まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-248-

2007年10月13日 |  マツタケの林地栽培 
岩手県久慈市で見つけたマツタケ(2007.10)
京まつたけ復活・里山再生





第112回(10月16日) 開催のお知らせ

  前回は、宇治田原の山本山で、マツタケ発生期の異常少雨・残暑のぶり返し対策の撒水実験に参加するため、9名のメンバーが岩倉を通常より早く抜けた.10日も土壌への水の浸透状態を調べに出かけた.何もこのことを言いたいわけではない.メール便りで阿閉さんの便りを見て欲しい.
 
 日頃から感じていたことだが、食後、机の下に割り箸の袋やゴミなどが落ちていたり、机には空きカンや食器が洗わずにおいてある.それを誰かが拾ったり、洗ったり処理をしているが、これはおかしいことであると.

 9日には、マツノザイセンチュウ被害木の焼却を始めたものが、最後までいなかったことは事実だ.だからといって、木がくすぶったまま、いつものように最終処理をせずに、現場を去ることなど許されない.“私、ごみやカンを捨てる人、あんた、それを拾う人「感覚」”では、里山づくりに参加する資格はないのではないか!

 岩倉香川山には、山があり畑があり水田があり、のこぎりやナタ、農機具など不十分ながら用意されている.この運動の参加者は用意されているものすべてを利用できるが、諸々のものを利用するだけの参加は意味がない.ただ単に利用する側にとどまる志向性の人は必要ではない.

 まつたけ十字軍運動は、絶えず進化する運動である.この運動の参加者は進化の担い手であり動力源である.
このことを十分に受け止めていただきたい.  


開 催 要 項
京まつたけ復活・里山再生「まつたけ十字軍運動」は、生物の多様性上危機に瀕する里山をマツタケの生活するアカマツ林に戻すことが目的である.山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視した様々な取り組みを実践する.中身は参加者の皆さんが創り上げることを前提としている.参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

1)実施日:2007年10月16日(火)
2)集合時刻:午前10時30分.但し朝10時頃から活動は開始されている.

3)集合場所:
京都バス 岩倉村松集会所前.初めての方は要連絡(連絡先は下記)あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(岩倉村松行き京都バス終点「村松」から徒歩6分).

4)アクセス:
京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線四条河原町駅から(40分、四条河原町交差点北へ上ル東側)、京阪本線出町柳から(20分、加茂大橋東詰め北へ上ル西側、京都地下鉄烏丸線国際会館から(10分、バスターミナル 1番)
(市営地下鉄はJR京都駅・烏丸御池・国際会館などに停車)

5)服装等:山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、傘かレインコート、タオルなど持参. 

6)持参するもの:昼食は皆で作るので(結構リッチで驚いている)、MY皿と椀と箸、コップ.料理の持ち帰り容器など、飲料水(お茶があるので水筒).食材費(実費、通常300円くらい)は徴収

7)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に活動は中止.しかし、山や畑にも、雨の日には雨の、雪の日には雪の景色があるといって、皆さん岩倉で補修作業などされます.

参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<本日の作業予定>
1)周山にマツタケ初登場.急速に気温が平年並みに低下している.岩倉香川山では、地温が19℃を下回っている.しかし、高温障害の発生もあったが、地温が高くならないロケーションでは、発生もあるはずである.まつたけ発生調査を実施しよう!

2)水田に、木灰を運ぶ.

3)玉城山、澤田山それぞれ、マツタケ山づくり作業の継続. 

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark(画面左下)中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.

もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40, パスワードは10jidesu(読みは<10時です>すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字を左クリックでOK.   両者とも必要な写真は、右クリックで保存下さい.


<お知らせ>
1)10月19日(金)第16回里山産業創造ワークショップの開催 雨の場合は、中止。午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合。
まつたけ山の下草刈りと間伐、まつたけ発生調査です(午後3時ごろ終了予定)。
※峠道入口の南側(モン・ソイユ向い)に駐車スペースあり。外来の方はJR線路側から進入してください。問い合わせは田中氏(0774-73-2708)、あるいは岩倉活動日に中村伸之さんへ.

2)10月22日(月)KBSテレビ 「京のいっぴん物語」が岩倉を取材予定.皆さんのマツタケ山づくりの撮影

3)10月25日(木)、26日(金)、午後1時55分から読売テレビ(日本テレビ)系列の「ミヤネ屋」でマツタケの話やまつたけ十字軍の活動が2回にわたって紹介される.

4)10月28日(日)午後11時から、テレビ朝日系列の「素敵な宇宙船 地球号」で秋のテーマでマツタケの異変が取り上げられる.岩手三陸沿岸北部の一部は豊作.丹波・周山は大幅に遅れている.まつたけ十字軍の活動も紹介される.

5)10月28日(日) 午前11時から るり溪やぎ農園(京都府) で大収穫祭開催.豚肉、取れたて野菜などのバーベキュー、ソーセージやパンづくり体験などイヴェントに料理盛りだくさん.
参加費は大人3000円、中学生2000円、小学生1000円.
アクセスなど問い合わせ先はるり渓やぎ農園0771-65-9010.


<メール便り> どんどんお寄せください!
1)阿閉仁美さんから
 次回の活動日に有山さんが報告されると思いますが(私は姪の結婚で欠席です).本日岩倉に畑仕事をと思い出かけたところ、焼却場の炭がまだ火を持っており被せ蓋もない状態でした。
 これから、冬に向かい風が強くなると火災の原因ともなりかねませんので、①十分な消火②必ず蓋をして帰る ③朝の火焚き前に火床にある前回の消し炭は必ず掻き出しておく事にすればいかがかと思います。

10-12月の活動日
第113回活動日2007年10月22日(月)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第114回活動日2007年10月30日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第115回活動日2007年11月06日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第116回活動日2007年11月10日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
松本市民16名見学
第117回活動日2007年11月17日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第118回活動日2007年11月20日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第119回活動日2007年11月27日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第120回活動日2007年12月01日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第121回活動日2007年12月08日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第122回活動日2007年12月11日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第123回活動日2007年12月18日(火)岩倉村松集会所前集合 午前9時00分
大忘年会(餅つき大会)




カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 


主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まつたけ十字軍運動NEWSLETTE... | トップ | まつたけ十字軍運動NEWSLETTE... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マツタケの林地栽培 」カテゴリの最新記事