のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ため息をついていやおいの草を食む

2015年03月02日 | かしわかあさん
農産加工所「かしわかあさん」の定番商品、串団子
みたらし団子と草団子を約半年間
道の駅直売所に出荷していますが
秋から冬にかけてはみたらし団子が優勢
同量出荷してもあんこを乗せた草団子が売れ残ることも

ところが、立春を過ぎたころから状況が一変
草団子の売れ行きが良くなります
秋から冬にかけて休んでいた体が
草のエネルギーを欲するようになるのでしょうか

ため息も気苦労のあるときや失望したときの
どちらかというとマイナスイメージがついてまわりますが
実は、脱力して体の緊張をとくための
自律回復するための内発的な行為だとか
「深呼吸して落ち着け」ということがありますが
気を吸い込むのではなく、まず気を吐きなさい
肺の中を空っぽにしたら新鮮な空気が体に取り込まれる
ということのようです

同じように緑色の新鮮な草を体に取り入れることで
体が再生される
陽の光が強くなると
意識する以前に体の方が自律的に再生するような
行動が表れてくるのかもしれません

弥生(いやおい)という草木がさらに茂りまさる
時期になりました
大きくため息をして大いに草を食べて
体をリセットしましょう

春を迎えて、串に刺した草団子の他に
数量限定で
小豆の餡をうるち団子で包んだ大福や
きな粉をつけたものも出荷しています
毎日できないのはごめんなさい