まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 990 

2015年03月17日 |  マツタケの林地栽培 

3月20日(金)は、まつたけ山復活させ隊第480回活動日です.前回と同様金曜日開催で変則です.ご近所にチェーンソーの音などが届くため祭日の開催はできるだけ避けています.
 参加者の皆さんには「いやぁ こまったな」という方もいらっしゃるでしょう! 了解ください.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.寒さ対策は各自ご用意ください. 
 
 本日の活動報告は、榎本 輝彦さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください.
 
 ブログの報告担当は5人の輪番制で、生き生きとした皆さんの活動―山から戻る仲間の心と体を癒やす食事作り、また作業楽しむ仲間の姿に加えて私たちの作業で蘇る里山(アカマツ林)の変化など―が報告されます.山を生かし自分も生かされる.皆さん 楽しそうですよ! 
 
☆【前回、3月13日の活動風景】☆写真は左クリックで大きくなります.
  男厨派メインシェフ・小原 清さんがかき揚げをつくりました.ぱりっと揚がって好評でした.男は外に女は中にと社会的に未だに固定された概念を、私たちも無意識にこの会の活動スタイルに持ち込んでいます.

 そんな意識改革を願って月に1回くらいは男で昼食を作ろうと始めた企画でした.男厨派メインシェフと心ある仲間を除けば、それを理解できる人が少ないことが残念に思えます.加齢による思考停止にならないようにしましょう!     皆さん! 次回はご理解・ご協力を願い上げます.
 写真1は料理を作る小原さん(左)と松本さん(右) 写真2は協力する女性メンバー. 
1)     2) 

 香川山の一部は、手入れ前の植生がヒノキのエスケープ林であったため、厚い腐植層に覆われ土壌も肥えていた.皆伐後、天然アカマツの種子が芽生えた.立木密度がたかく、また生長が良い.アカマツの好まない環境に育つアカマツに、変な虫害や病害が目だって来たので、有山さんが密度調整を行っている.風通しも良くなった(3).

 生長にマイナス要因となる不要な競争もなくなる.根の伸びの良い季節になったら細根密度を高める集根実験を試みます.2年も経てば相当根は伸びるのだが、何年でどのくらい伸びるかを知りたい.
3) 

久方ぶりに、ブログ報告担当の内田さんと作業現場を見に行きました.

 三品班の作業地もきれいに出来上がっていました(4).今は、玉城山の補整作業に取り組んでいます.宮崎班は新人・尾林さん(写真5:右)を加えて地表の堆積物などを整理してました.
                                                                       4)                                                            5) 

 榎本班が世話をする葉わさびも大雨で流されましたが復活してきています.ネットのお陰で鹿の食害は免れていますが、肥料食いといわれる葉わさびなので生長が遅いようです(6).期待するモミジガサの芽生えはまだであった.これも適期になれば移植したい.            6)

 ヤマガラ班が植栽する耐性マツも大きく育っている(7).しかし、手入れ以前の林の状態(放置林)では土壌が肥えすぎのようである.マツタケの生活できるアカマツ林の再生にはいろんなことを考えねばならないことを教えてくれる.また、センチュウ害にどのくらい耐えるのか楽しみである.モミの幼木を見つけました(8).モミタケがつけば良いのにナァ~.
7)                                                                                                                          8) 

 中広班のジャンボシイタケがたくさん芽を切っていました.美しい姿です(9).ジャンボでないのは水のコントロールが問題なのかな.昼食に登場するのも間近でしょうか!
9) 

 最後に阿閉班の様子をみました.ここは澤田山の入り口にありますが、作業もどんどん進んで急斜面の上での作業でした(10).気をつけて作業をなすってください.
                                                                                                                                               10) 

  
【お知らせ】
①大月健さんを偲ぶ会へのお誘い

 香川山で、運び込まれた木を伐る在りし日の大月 健さん、2008年1月の姿です.

と き:二〇一五年四月四日(土) 一四時~一七時
ところ:京大楽友会館二階ホール(東山通り近衛東入るすぐ、左)
会費:五〇〇〇円(学生は三〇〇〇円)

   大月健さんを偲ぶ会実行委員会
 
参加申し込み(3月28日迄)は、まつたけ山復活させ隊 吉村までお願いします.
 

②まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い

 料理の進行を眺める在りし日の杉山 廣行さん、2007年12月の撮影です.

 
「昔は参加していたんだよ」というまつたけ山復活させ隊ゆかりの人!今も立派な仲間です.祝賀会参加を心待ちにしています.あるいはメンバーではないという方々!どうか共に祝って下さい!! 
 
 日時  2015年6月25日(木)午後3時30分~8時
 場所  レストラン ドゥ シュウ(京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口右すぐ 戸田ビル2F 075-723-3607)
 参加費 5000円 (祝賀会はビュッフェ式和洋折衷料理、フリードリンク制).
     きのこ班(世話人:榎本さん)が、香川さん猫田さんゆかりのオオヒラタケ(食感も良く大型、栄養豊富)をお土産にしようと栽培準備を進めています.
     
 
14:00 開場
15:00 受付
15:30 開催
20:00 閉宴
                                     
    まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会
     委員長 三輪 新造  事務局長 榎本 輝彦
         有山 勝人  石原 敏行 内田 正明
         大島 隆男  川本 勝     玉城 秀夫
         猫田 哲三  橋本 敏夫 前田 勲
         三品 伍樓  宮崎 昭  山田 光彦
         吉村 文彦

                      

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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年3月~6月
回 開催日  報告担当者   男厨シェフ

480 3月20日 金 榎本
481 3月28日 土 三輪
482 4月03日 金 宮崎
483 4月11日 土 池内       松浦・江指
484 4月17日 金 三輪
485 4月25日 土 宮崎
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎       内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪       松本
  6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会
494 6月27日 土 内田

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§カンパありがとう!
    
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊2005年11月
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

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