のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

田でなくば愛でる形の葉も花も

2011年07月08日 | 今年の米づくり
写真は田んぼのギャオスことオモダカの花と実

去年おととしと田んぼの草取りをしないで済ませてしまったのですが
さすがに3年目になるとあちらこちらから
ウサギの耳のような大きな葉や白い花が稲の葉の間から見えてきました

このまま置いたら加速度的に増えて行くのは経験済み

今年の梅雨の後半は雨の日がなかったものですから
ナシの管理がひと段落した7月になってオモダカ抜きに

で この時期のオモダカ退治ははたしてどうしたらいいのでしょうか

田んぼの中のオモダカは葉を5,60cmにも伸ばして花をつけたものと
10cm程度の小さなものの2種類が見られます
オモダカは種子と地下茎の先の塊茎から発芽するといわれています
今花をつけているのは昨年残した塊茎から発芽したもの
ちいさなものは種子から発芽したものと思われます

6月初めの中干し前なら
田んぼの泥の中から塊茎を探しだすということもできますが
この時期では塊茎はあきらめて株元から掻き取るのがせいぜい
しかし 60cmも伸びた葉のついた株元を田んぼの外まで持ち出すのはたいへん
すぐに手元のバケツはいっぱいになってしまい
100mをすすむのに何度道まで戻って草を捨てたことか

さりとて抜いた株元を田んぼの中に置いてくると
またそこから復活してくるということも経験済み

そこで今年以上に草の数を増やさないという最低限の仕事をしようと
葉をちぎった株元と実の付いた花茎だけを外に持ち出すか
ということにしたのですが はたしてどうするのがいいのでしょうか

選択性の除草剤を上から散布するという方法もあるのですが…