まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-185号-

2007年03月10日 |  マツタケの林地栽培 
懸案のマツノザイセンチュウ被害木の伐倒




第81回(3月9日)活動報告

 第2BC造り等に板が必要ということで、ベルトソーと呼ばれる製材機が入った.雨除けの屋根づくりが、宮崎さんを中心に始まる.
一方、榎本さんが、懸案のザイセンチュウ被害木を切り倒すという.伐り倒す際に関電のケーブルに引っ掛かりそうなので伐倒を逡巡していたのであるが、皆さんの協力のもとに無事終了.非常にすっきりした.

本日の参加者32名:川崎、周田、三輪、有山、池内夫妻、宮崎、岡阪、玉城、榎本、加藤、中居、小長谷、小吹、猫田、大井、杉山、中村(伸)、まり子、阿閉夫妻、藤井、橋本(敏)、内山とその子供、中廣、中川、大久保、石原、大島、吉川、筆者.

遅めの昼食の後、竹林の整備班、玉城山班、澤田山班が目的地に向かう.それぞれの活躍ぶりをリポートするために石原さんの運転で出かける.竹林の整備は順調に進んでいる.

 次いで澤田山班の活動場所に着いた.
ここでは、少々荒っぽい作業が目に付いたので、あえて苦言を呈したい.

 平地に運ばれてきた材をチェーンソーで裁断することには慣れていても、立木を倒すことには別の危険があることを、また、特に足場の悪い斜面での作業は皆さんの想像を超える危険と背中合わせにいることを肝に銘じてほしい.

澤田山班の世話人は、以下の点を徹底させてほしい.事故が起こってからでは、絶対に遅い!

①手鋸のように押したり引いたりしないと切れないチェーンソーは使わないようにされたい.

②大径木をチェーンソーで伐倒する際には、絶対に一人で作業をしないようにする.誰にも気付かれずに伐倒した樹の下敷きに1週間ほどなっているなんてゾットしませんか!二人で互いに声を掛け合いながら作業をするようにすべきである.

③最近の里山は、放置されていて立木密度が高いため、伐倒木が架り木になることが多い.必ず、周りの樹を伐ってから作業を進めてください.

④斜めになった樹を伐る時、樹の上の方からチェーンソーを当て続けると、樹が、チェーンソーを必ず咬むことになる.それもやはり、経験不足からくることである.再教育の要あり.

⑤上記を守れない方は、手鋸で作業する.

麦も15cmになり(5773,5777)、アスパラガスも芽が吹いている(5805).帰り道では、南禅寺あたりでしだれ柳も芽を吹いている.
ともかくも、事故もなく作業は終了.エルニーニョも終了.帰路に就く.お疲れ様でした.


<皆さんの活動の様子を見る>
写真71枚は、NIKON写真集(39枚)とYahoo写真集にアップロードしています.両方ご覧ください.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
 次回は3月15日(木)になります.
1) 3月17日(土)午前10時~午後3時まで.京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林の手入れ講習と講演会を実施.先着40名募集.参加費は無料.昼飯持参.道具類は貸出.終了後、半額(300円)で温泉に浸かれる.詳細は、電話075-414-1270(京都モデルフォレスト協会)か、HP http://www.kyoto-modelforest.jp/ 内の新着情報、森林整備体験教室で.
まつたけ十字軍運動のメンバーに、当日作業指導の応援をお願いしたい(10名ほど).

2) 3月22日(木)午前9時30分~午後3時まで.第9回里山産業創造ワークショップ開催.木津町鹿脊山会館集合.町民バス;JR木津駅9時11分発鹿背山着9時16分が便利.マツタケ山とベースキャンプの整備.

3)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り>布村公一さんから 
北海道の西興部村のマツタケをご存知ですか。2005年、2006年と豊作で焼酎を造りました。下記に村のHPアドレスを載せます.
西興部村役場 
  〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部100番地
TEL 0158-87-2111   FAX 0158-87-2777
http://www.vill.nishiokoppe.hokkaido.jp/index.htmlbzg22155@nifty.com
皆さん、北海道のマツタケをご覧になったことがありますか? 3月17日の講演会に写真を紹介.

寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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