まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 823 

2013年07月03日 |  マツタケの林地栽培 

7月05日(金)、第396回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山にお集まり下さい. 今回は女性解放デイで、川崎 泰弘さんが料理の腕を振るいます.  当日の活動報告は、三輪 新造さんです.
 
熱中症・マダニ咬傷にご注意を!
 こまめに水分補給を! 立ちくらみ・こむらかえり・大量の発汗時は、熱中症の初期症状です.日陰で休み体温を下げましょう.
 ダニ類に咬まれないようにしましょう!リュックなど荷物は林床に置かずに木の枝にでもぶら下げましょう! 咬まれた後の発熱は、ダニのウイルスなどに  よるものと疑いましょう!

杉山廣行氏 ご逝去
 私たちの活動も2005年6月以来、丸8年を経過、開催回数も程なく400回を迎えます.毎回30人前後の里山林を憂う仲間が、『憂うだけでは原状回復を望めない.自分たちで何とかしよう』と汗を流している.
 8年の間に仲間で亡くなった方はいませんでした.しかし残念なことに、杉山廣行さんが、2013年6月28日に、肝臓がんで逝去されました.メンバーの中では比較的若い63歳でした.日本の平均余命を持ってしても、まだ、まだではないでしょうか.これからしたいことすべきことのある歳でした.28日通夜、29日葬儀・告別式にもまつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)の多くの仲間が参列した.また、28日岩倉にて参加者全員で黙祷し心からご冥福を祈りました(前ブログ関連ニュース).改めて、故杉山 廣行さんの成仏を願い 弔いといたします(写真 1).

1)

マツタケ山づくりは韓国を見習え!
 前回、韓国から日本のマツタケ事情視察に 慶州から趙さんと白さんがお出でになりました(写真2).日本の生産量が低下する原因を里山林の放棄にある
と見抜き、韓国では40年前からアカマツ林の保全維持に努力してきたため、マツタケの生産量が、近年上向きになってきたとおっしゃっていた.日本に授業料を払わねばならないと思うとも.韓国や中国でもマツタケ価格の変動・価格差が激しいので、国内消費拡大に注力し成功しているようだ.
 我々は、手入れの効果が出やすい時期(林の状態)があることを訴えていたのだが、日本では、ムーブメントにはならなかった.残念である. 

    2)

 

§お知らせ        
1)8月2日 (金) まつたけ山復活させ隊活動(まつたけ十字軍運動)400回記念暑気払い!会費3000円(企画担当は猫田哲三さん)  
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まつたけ山復活させ隊活動      
 
予定日  2013年7月から8月
回     開催日  報告担当者    男厨シェフ

396    7月05日    金    三輪    川崎
397    7月13日    土    榎本    
398    7月19日    金    三輪    
399    7月27日    土    内田    
400    8月02日    金    宮崎    400回記念 祝賀会 
401    8月10日    土    榎本    
402    8月16日    金    三輪    
403    8月24日    土    内田    
404    8月31日    土    宮崎    京都造形芸術大学学生参加 36名

10月19日(土) マツタケ山再生と岩倉焼 勉強会(第2回ラボJIDF後援)開催         
         岩倉焼作品の展示 岩倉焼のぐい呑みでお酒を、岩倉焼の器でまつたけ料理を味わい、里山林と岩倉焼を語る 

【時 間】 午後1時~6時 開場は12時30分
【会 場】 遊狐草舎(京町屋)075-493-9369 京都市北区紫竹西南町17-3 (今宮大徳寺西入る)
                      市営地下鉄 烏丸線「北大路」駅下車、北口より今宮通を西へ約15分
【講 演】 田端英雄氏(植物生態学者) 保育社刊『里山の自然』編著者
                   深泥池から岩倉にかけての森林植生の変遷    
                   -須恵器に始まり平安京建設につながる瓦の製造と森林との関係などから考察-

 田端英雄氏


【討論会】 近藤高弘氏(陶芸・美術作家)・若林広幸氏(建築家)+ まつたけ山復活させ隊陶芸班メンバー

 左:近藤高弘氏 右下:若林広幸氏

【定 員】 展示品鑑賞 定員なし 講演会と食事会30名  
【参加費】 展示と講演会の参加は無料  松茸料理代(要予約)は10000円
 松茸は有名ブランド『岩泉まつたけ』200gを用います.岩倉焼の器に合う松茸料理は、焼き物、松茸ご飯、吸い物と伝統的なものを考えています.しかしそ
の発生は天候に左右されるため、不作凶作時は、松茸料理は提供できないこともありますので、あらかじめご承知おき下さるようにお願い申し上げます.
申し込み締め切りは、10月8日(火).申し込みは、まつたけ山復活させ隊陶芸班世話人内田正明さん(iwakurayaki.lab@gmail.com)まで.

  

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.参加者には現在、食材費(実費)+消耗品費として400円を徴収.見学者は500円(施設等利用料を含む)徴収.

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§カンパありがとう!
 三品 伍樓さんから頂戴しました.
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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