まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.78-

2006年04月05日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉尼吹山の北東からの姿

第37回活動日(4月8日)のおしらせ

 昨年4月に京都に戻り、6月頃の東山を見て、驚愕した.山の色がおかしいのである.ボヮーとした黄色が目立つ.初夏の西山、北山、東山を見て「変だな」と思っておられる方は多いと思う.
 常緑広葉樹のシイの仲間が、山を優占しつつあるのだ!やがて、全山で、落葉広葉樹や里山林の木々が追い出されることを意味する.
 都心を30分も車で走ると目に飛び込んでくる秋の紅葉は素晴らしい!
後何年で、京の山々の紅葉が見られなくなるだろうか?
 
 京都の産業は、観光で成り立つ部分が大きい.行政、民間併せて知恵を絞らねばならない.

里山の重要性について、このブログでも色々訴えているが、京都精華大学の小椋純一さんのHPを見つけました.御覧ください(Book mark参照).
(http://www.kyoto-seika.ac.jp/jinbun/kankyo/magazine/magazine_046.html)
 
まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に加入することは、重複加入を避けるため、致しませんが、未加入の方は、京都市の各区の社協に問合せると良いでしょう. 

マツタケに関する講演会
環境問題研究会4月例会
テーマ  岩手県のマツタケ増産の取組み-岩泉での15年間の成果を中心にして-
日時 4月11日(火)午後6時30分~ 8時30分
場所 現代医学研究所(川合診療所):京阪三条駅ビル(北東角)を東へおよそ50m、100円パーキング(もと和食「か波羅」)隣、田中ビル2階 当日のご連絡、お問い合わせは、TEL:075-752-3460(現代医学研究所)

お便りコーナー
石原さんから届きました.
炭焼き作業、皆さんの迫力に感心しました、
地掻き作業も大変手間の掛かる事で、長期間無視された
里山の痛みを取り除く、だんだん山肌が見えだしたが
気の長い仕事、私も挑戦します。
巧い具合に事故の起こらない間隔で作業が捗っているのに
私如き足でマトイは脇を固めます(原文のまま)。
 
メンバーの方!、読者の方々! 感想、アイディアなど、掲載に相応しいものをお寄せください.こちらから、指名してお願いも考えています.

本日の作業内容
 作業は、概ね、続きとなりますが、
まつたけ山作りは、人工林区の地掻作業がかなり前進、斜面に土が見えてきた.伐採したヒノキの年輪から45年も放置されていたようで、腐植層の発達が激しい.

橋本(敏)さん持参の長いシートを使って掻き取った腐植を下ろしている.前回も、多くの方の参加が見られました.今回も交代で地掻に回ってください.地掻が済めば、イロージョンを起こさないように、土止め作業をしましょう.

伏せ窯で炭焼きをする作業も人を必要としています.屋根をつくります.

イロージョン区の土止め効果を高めるために、阿閉(仁)さんが、下から土を運びあげて補修中.

ミニ果樹園にも、色んな樹種が植わってきました.

フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓も進んでいる.

マツノザイセンチュウ病の枯損木などの焼却.

入り口を入った直ぐ右にアカマツ枯損木を処分します.

果樹園や菜園などの土作りに必要な堆肥作りは着実に進行中.

工事が終われば、ハタケシメジの栽培準備としては、掘った穴に枝や材を敷き詰めましょう.

天候に問題がなければ、岩倉にある今井さんの林に出かけ、作業エリアを決定します. 

連絡
里山林再生、まつたけ山づくり
1)岩倉の第2試験林のまつたけ山づくりの調査は、境界の設定が済み、木々の葉が展開したら始めます. 
2)橘さん所有の伏見区日野南山の境界を猫田さんが調べています.
3)去年、まつたけの探索(不発)を実施した高木さん所有の嵐山清滝一華町のアカマツ林は、
有山さんが、マツタケ発生整備作業を実施します.予定が決まればお知らせします.
4)一乗寺曼殊院近くのアカマツ林(元まつたけ山)を、伊佐さんが提供しても良いと申し出があり
ました.暖かくなったら山を見せていただきます.

第37回 開催 要項
1)実施日    2006年4月8日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町 京都バス停岩倉村松集会所前か現地アカマツ林
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップと食材費(200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合 京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は中止.雨の中、フィールドワークを楽しむも可.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

4-5月の作業日のおしらせ   
第38回活動日:4月15日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第39回活動日:4月20日(木)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第40回活動日:4月28日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第41回活動日:5月06日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第42回活動日:5月12日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第43回活動日:5月20日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第44回活動日:5月26日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173  
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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