まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 601

2011年05月06日 |  マツタケの林地栽培 

立夏も過ぎ初夏へ、山の木々も次々と芽吹き花開く。アカマツも頑張って咲いてます。

 

京まつたけ復活・里山再生市民運動



第287回(5月6日(金))活動報告

 ゴールデンウィーク末のためか、天候が良いわりには参加者はやや少なめでしたが、活動はいつもにも増して活発に行われました。
 
 本日の出席者は、橋本、宮崎、榎本、森、徳田、松浦、川崎、三品、斉藤、堀井、有山、前田、大島、大久保、中野、三輪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、雅子、藤井、山田、田、吉村、田中、中広25名のみなさんでした(敬称略)。

<本日の作業概要>
澤田山(1) 地掻き、除伐と整理
澤田山(2)(ヤマガラの里班) コナラ伐採、BC搬入 
澤田山(3) シイタケ菌打ちと伐採潅木整理
玉城山(1) シイタケ菌打ちの応援
玉城山(2) 地掻き
香川山BC 昼食準備、薪小屋工事、畑整備、木材加工ゴミの焼却他

<澤田山(1)>
現整備地は地掻き、アカマツ苗植林もほぼ完了。あとは30年後!のお楽しみ。
山肌はごらんの通り、地掻きで除かれた腐植層に出張っていた根がむき出しになってます。


現在、林道を挟んで反対側の谷へ整備域を拡大中。枯損松伐採、エスケープ桧伐採。

<澤田山(2)>
前週に続いて大きくなりすぎたコナラの伐採。

奥の方には実生のコナラも発生中です。

<澤田山(3)>
伐採木の整理。


伐採したコナラにシイタケ菌打ち。ひたすらドリルで菌駒を打つ穴を開けてます。
マツタケ復活は5年~30年先をにらんでの遠大なプロジェクト。それまでのお楽しみに、こちらの方は2~3年で結果が出ます。

<玉城山(2)>
整備地入り口に置かれた除伐エスケープヒノキの束。三品班長の几帳面な性格が現れていますね。


昨年秋から1年計画で、約100mの整備中尾根筋を粘り強く地掻き続行中。玉城山(1)班整備地との接地境界まであと約30mほどにまでこぎつけました。

実際、この山域は、「ここまできたまつたけ栽培」、吉村代表の「まつたけ山復活理論」を最も忠実に実践されている模範地と思われます。

今日は班メンバーがみんな休みで、班長一人ねじり鉢巻で奮闘中。「今日の進行目標は2mだけれど一人では1mしか進めないかもしれない」とのことでした。
右写真の三品さんから後ろが地掻き完了地。鍬と切り株の間、幅約1mの帯状域が地掻き中のところ。切り株から左が未着手地。


地掻き完了地の様子。澤田山(1)同様掻き取った腐植層跡に根がむき出しになっています。

班長のお話では、「激しかった松枯れもこのところは一段落しているように見える。しかし、これから夏に向かってどうなるか予断は許さない。まあ、今ある松はどっちにしてももうあきらめてます。現在植林中の幼苗と実生苗の20~30年後に期待しています。」とのことでした。

<香川山BC>
薪小屋工事。建材加工中の“棟梁”。

賄班、昼食準備作業中。

昼食風景

本日のメニューは、サバの煮付け、蕗、シュウマイ、汁物。

茶畑も新芽が。5月20日には林屋師匠、雅子助手指導のもと、茶摘が予定されています。
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春~初夏に向かって山に彩を添える花たち
ヤマツバキ

ヤマツツジ


マルバアオダモ


ウワミズザクラ


コバノガマズミ
 

(宮崎 記)

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