まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 948

2014年09月30日 |  マツタケの林地栽培 

 9月30日ですが、ここ京都、山科も数日前からモズの高鳴きが盛んです.すっかり秋になりました.写真は、岩手県岩泉町小本で、2000年7月16日に撮りましたが、モズの親からえさをもらうモズの子です.ガラス越しで見づらいところがあります.
 


僕たちの活動場所は、京都市左京区岩倉村松町にありますが、自称香川山は、まだ枝が万歳をしている樹齢のアカマツが多数を占めています.立木密度は平均並みで日当たりが良い.9月27日までの地表下10cmの地温は19度を4回下回っているがその日の最高温度がいずれも19度を上回り子実体原基形成の刺激には至っていません.ここはまだ暖かい.

 でも、岐阜から届いたマイタケ(原木栽培)はきのこを発生しています.
 

 10月3日(金)は、まつたけ山復活させ隊第458回活動日です..午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.活動報告は、宮崎 昭さんが、当日夜、ブログにて行います.なお、10月4日は陶芸班の作品を拝見いたしましょう(下記掲示板参照).

 10月11日(土)は、第459回活動日です.岩手のマツタケ産地にまつたけ山復活させ隊メンバー(榎本、三輪、斉藤、内田)と出かけていて帰京は9日です.開催日のお知らせができません.現地の発生状態が良ければ、お土産は予想通りになるかもしれません.報告は、内田正明さんです.
 
 マダニ・蚊に刺されないようにマムシなどに咬まれないように、事故のなきようあせらず無理せず、マツタケ山づくりを楽しみましょう! ツキノワグマ出現の可能性があります.歩行中・作業中に遭遇しないよう対策をお願いします.

☆前回の活動の様子とちょっと思ったこと☆

 秋晴れでした.香川山から生駒山(右)と葛城山(左)がかすんでいますが見えています.
 

 岩手宮古の仲間・加藤昭一さんがサンマと活けホタテを贈ってくださいました.   ホタテは焼きと刺身でいただく.甘い.

猫田さんが、近年になく鮮度も良く脂がのっていると、早速、サンマの棒寿司にしてくれました.

    
 

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【新しい林業を作りだそう!!】 里山は、実に宝の山である.ダイアモンドもカットされ磨かれねばただのにぶい石に過ぎない. 
           
山の通年型立体活用の原型を作りたいと思っている.
 
 山の上と尾根筋はアカマツ林でまつたけ栽培、中腹の人工林帯では葉わさび、モミジガサなど山菜の栽培.広葉樹林帯では食用キノコ(アミタケ、ホンシメジ)の林地栽培も可能だ.クサソテツ(コゴミ)、オオバギボウシ(ウルイ)、ワラビなど山菜栽培の適地もある.里山林によくあるリョウブの若芽の天麩羅人気が急上昇中だ.タラノキ、コシアブラを凌駕する勢いである.
 山裾もしくは人工林内は草地化しヤギを飼育する.やぎ乳販売もその規制がとっぱわれる日も近い.若い山羊の肉は素晴らしい.ヤギ肉のジンギスカンも美味い.畑や水田に、山のあるいはヤギ糞の有機物を与えて作物を栽培する.いってみれば縄文風循環型農林業の営みである.
 ちょっと大きな資本が要るが、バイオマス発電装置を集落近くに設置する.林家は除間伐材を持ち込み運搬費を得る.持山も手入れが進む. 

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☆掲示板

2)≪第2回 開催≫ 

【月 日】 2014年10月4日(土)
【時 間】 16時~20時
【会 場】 紫明荘(島津製作所共済会 京都市北区出雲路俵町52-8 市営地下鉄鞍馬口下車640m、
          鞍馬口通り東行、加茂街道南へ一筋下がる、加茂川右岸にあって比叡山が見える瀟洒な和風家屋)
【テーマ】 まつたけ山復活させ隊/2014
      “里山の再生と岩倉焼を語り、岩泉まつたけと和牛霜降り肉のすき焼きとおいしい酒を味わう”   
            ・展示 ( 岩倉焼ほか。16時~17時)          
        ・シンポジウム(里山と窯業と岩倉焼 微生物生態学徒 吉村文彦 17時~17時30分
         ・まつたけを楽しむ食事会(18時~20時)

【定 員】 定員なし(展示会)、30名(シンポジウムと松茸を愉しむ会) 
【参加費】 無料(展示会)、松茸を愉しむ会の参加費は5500円(当日徴収).
      参加希望者はまつたけ復活させ隊陶芸班世話人 内田(TEL:090-2459-7528 )に連絡下さい.
    注:天候不順でマツタケが得られない時には、他のキノコを使用します.参加費はかなり安くなりますが牛肉は「あっと驚く」すばらしさです.


3)10月6日(月)~7日(火)岩手県立大野高校収穫祭(洋野町) 定員に達したので締め切りました.

4)10月17日(金) 森総研から明間民央さんが見学

5)高松市塩江町でマツタケ発生調査 定員に達しました. JR高松駅10時集合と変更.
  日時:10月27日(月)~29日(水)
  場所:高松市塩江町 アカマツ林
  宿泊:ホテル セカンドステージ
  なお、この事業は、高松・塩江ふるさと会(会長 池田 克彦氏)より助成(交通費・宿泊費)があります.
  
6)11月8日(土)活動日
  京都造形芸術大学 環境学受講生 41名 マツタケ山づくり参加

7)11月14日(金)活動日 
  三重県四日市市県 グリーンパーク岡山を愛する会 20名見学
  

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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

予定日  2014年10月~12月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

458 10月03日金 宮崎
459 10月11日土 内田
460 10月17日金 榎本
461 10月25日土 三輪      松浦
462 10月31日金 宮崎
463 11月08日土 内田 京都造形芸術大学 環境学受講生 マツタケ山づくり体験
464 11月14日金 榎本
465 11月22日土 池内
466 11月28日金 三輪      内田
467 12月06日土 宮崎
468 12月12日金 内田
469 12月20日土 榎本      忘年会(3000円)
470 2015年1月10日土 池内

里山再生と岩倉焼とマツタケ JIDF共催

≪第3回予告≫ 

【月 日】 (2014年12月予定)
【時 間】 (未定)
【会 場】 香川山BC(京都市左京区岩倉村松.まつたけ山復活させ隊) 
【テーマ】 松茸山再生とまつたけ山復活させ隊の2015年を語る
【ゲスト】 未定
【定 員】 30名 
【参加費】 昼食代(一般500円)
【一 般】 参加可能※ 申し込みは陶芸班世話人内田(090-2459-7528)
                           

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§カンパありがとう!
井上國世さん(現金)、関 政則さん(牛肉)、加藤昭一さん(ホタテ、サンマ)
 
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

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