まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 708

2012年05月11日 |  マツタケの林地栽培 

初めての地掻き体験

 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

第338回(5月11日(金))活動報告

 天気予報では今日は西高東低の冬型気圧配置なんだとか。確かにそろそろ初夏というのに肌寒さも感じる朝でした。しかし山の作業にはちょうど良い涼しさ。新人の参加もあって各班作業もはかどりました。
 本日の参加者は、森、橋下、雅子、有山、榎本、前田、松浦、川上、三好、大島、宮崎、小原、中広、TAKE、内田、大久保、三品、ホリイ、川本、松田、三輪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、三木、徳田、山田、中野、藤井、吉村、まりこ、田の31名のみなさんでした。

<澤田山1>
エスケープヒノキの除伐を行いました。作業中の山田さん。

除伐したヒノキはもったいないので山から出したいのですが、索道や重機などを持たないアマチュアボランティアでは手作業で出すのはなかなか大変です。何か良い知恵をお持ちの方おられませんか?

初参加の三好さんに育苗中の植林用アカマツ苗の説明をする阿閉さん。
右は発芽したばかりのアカマツ苗。まだ種の殻を被っているもの(手前)も。

どうか鹿に食われませんように。

<澤田山2>
虫害を受けやすい大きくなりすぎたコナラを伐採しています。

<澤田山3>
シイタケの菌打ちをする、大島さん、川上さん他のみなさん。

<玉城山1>
稲木用のヒノキ採取と枯損松の処理を行いました。(すみません、写真取材に行けませんでした)
増えすぎた鹿はよほど食べ物に窮しているのでしょうか、柔らかい幼松ならいざしらず、3年物の実生松の新芽まで食べられていたとのことです(榎本班長より)。

<玉城山2>
第2整備地の除間伐を終え、本格地掻き作業に入る前段階として堆積した落葉、落枝の掃除をしています(冒頭タイトル写真)。
(左)初参加の三好さんにアカマツ林復活作業の説明をする三品さん。

(右) 中央から左は3年半をかけて今年春までにようやく地掻きを完了した第1整備区。程よく地面が露出されています。

 中央から右は作業中の第2整備区。5から10cmもの厚さに堆積した腐植に富栄養を求めて進入してきたいろいろな木々の細根が絡み合って分厚い絨毯のようになっています。このままではマツタケの胞子が飛んできても松の根に出会える確率は非常に低く、雑菌も繁殖してマツタケの生育環境としても良くありません。
 5月いっぱいくらいで落葉落枝の掃除が終われば、いよいよこの分厚い“絨毯”を剥がしていく、永く大変な本格地掻き作業
が始まります。。

<香川山BC>
新茶の茶摘。



新茶作りをする雅子さん、松田さん、三好さん。

まりこさん、藤井さん、森さん。


休憩時間には羊羹で新茶をいただきました。製茶作業も慣れてきたのか、今年の新茶はこれまでにもましておいしいと好評でした。

まだまだ虫害にやられる松も。成虫となった虫が出てくる前に枯損松を伐採焼却処理しています。

食事調理を担当いただいた皆さん、ごくろうさまです。


本日の昼食メニュー。スズキの塩焼き、野菜炒め、スズキのアラ汁。


三好さん、ちゃんとマイ箸を持参、エライ!

それにしても、ご飯の替わりにドブロク、しかもおかわりとは!かなりの酒豪と見ました。

底板の支持レンガが破損した窯を修理する橋本棟梁。

壁のレンガを削った窪みに底板をかけてなんとか補修できました。

(宮崎 記)

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