まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第143号-(第3版)

2006年10月03日 |  マツタケの林地栽培 
岩泉町の『おでんせ べごっこフェスタ』で短角牛の焼肉を食べる





第59-60回の報告と第61回(10月6日)開催のお知らせ

 岩手県立大野高校主催の『まつたけ収穫祭』に参加し、岩泉町合併50周年記念式典に参列してきました.その後、まつたけ十字軍運動のメンバー、猫田さん、藤井さん、森田さんそして山中さんと岩泉で合流.
メンバー4人の行動は、ざっと、こんな感じ.
到着の夜、ホテルで、まつたけづくしの料理を堪能.IBC岩手放送の取材を受ける.岩手県まつたけ十字軍運動事務局(準)の小沢一男氏と会談.
翌日朝、旧岩泉まつたけ研究所の向林試験林を視察、正しく手入れされたマツタケ林の美しさに一同感嘆.昼、商工会主催のマツタケ祭りでまたもやまつたけを食らう.
その後『おでんせ! べごっこフェスタ』で短角牛の焼肉を頬張る.そして夕方、地元の若手有志が主催してくれた歓迎会に出席、熱いもてなしにこれまた感激.
楽しく有意義な岩手県岩泉旅行が終了.「ツアー」参加者の皆さんの土産とその話は、10月6日にどうぞ!

 まつたけの産地を旅行したのだから、当然、お土産は、まつたけと想像されますよね.ところが今年の岩手は、暖かく雨が少なく凶作気味らしい.
まつたけの入手は、目下困難.しかし、皆さんのために、特別に、注文して来ましたが、いつ届くか分からないとのことです.まつたけが10月6日に間に合うと賭ける方は、岩倉においでください.因みに12日はありえない.本日朝、届きました.猫田シェフに連絡済(10.5追記)

岩泉まつたけ視察の写真は、NIKON写真集で御覧下さい(パスワードは10ji:半角英数).

それでは、報告と参りましょう!
石原さんや宮崎さんや今西さんや池内さんが頑張ってくれました.
第59回の報告(文責 宮崎 昭)
9月22日の活動内容と写真です。参加者は約30名くらいでしたが、全員のお名前は把握しきれておりません。名簿には皆さん記入されていました。
猫田さん他食事部隊数名と倉庫工事の大井さんを残し、11時に今西さんを隊長に約20名が5台の車で玉城山に向かいました。
午前中、桧を中心にマーキングされた木の伐採(榎本、岡坂、今西、宮崎)、伐採木や倒木の片付け(阿閉、橋本、三原、大久保、中川他)、木場道造成(浅沼、中条他)、林道整備補修(石原、橋本、ツトム、大島他)の各班に分かれて12時半ころまで作業。
いったん引き上げ昼食(ブタ汁と炊き込みご飯)。食事部隊の人も加わって再度玉城山に行き2時ころから4時ころまで同様に作業。20メートル四方の2区画ほどがかなり明るくなりました。木場道も坂の三分の一くらいまで伸び丸太が滑り落ちる様子が想像できるようになってきました。道路補修も地味で大変な作業ですが、現地登山道下の駐車場付近の段差の解消や轍の補修が進みかなり通りやすくなっています。
○良かった点
皆さん、特に指示されなくても自主的にそれぞれの作業班に分かれてすぐに作業に入れたところは時間を有効に使えていると思いました。
○反省点
自主的に作業に就くのはよいのですが、反面どうしても個々人が勝手な判断で作業をしてしまうところも見られ(切る木の判断など)、何も無かったからよいものの「危ないな」と感じる場面もありました。特に伐木については、どうしても数名がいろいろな指示を出す傾向が見られるのですが、現場では全体的な指示を出す人は一名に限定し他の人は異論はあってもとりあえず従うようにし、異論や意見は作業後に反省会を行って修正するというふうにしないと混乱して危険だと感じました。

また、やはりチェンソーで切りたいという方は多いです(午後猫田さん、中川さん、他にも使ってみたそうな方はおられました)。かかり木になったりした場合も経験のある人や体力に自信のある人は強引に切ったり倒してしまう場面もありましたが、未経験者や体力の弱い人にも配慮しないと危険だと感じるところもありました。未経験者には触らせないというよりも、練習の機会を設けてできるだけ多くの方に安全に使っていただけるようにしたほうが良いと思いました。

また、この一週間の間に越智さんや中城さんが倉庫のペンキ塗り、流し場の整備をしてくださいました。

活動風景は.NIKONの写真集でどうぞ!

第60回の報告
 池内 正憲氏から参加者の名簿が届きました.
参加者は、
川崎、周田、松浦、橋本(敏)、安永、河村、小吹、三原、矢野、三輪、大島、今西、中川、榎本、川越、多田、有山、岡阪、阿閉夫妻、井上、加藤、橋本夫妻、中村、三品、林屋、玉城、池内夫妻.

