まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-267-

2007年12月09日 |  マツタケの林地栽培 
鳥取県からマツタケ山づくりを見学に来られた佐々木雅人さん(左から4人目)

 写真の方々と8人で、澤田山と玉城山の手入れ中の山を見て回った.その写真は、Nikon写真集に載せました.ご覧ください.




京まつたけ復活・里山再生市民運動

第121回(12月8日)活動の報告 と 第122回(12月11日)開催のお知らせ

 本日は、新しい仲間に4人を迎えての活動となった.まずは、吹田市から参加の園田秀幸さんと季子さん夫妻(7443,74467455,7456,7458)、次いで丹波篠山から桑形広司さん(7458)、奈良の林伸行さん(7465)の面々である.

園田さんたちは、年々減っているマツタケのためにマツタケ山づくりをする皆さんに興味を持って参加された.桑形さんは、丹波篠山で自分の山をマツタケの生活しやすいアカマツ林にしたいと自己紹介.奈良の林さんは、高野山の近くのアカマツ林で取れなくなったマツタケを復活させようと夢を追っている.

 常連の仲間は、大久保、藤井、工藤、阿閉夫妻、周田、榎本、小原、中岡、中廣、三品、森、三輪、川崎、前田、有山、中村(伸)、松村、小林、猫田、内山(としえ、けんご、みく、あかね)、長永、杉山、矢野、橋本(敏)、森田に筆者、合わせて34名.

 澤田山班の前田さんと周田さんは、山の手入れに入る前に、除伐材を香川山にひたすら運び込んでいる(7467).玉城山班は、除伐材や地表の堆積物をシューターを使って下ろしているとのこと.次回、下ろしたバイオマスを水田に運ぶ予定である.

 女性陣を中心に活動する阿閉班は、先週に継いで、香川山周辺を整理している(7469,7470,7471,7473).皆さん、「来年のマツタケ発生はここだ.」と見違える林にご満悦.

 ドラム缶を使った炭焼き窯がオープンとなった(7474,7475,7476).三回目となるが、少しずつ問題点を修正しつつある.どんな炭が出てくるか!胸が躍る.見た目にも以前と比べて良くなっている(7477).しかし、軟炭である.周田さんと前田さんに伺ったところ、ドラム缶2つで計20kg弱の収量があるとのこと(7478,7479).

 皆さん、寒い中、思い思いに活動をされている.

 <皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark(画面左下)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ復活・里山再生運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40, パスワードは10jidesu(読みは<10時です>すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ復活・里山再生運動”の文字を左クリックでOK.   
両者とも必要な写真は、右クリックで保存下さい.

次回の活動日は、
1)実施日:2007年12月11日(火)
2)集合時刻:午前10時30分.但し朝10時頃から活動は開始されている.

3)集合場所:
京都バス「岩倉 村松」行き終点、村松バス停.初めての方は要連絡(連絡先は下記)あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から徒歩6分).

4)アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車:このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側、約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約20分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅・烏丸四条、烏丸御池・国際会館などに停車)

5)服装等:山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

6)持参するもの:昼食は皆で作るので(結構リッチで驚いている)、MY皿と椀と箸、コップ.料理の持ち帰り容器など、飲料水(お茶があるので水筒).食材費(実費、通常400円くらい)は徴収

7)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に活動は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で補修作業などされます.

参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り.

<本日の作業予定>
“共通の道具類の点検、補修、片付けの徹底”を心がけて下さい.

1)先週、せっせと皆さんが作った木灰を、朝一番に火床から掻き出して、水田に運びます.

2)玉城山(榎本班)、澤田山(中廣班、中川班)は、それぞれ、今回のマツタケ発生確
認を受けて、意味のある作業エリアの特定が可能になりました.今年発見されたシロが来年にかけて元気で生活できるように、また、第2、第3の京まつたけ復活をめざして、マツタケ山づくりを続けましょう!

3)香川山周辺も放棄され、荒れています.この状態でおいておくと、アカマツの伝染病を放置していることになる.阿閉(仁)班が、山大好き女性のための里山再生作業を実施.


<お知らせ>
1)12月11日、メンバーでもある奥津さんが、三条にあるFMラジオカフェのアナウンサーとして京まつたけ復活の取材に来られる.

2)11日には、北海道立試験場の宜寿次(ぎすし)さんが、雪で真っ白の旭川から、お越しになる.

3)12月18日(火)は、今年のあれこれを思い浮かべ、餅つきを楽しみおでんを頬ばり、自前の炭で焼き肉をします. 会費は、例年通り3000円の負担となります.

4)第18回 京都府木津川市鹿背山で、里山産業創造ワークショップ開催
12月20日(木)雨天の場合は、21日(金)に延期します。 午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合  まつたけ山の下草刈りと間伐と地掻きを行ないます。 ※峠道入口の南側(モン・ソイユ向い)に駐車スペースあり。 外来の方はJR線路側から進入してください。
問合せは、都市機構・事業計画第2課、田中まで (TEL 0774-73-2708[直通])。

<メール便り> どんどんお寄せください!
<ありがとう>  

活動日
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から.

第123回:2007年12月18日(火)
大忘年会(餅つき大会)

2008年1-3月
第124回:2008年01月12日(土)
第125回:2008年01月19日(土)
第126回:2008年01月24日(木)
第127回:2008年02月02日(土)
第128回:2008年02月08日(金)
第129回:2008年02月16日(土)
第130回:2008年02月22日(金)
第131回:2008年02月28日(木)
第132回:2008年03月07日(金)
第133回:2008年03月15日(土)
第134回:2008年03月21日(金)
第135回:2008年03月29日(土)


カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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