まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第127号(通算)-

2006年07月18日 |  マツタケの林地栽培 
太子山には、スギ(杉山氏撮影)




第52回(7月22日)開催のお知らせ
  
 祇園祭の巡行と共に、京都では、梅雨明けが見られる確率が高いというが見事に外れた.激しい雨も予想されている.

 太子山の見学には、大勢(30人)が参加した(Yahoo写真集参照).松浦さんや町内会の有志の方々による生ビールを頂戴した.メンバーの吉川さん製作の椅子に座って智慧を授かり、また、太子山の由緒を保存会会長さんや松浦さんからお聞きし、太子像や秦家を見学.大いに勉強させていただいた.
雨も気にせず過ごせたことは、松浦さんの配慮と感謝いたします.
その後、やはりメンバーの加藤さんの義父の手になる鈴鹿山の前掛け(駱駝)を見学に出かけたが、その日は展示されていなかった.残念に思っていたら、加藤さんが昨年の巡行時のものをメールで送ってくれた(Yahoo写真集参照).
 
 祇園祭の後は、五山の送り火である(8月16日).7月18日付け朝日新聞(夕刊)に、「大文字の送り火」には護摩木と松割木合わせて1.2万本を燃すそうだが、保存会の地元だけでは、松の木が足りなくなっているとの記事を発見.
僕たちは、京まつたけ復活のため、健全なアカマツ林(里山林)再生運動を展開しているが、里山放棄によるアカマツ林の崩壊は、日本の伝統行事を維持することもままならぬ状態に来ているようだ.「何か」を真剣に見直す必要があるとの思いは、僕たち共通のものであろう!

本日の作業
1)岩倉の今井山のマツタケ発生整備作業の続きをやりましょう.
この山は、岩倉ベースキャンプを北東に直線距離1.3Kmにあり標高約282m.静原方面へ道沿いに1.8kmで入り口に着き、斜面を登ること0.3kmでアカマツ林に到着.本日は、テープでコンビの責任範囲(100m2)を明示したい.1人は木を伐る.残りの人は運び出す.責任を持って作業することにしたい.
先週も、不用意な組があるようだ.中径木といえども伐採する時には(直径5cm以上の木は受け口を作ること)、倒す方向に人がいたら、声を掛け、エリア内に入らないように確認をする. これを守れない者は、メンバーに入れないので注意されたい.
 8月以降は、全労済の助成で輸送車を出せるでしょう.

2)アカマツ林の斜面下部に草本が繁茂してきた.草本類などの補整作業をします.

3)マツタケ感染用の苗の育成作業 鉢の下に棒を引くことが肝心.先週にはできていなかった.

4)フィールド周辺のマツノザイセンチュウ病の枯損木などが目立つ.処分の用あり.

5)調理用の燃料源である薪・柴を玉城山から調達.

6)本日は、池内さんを先生にして、アシスタント役の杉山さんともども、本格的な水餃子を作ります.レシピを覚えましょう. 

お知らせ
1) 7月29日(土)~7月30日(1泊).るり渓やぎ農園、ヤギの会共催で林間学校が開催される.定員は20名.参加費は大人6000円、子供3000円.申込は、るり渓やぎ農園(片岡まで)、0771-65-9010.

里山づくり講演会のおしらせ
1)テーマ:「牛がそだち景観がよくなる新しい里山の利用」
日時:平成18年7月30日(日) 13:30~15:20
場所:滋賀県立男女共同参画センター   G-NETしが
     〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町80-4
     http://www.pref.shiga.jp/c/g-net/
基調講演
「獣害をふせぎ自然エネルギーをうみ、
牛がそだち景観がよくなる、新しい里山の利用」
滋賀県立大学環境科学部 講師 野間 直彦(我がメンバー)
主催:
  NPO法人 おうみ木質バイオマス利用研究会(連絡先:電話 0749-28-8303)
   近江八幡市白王町自治会、  近江八幡市白王町農事改良組合


第52回 開催 要項
1)実施日    2006年7月22日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、お椀と箸とコップと食材費(200円程度)、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合 京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は中止.雨の中でも、集まって楽しんでます.

参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

7-9月の作業日のおしらせ
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第54回活動日:8月03日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第55回活動日:8月11日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
8月第3・4週の活動は、お盆や地蔵盆のために休止します.
第56回活動日:9月02日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第57回活動日:9月07日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第58回活動日:9月15日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第59回活動日:9月22日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第60回活動日:9月30日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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