お知らせコーナー
1)今西さんから連絡.
良い雨が降りましたので、昨日午後山を見回りましたら、4箇所で15本ほど出ていました。昨年より1週間くらい早いように思います。
見学会は、予定通り10月23日で大丈夫かと思われます(期待されても困りますが・・・・・・・・、今西さんのメールより)。
「バスをチャーターして、心置きなく酒と料理を楽しみたい」という声で、45人乗りのバスを55000円でチャーターすることにしました(一人当たり交通費に別途1500円必要).
今西山見学会の食材費が2000円、計3500円の会費となりました.京都の南から参加者を拾いながらJR馬堀駅経由現地に向います.
朝日新聞社大阪本社の取材予定.

2)コミニティFM京都三条ラジオカフェで、週1回月曜日のPM1:00~1:30「エコライフ」という環境に関する番組を担当されている奥津登代子さん(洛北の同級生で修学院中出身)が、10月6日の午前中に取材予定. 

3)10月6日の午後2時30分に、京都府森林組合連合会のメンバー50人が見学にお越しになります.

4)10月6日、読売新聞東京本社 宇佐美記者の取材予定

5)メンバーの矢野健一さんから、10月9日の粟田神社大例祭で吉川さんの演技(12時ごろ)を見た後、「精進落し」をやろうと連絡がありました.
 午後2時から粟田神社傍の『こかじ』という野菜(彩)寿司屋さんにて会費4000円。定員は10名。そこは、粟田神社入り口右側にあり、夫婦二人だけで切り盛りしている良心的価格の楽しい店で、作りたての料理をだしてくれる。

6)10月12日に、日経新聞社京都支局の取材があります.

7)京都府南丹振興局の藤田徹氏から連絡がありました.
『なんでもカヤタケ属のきのこで、「首まわりを中心とした発汗、指先のしびれと痛み、視覚障害」を起こすと思われる、ということで、実物を見た人(森総研の根田さん)によると、「フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ」の90頁で紹介されているClitocybe dealbataによく似ているということです。メーリングリストで流れている情報からすると白いきのこらしいです。そちらでもご注意ください。
インターネットで学名を検索したら、いくつか絵や写真があり、全体が白くカサがくぼんだきのこでした。下のアドレス等に写真があります。
http://www.rogersmushrooms.com/gallery/DisplayBlock~bid~5788.asp』

メール便り
1)石原 敏行さん
岩泉の里帰りは如何ですか、連日忙しく東奔西走、ご苦労様。
 季節が実りの秋になったのですね、「松茸」が連日話題に上り
 秋の味覚の王様として羨望の的になっていますが、食べたいなー
 だけで里山が忘れられて自然が荒れている様や無節操な植林や開発
 で自然が破壊された現状がまだまだ理解されていない。
 十字軍の活動がこの秋の季節こそ広がるチャンスだと考えています、
 先生に於かれましてもご多忙でしょうが頑張って下さい。
2)井上 勝さん
日頃の自己管理欠如がついに祟りました。
米をやるとか、麦をやるとか、いい気なことを言った矢先にこのざまです。全く不甲斐ない、恥さらしです。
田んぼの底(鋤床層)になる部分の土をプロの人に見てもらおうと、50cm下のところの土を掘り起こしている時、ツルハシでコゼた瞬間にギクっときました。瞬間は激痛でしたが、暫くして立って歩く、腰をかける分にはそれほどのことはなくなりました。昼飯のうどんカレーもしっかり食い、仕事は何もせず2時ごろ失礼しました。
帰宅した後のほうがチョット残っています。
田んぼの土ですが、粘土質なので保水と言う面では大丈夫と思います。砂・石が多いのでその点がどうかと思っています。10月8日にプロの意見を聞いてきます。
溝に、鹿かイノシシか分かりませんが、足跡がありました。柵は確かにいるかもしれませんが、そもそも、「米・麦がほんまに実るんかい!!」 こっちの方が怪しいもんですよ。
怖いもの知らずの素人ですから、ダメもとでやりますのでよろしくお願い致します。
久しぶりに、ベースキャンプを見てビックリしました。炊事場のシステムキッチンの豪華なこと、かまども新設され、道具小屋が多機能ハウスに新装されている。この進化はどこまで続くのか!!!

       
第61回 開催 要項
1)実施日    2006年10月6日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの お椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも、雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

10-11月の作業日のおしらせ
第62回活動日:10月12日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
日経新聞社京都支局取材予定
第63回活動日:10月20日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第64回活動日:10月23日(月) 丹波まつたけの里、亀岡今西山観察会 
          午前10時JR山陰線「馬堀駅」集合  朝日新聞大阪本社の取材予定
第65回活動日:10月27日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第66回活動日:11月04日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分




寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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