のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ブラックホール思考停止から抜ける道

2011年05月05日 | 農のあれこれ
地元の食品スーパーKの社長さんがお店の情報誌で
TPP問題に関して「何を信じたら良いのか」と発言していました

立場上 これまで
公の場では政治と宗教の話はしない方がよいと考えてきたが
日本の将来 特に大切な食に関することには
大手の新聞やテレビの情報を信じるのではなく
反対意見なども聞いて自分で判断して
きちんと発言しなければならないと思うようになったといいます

大震災後の原発事故でTPP問題はすっかり影が薄くなってしまいましたが
原発に関する情報操作という点では
社長さんの指摘する姿は一層重要になっているようです

不安や疑問に直接答えず
状況証拠から後追い的に情報を小出しする様子をみていると
マスコミで流れないネット情報やフリージャーナリストの見解の方が
正しいのではないかと思えてきます

少し前
震災直後に世界各国から救援隊がきてくれたのに
それに対して国としての正式な謝意が示されていないという指摘がありました
ラジオのコメンテーターが外務省に直接意見を出そうという呼びかけをして
リスナーが数多くメールを送ったようです
それを受けて外務省が世界に向けて謝意のメッセージを出したとか

世論調査とかアンケートとかを使われれて世論を操作される前に
直接意見をぶつけることが必要かもしれません

先日の新聞で
内閣府原子力委員会への意見が原発事故後急増している
という記事がありました(Aさひ新聞5月2日夕刊2面)

事故前から「原子力政策大綱」改定に際して意見を募る
ウェブサイトを開設していたそうですが
寄せられた意見の大半が「原発反対」とか

これからも意見募集は続けられるそうです
ウェブサイトはこちら http://www.aec.go.jp