かしわ市では23年度から担い手育成支援事業として
新規就農希望者の研修事業に取り組んでいます
年度末に一年間の反省と24年度への展望について
農業者と行政が語り合う機会がありました
農業の担い手不足対策として新規就農者支援に取り組む事業は増えていますが
えてして行政が行う場合は
研修の場を設け期間が過ぎれば農地を世話してさあ自立しなさいと
言葉は悪いのですが“放り出す”ような具合になっているようです
就農希望者も現状の農業を否定するような夢を追い求めている場合が多いですから
農地が得られれば自分の理想の農業ができると思っているようです
ところが農業者には
農地さえあれば自立した農業を営むことができるなんて到底思えません
そうなら農家の後継者不足はないはずです
そもそも現状の農業を全否定したら自己否定しなければなりません
農業者自身が後継者と同じように新規就農者を育てるような
そんな「かしわ版新規就農育成事業」はできないか
もう一度 意見を交えることとなりました
最近 行政のあり方について二人の女性が語っていました
ひとつは尼崎市長のいなむら和美さん
ボランティア活動から政治に関わり30代で市長になった女性です
『私は「新しい公共」の推進論者です。
行政はスリムになるべきですが、公共は大きい方がいい。
担い手は「官」でなくても構わない。』
(あさひ新聞3月28日オピニオン面)
もうひとつは厚生労働省の女性局長だったむらき厚子さん
虚偽公文書作成容疑で起訴されるも無罪が確定
職場復帰された方です
『ゼロを1にするのは、
制度がない時に新しいことを始めるNPOの仕事。
1を10にするのは理論武装をする学者の仕事、
それを事業化してペイする範囲の50までは企業でいける。
しかし、ペイしないところも含めて最後100にするのが行政の仕事だ」
ともいわれました。
公務員にしかできない役割を改めて肝に銘じました。』
(あさひ新聞3月25日「朝日求人 仕事力」)
どちらもそうだなあと感心してしまいました
官民は反目しあうのではなく
手を携えていっしょに歩いて行くということでしょうねえ
写真は手賀川に沈む今日の夕日
新規就農希望者の研修事業に取り組んでいます
年度末に一年間の反省と24年度への展望について
農業者と行政が語り合う機会がありました
農業の担い手不足対策として新規就農者支援に取り組む事業は増えていますが
えてして行政が行う場合は
研修の場を設け期間が過ぎれば農地を世話してさあ自立しなさいと
言葉は悪いのですが“放り出す”ような具合になっているようです
就農希望者も現状の農業を否定するような夢を追い求めている場合が多いですから
農地が得られれば自分の理想の農業ができると思っているようです
ところが農業者には
農地さえあれば自立した農業を営むことができるなんて到底思えません
そうなら農家の後継者不足はないはずです
そもそも現状の農業を全否定したら自己否定しなければなりません
農業者自身が後継者と同じように新規就農者を育てるような
そんな「かしわ版新規就農育成事業」はできないか
もう一度 意見を交えることとなりました
最近 行政のあり方について二人の女性が語っていました
ひとつは尼崎市長のいなむら和美さん
ボランティア活動から政治に関わり30代で市長になった女性です
『私は「新しい公共」の推進論者です。
行政はスリムになるべきですが、公共は大きい方がいい。
担い手は「官」でなくても構わない。』
(あさひ新聞3月28日オピニオン面)
もうひとつは厚生労働省の女性局長だったむらき厚子さん
虚偽公文書作成容疑で起訴されるも無罪が確定
職場復帰された方です
『ゼロを1にするのは、
制度がない時に新しいことを始めるNPOの仕事。
1を10にするのは理論武装をする学者の仕事、
それを事業化してペイする範囲の50までは企業でいける。
しかし、ペイしないところも含めて最後100にするのが行政の仕事だ」
ともいわれました。
公務員にしかできない役割を改めて肝に銘じました。』
(あさひ新聞3月25日「朝日求人 仕事力」)
どちらもそうだなあと感心してしまいました
官民は反目しあうのではなく
手を携えていっしょに歩いて行くということでしょうねえ
写真は手賀川に沈む今日の夕日