まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 996  

2015年04月07日 |  マツタケの林地栽培 

4月11日(土)は、まつたけ山復活させ隊第483回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.本日の活動報告は、池内 正憲さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください. 
 
 ブログの報告担当は5人の輪番制で、生き生きとした皆さんの活動≪山から戻る仲間の心と体を癒やす食事作り、また作業を楽しむ仲間の姿に加えて私たちの作業で蘇る里山(アカマツ林)の変化など≫が報告されます.山を生かし自分も生かされる.皆さん 楽しそうですよ! 
 
☆【前回、4月3日の活動で思うこと】☆ 

 前回の宮崎報告に気になるリポートがありました.

 引用すると、「手当たり次第切った後は危険な架かり木状態のままほったらかし!しかも幾重にも。里山の保全とは無縁のこんなヒドイことを平気でできる神経が理解できません。まさか私たちのメンバーではないと...信じたい、のですが...。」とあります.

 この報告を見なかったという方は(参加者でもブログを読めるが読まない方もいることは承知しています)、今一度ご覧ください.

 この架かり木放置も大問題です.ここには地域の子供たちも(無断でだが)入る恐れがあります.もし私たち仲間の仕業なら、事故があればこの運動の崩壊に繋がりましょう!
 私たちの活動エリアで、山林所有者に無断で植物を栽培している、大きな檻を設置している人がいます.山林所有者に山を捨てているからだと一方的に責めることは、これも独りよがりの意見です.鹿よけネットを壊す人もいます.警察もこんな違反には本気にならない. 

 里山はいろんな生物の住いです.それが崩壊しています.だから私たちは生物の多様性を身を削る思いで守りたいのです.皆さんは、高齢者福祉センターが提供するサービスを利用する人ではなく、マツタケの生活する里山を復活させようとする目的を持って集う集団でなければなりません.
 
 生物多様性保全は、その地域の長い長い生き物同士の関係性、すなわちその歴史を配慮せねば成り立ちません.日本には、このことに気付かない自称自然保護者が極めて多いです.日本の自然の植物であってもその植樹や移動は軽々にすべきではありません.
 生物多様性保全をしてるつもりで多様性破壊を進めている.里山保全作業をしてるつもりで、里山放置林づくりを進めている.そんなエセ自然保護運動であっては困ります.そんなことも次の5年には考えられる私たちになりたいものです.
 
まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い
 現在(4月6日)、参加の申し込みをされた方は85名です.体力の衰えがあり、当然です、遠のいていた方々の参加、初めての方々の参加もあります.感激です!この気持ちは筆舌に尽くしがたく、命を削る付合いの上にあると身震いを覚える.
 
 10年の間、毎週、雨の日も雪の日も参加する仲間を見ると、すごいことと頭が下がります.週末になると、足が頭が岩倉香川山に向く、これはそのことだけで素晴らしいことと思いませんか!! 反面、これは習慣であって、マツタケの生活する里山づくりという目的が希薄になっている、あるいは目的を忘れているのではないかと危惧することもあります.

 10年の歩みを、いやそんなことを考えるのはまだ早いんじゃないかと思いますが、意外に参加者の年齢層を見るとそうではないかも.
 当時の写真で、香川山、仲間の「うつろい」を見て参りましょう!定例会だけでも480回を越えています.1活動日あたり30枚の写真を撮ったとすると、14500枚ほどの量になります.中にはビデオから静止画にしたものもあり、よほどのセンスがないと「いいな」という写真を選べません.変な選択はお許しください.写真は左クリックで大きくなります.
         

活動を始める前に事前調査をしたが、そのときの香川山です(2005年5月)


 記念すべき第1回の集まりです.梅雨の雨上がりの作業です.皆さん、木を伐るのがお好きです(2005、6).
 

全国から応援が来ました.赤シャツの方は、群馬からです(2005、9).
 斜面右の皆伐エリアの作業です(2005、9)
 雨の日も集まっていた.第4回 2005年7月
 実験的にマツタケ感染苗を植えてみた(2005,7月).
 第6回2005年、7月、こんな形で昼飯を食っていました.
 初期から、伐採した木の活かし方を考えています(7回、7月).

 
 日時  2015年6月25日(木)午後3時~8時
 場所  レストラン ドゥ シュウ(京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口右すぐ 戸田ビル2F 075-723-3607)
 開場  14:00
 受付  15:00
 講演  15:30
 宴    17:30
 参加費 5000円 (祝賀会はビュッフェ式和洋折衷料理、フリードリンク制)
                                           
    まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会
     委員長 三輪 新造  事務局長 榎本 輝彦
         有山 勝人  石原 敏行 内田 正明
         大島 隆男  川本 勝  玉城 秀夫
         猫田 哲三  橋本 敏夫 前田 勲
         三品 伍樓  宮崎 昭  山田 光彦
         吉村 文彦

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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年3月~6月
回 開催日  報告担当者     男厨シェフ

483 4月11日 土 池内     
484 4月17日 金 三輪
485 4月25日 土 宮崎    松浦・江指
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎       内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪      松本
  6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会
494 6月27日 土 内田

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§カンパありがとう!
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

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