まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 572

2011年01月26日 |  マツタケの林地栽培 
 先週の岩倉の山の雪、この中で作業をした.

京まつたけ復活・里山再生市民運動

 次回の活動日は、1月28日(金)で、京都岩倉香川山です.
 
 この1週間の気温は、京都アメダスで平均3.5℃、平年値は4.3℃(1971-2000).
0.8℃平年を下回っている.そんな寒い日が続いています.風邪もはやっているようです.頭など、防寒対策を万全にお願いします!

 2011年になったので、気象庁は平年データを1981年から2010年の値に切り替えていると思う.
すると、71年から30年間のものと比べれば、81年から30年間という時期はより温暖傾向にあったはずだから、新しい平年値は有意に高いかもしれない.0.8℃以上下回っている恐れもある.

 1月23日、キャンパスプラザで開催された「日本林業再生の道PartⅥ」というフォーラムに参加してきた.この種のものは概ね、事業体の集まりで「農協と農家」の関係にアナローガスなものがほとんどで、参加はお断りしている.
 しかし、基調講演をする森林・林業基本政策検討委員会座長の岡田秀二先生とは、岩泉まつたけ研究所にいた頃から、随分とご指導を戴いた旧知の間柄なので、是非お会いしたいとでかけた.
  これからの10年間の林業基本政策は、木材自給率を50%に上げるために、木材資源の適正管理、担い手育成、林道整備、予算の低減率の抑制など縷々説明があった.これでどうなるか、林業家も市民も政策のミスや後退がないか厳しく見守り、その原因を徹底して追求することを忘れるなと言いたい.

それはさておいて、非常に嬉しいことがあった.

 2005年4月に京都に戻り、まつたけ山再生の活動をどう再開するかと悩んでいたとき(そのことは「まつたけ山復活させ隊の仲間たち」に詳しい)、京都大学のS門の左の塀に「山仕事サークル 杉良太郎」の会員募集の看板を見て、是非、彼らの力を借りたいと思い、会いたいものと思い続けていた.それに最近新聞等で紹介されている「林業女子会@京都」の皆さんとも、是非コンタクトを取りたいと、これは最近のことだが、思っていた.
それがなんと、この両組織の皆さんが、このフォーラムのサポーターなどをしていて、交流会場で会うことが出来たのである.彼らと、女性もいるのだけど、とにかく若い、大学1~2回生が中心である.
  酒を酌み交わしながら、まつたけ十字軍運動のまつたけ山復活させ隊活動と交流をもって、互いの活動が発展するようにしませんか!と働きかけた.
  皆さんもまつたけ十字軍運動のことを知っていて、2月18日に1回目の交流会をすることになった(お知らせコーナー②をご覧下さい).二つの組織のHPは、このブログの左の「ブックマーク」から簡単に見ることが出来ます.是非ご覧下さい.

こんな素晴らしいことに出会えたのは、岡田先生には失礼なんだけど、『岡田さまさま』と大いに感謝している.
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★お知らせ
1)「語り継ぐ」環境塾第2回ご案内
2011年1月29日(土) 午後18時30分~
会場;市民環境研究所(左京区田中里の前町、石川ビル305)
演題:「反原発運動、虚偽宣伝との闘い」
話題提供:小林圭二さん(元京大原子炉実験所講師)
参加料:500円:申し込みはpie@zpost.plala.or.jp 、075-711-4832へファックスで

2)2月18日(金) 第276回活動日 「山づくりサークル 杉良太郎」、「林業女子会@京都」の皆さんと作業・交流会
 僕たちのグループと両組織の良さを互いに学び、三者の活動が共に発展することを願うものである.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研刊 1680円) 里山は必要なのか?  生物多様性上その保全も必要であるといっても見向きもされない.必要でなければ僕たちは、何なんだ? しかし読んだ方に面白いしフィロソフィーを感じると言われる.僕たちは苦しみながらも楽しんでいる. 書店でお買い求め下さい!

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●カンパありがとう!
 奥津登代子さん、MKさん、ヤマガラの里班から戴きました. 感謝しています. 
☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
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§開催予定日 2011年1月―2011年2月      
第273回      28日(金) 榎本
第274回 02月04日(金) 三輪
第275回      12日(土) 池内
第276回      18日(金) 榎本  杉良太郎、林業女子会と交流会 
第277回      26日(土) 宮崎
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§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があります.)

活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
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以下の項目は 2011年1月1日付ブログ565号をお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?
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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
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