
しかし、説明会に来た県教育委員会の担当は、聞く耳を持たないという態度で、こちらからの質疑も、形式的な回答。少なくとも地元の実情、感情などには配慮する気配もないものであった。
吉田高校の関係者は、なにも理解できず、訳も分からないままに廃校の苦渋を飲まされた。
つづく・・・。
高等学校再編計画と聞くと、苦い思い出がある。
私の娘が通学し、私もPTA会長となった県立吉田高校が、ある日突然再編計画の中で隣接市の大井川高校と統合すると公表された。
しかも、隣町とはいっても越すに越されぬと謳われた1級河川の大井川で行政境が分断された隣市町同士である。
ただ、少子化により、将来の高校生が減っていくことは薄々理解し再編による合理化の必要性はわかっていた。
しかし、何が苦い思い出かというと、計画の中で地元と協議しながら、理解を得ながらと明記していながら、最初に計画の説明会が開かれたその席の県の資料に、再編による新設校は、現在の大井川高校の土地施設の位置と記載されていた。
地元との話し合いも何もない、強引な説明会であった。
そしてそのあと再度説明会が開かれたが、たった1回、つまり県立高等学校がたった2回の県教育委員会からの説明で廃校となった。
結局、新設校とはいっても、高校名、校歌、制服が変わるだけで、要は吉田高校が廃校となり、大井川高校が名前を変えて存続するという一方的な計画であった。
もちろん冒頭からPTAや地元吉田町は猛反対。
しかし、説明会に来た県教育委員会の担当は、聞く耳を持たないという態度で、こちらからの質疑も、形式的な回答。少なくとも地元の実情、感情などには配慮する気配もないものであった。
吉田高校の関係者は、なにも理解できず、訳も分からないままに廃校の苦渋を飲まされた。
つづく・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます