まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 970 

2015年01月04日 |  マツタケの林地栽培 

あけましておめでとうございます!本年もよろしくご支援賜りますようお願いを申し上げます.

                                                    倒壊した屋根.流しの方から見ている(前田 撮影)

                           別の角度から見る(食器格納小屋から、前田撮影)

1月10日(土)は、まつたけ山復活させ隊第470回活動日です.60年ぶりの大雪で調理場と流し台の屋根が倒壊しました.雨がなければ食事作りは可能ですが、雨天の時には弁当持参となります.天気予報では晴れとなっています(4日現在).
 
 午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山にお集まり下さい.寒さ対策は各自完璧にご用意ください.活動報告は、榎本輝彦さんが、夜にはブログで致します.是非ご覧ください.

 1月3日にまつたけ山復活させ隊活動拠点(香川山)に出かけた松本忠明さんが、屋根の倒壊を現認.その連絡を受けた宮崎 昭さんがメールを流す.
 
 岩倉近辺には、どのくらいの雪が降ったのかは全く不明なので、新聞等で得られた情報で遊んでみると、1月1日の積雪は、山科で18cm, 2日は京都気象台で21cmの積雪である.すると、2日には、香川山の積雪は30cm位になったのではないだろうか.

 調理場の屋根の広さを10m四方とすると、雪の容積は10m×10m×0.3m(30立米の体積)となる.雪の重さをその1/10で計算すると、3立米の水の重さに当たる.3tの水が、皆さんご存じのあの屋根に乗ったことになる.これじゃあ~きれいさっぱり、10年前の香川山になったかと思えた.

             調理場の屋根が南に倒れテーブルの屋根を押したようだ.マツの木に掛かって倒壊を免れる.これは修復が可能か!
 
 4日に現状確認に出かけました.すでに浅沼直人さん、橋本敏夫さん、前田 勲さんが壊れた屋根の解体作業中であった.10日の例会に向けて、倒壊した屋根を撤去せねばならない.移動するにも、釘、木ねじなどで止められた材料をばらさねばビクとも動かない.

       

これらの写真は、左クリックで拡大できます.

 波板を外すにも、止められた木ねじを逆回転させ抜かねばならないため作業は大変.柱や角材なども上から下から木ねじと釘で止められている.この作業もまた大変である.とにかくばらばらにせねばならない.

 やっとバラバラにして、移動を終えた.差してきた陽になんかすっきりと見える.雨がなければこの方が良いのですが、そうは言ってられない.

  
 
 復旧には、材を確保する必要がある.そして柱や角材に加工せねばならない.それから組み立てということになる.橋本棟梁に多大なご迷惑をかけることになる.終りは見えない.
 皆さんのご協力を切に願い上げます.

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【新しい林業を作りだそう!!】 
 里山は、実に宝の山である.ダイアモンドもカットされ磨かれねばただのにぶい石に過ぎない. 
 山の通年型立体活用の原型を作りたいと思っている.
 
 山の上部と尾根筋はアカマツ林でまつたけ栽培、中腹の人工林帯では葉わさび、モミジガサなど山菜の栽培.広葉樹林帯では食用キノコ(アミタケ、ホンシメジ)の林地栽培も可能だ.クサソテツ(コゴミ)、オオバギボウシ(ウルイ)、ワラビなど山菜栽培の適地もある.里山林によくあるリョウブの若芽の天麩羅人気が急上昇中だ.タラノキ、コシアブラを凌駕する勢いである.
 山裾もしくは人工林内は草地化しヤギを飼育する.やぎ乳販売もその規制がとっぱわれる日も近い.若い山羊の肉は素晴らしい.ヤギ肉のジンギスカンも美味い.畑や水田に、山のあるいはヤギ糞の有機物を与えて作物を栽培する.いってみれば縄文風循環型農林業の営みである.
 ちょっと大きな資本が要るが、バイオマス発電装置を集落近くに設置する.林家は除間伐材を持ち込み運搬費を得る.持山も手入れが進む.
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年1月~6月
回 開催日  報告担当者   男厨シェフ
470  1月10日 土 池内      川崎
471 1月16日 金 三輪
472 1月24日 土 宮崎
473 1月30日 金 内田
474 2月07日 土 池内       松本
475 2月13日 金 榎本
476 2月21日 土 三輪
477 2月27日 金 宮崎
478 3月07日 土 池内
479 3月13日 金 内田      小原
480 3月20日 金 榎本
481 3月28日 土 三輪
482 4月03日 金 宮崎
483 4月11日 土 池内      松浦
484 4月17日 金 宮崎
485 4月25日 土 三輪
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎      内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪      松本
  6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念パーティー
494 6月27日 土 内田

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§カンパありがとう!
  
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

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